バイオの故里から

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結核菌の細胞内取り込みをコードするDNA分子断片およびその使用

2006年11月10日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平10-507984 出願日 : 1997年8月6日
公表番号 : 特許公表2001-527383 公表日 : 2001年12月25日
出願人 : コーネル リサーチ ファンデーション インク. 外1名 発明者 : リレイ リー ダブリュ. 外1名

発明の名称 : 結核菌の細胞内取り込みをコードするDNA分子断片およびその使用



要約:

本発明は、哺乳動物細胞に侵入し、マクロファージ内で生存する能力を結核菌に付与するDNA分子に関する。本遺伝子断片にコードされるペプチド、蛋白質、またはポリペプチド(例、結核菌侵入蛋白質:Mcep)は、結核菌の感染を予防するためのワクチンに有用であり、またこれらのペプチド、蛋白質、またはポリペプチドに対して作製された抗体は、この生物体がすでに感染した哺乳動物の受動免疫に利用できる。これらのペプチド、蛋白質、ポリペプチド、および抗体は、組織または体液において結核菌を検出するための診断アッセイに利用できる。本発明のペプチド、蛋白質、またはポリペプチドは、様々な他の治療材料と結合して、細胞にこれらの材料を取り込ませるために哺乳動物、特にヒトに投与することができる。開示したアミノ酸配列に基づいて合成されたペプチドは、Mcepで観察される哺乳動物細胞による取り込み活性と同じ活性を示す。




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