バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

BDNF(脳由来神経栄養因子)等、神経栄養因子を有効成分として含有する肥満症治療剤

2006年11月29日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願平9-102480 出願日 : 1997年4月4日
公開番号 : 特許公開平10-279500 公開日 : 1998年10月20日
出願人 : 住友製薬株式会社 発明者 : 小野 道子 外1名

発明の名称 : 肥満症治療剤

【課題】新規な肥満症治療剤を提供する。
【解決手段】BDNF(脳由来神経栄養因子)等、神経栄養因子を有効成分として含有する肥満症治療剤。原発性肥満や症候性要因による肥満症を治療あるいは予防しうる。肥満症治療の主流である食事療法や運動療法、あるいは中枢興奮性薬剤と異なり、患者に負担をかけることなく肥満やそれに由来する疾病を治療しうる。

Introgen社 アデノウイルスの製造と精製の改良手法に関する広範な特許を取得

2006年11月29日 | NEWSクリッピング
米Introgen社は2006年11月22日、アデノウイルスの製造や精製の手法を広範にカバーする特許を取得したと発表した。今回、同社が取得したのは米国特許第7,125,706号「アデノウイルス・ベクターの製造、精製の改良法」で、同社が保有するアデノウイルス・ベクターの製造手法をカバーする2件の特許を補完する内容だという。日経BP Biotech.Japan 2006-11-27
【Introgen社Adenovirus関連US.Pat.】>> バイオ塾情報創庫2006-11-29

高度好熱菌由来タンパク質及びそれをコードする遺伝子

2006年11月29日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2001-116171 出願日 : 2001年2月23日
公開番号 : 特許公開2002-325574 公開日 : 2002年11月12日
出願人 : 理化学研究所 発明者 : 倉光 成紀 外1名

発明の名称 : 高度好熱菌由来タンパク質及びそれをコードする遺伝子

【課題】 高度好熱菌Thermus thermophillus HB8株のゲノム全塩基配列を決定した。
【解決手段】 該菌由来の特定のアミノ酸配列を有するタンパク質、該タンパク質をコードする塩基配列の遺伝子、これを含有するベクター、形質転換体、該形質転換体を培養し、得られる培養物から目的遺伝子の発現タンパク質を採取するタンパク質、例えば、リプレッサータンパク質として知られるLexAタンパク質、あるいは、プロトポルフィリンIXからプロトヘムを合成する酵素であるフェロケラターゼなどの製造法を提供する。

鋳型DNAの製造方法及びそれを用いた無細胞タンパク質合成系によるタンパク質の製造方法

2006年11月29日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2001-201356 出願日 : 2001年7月2日
公開番号 : 特許公開2003-9880 公開日 : 2003年1月14日
出願人 : 理化学研究所 発明者 : 元田 容子 外3名

発明の名称 : 鋳型DNAの製造方法及びそれを用いた無細胞タンパク質合成系によるタンパク質の製造方法

【課題】タンパク質を発現、精製するための鋳型DNAの効率の良い調製方法を提供すること。
【解決手段】タンパク質をコードする第1の二本鎖DNA断片と、該第1のDNA断片の5'末端領域と重複する配列を含む第2の二本鎖DNA断片と、該第1のDNA断片の3'末端領域と重複する配列を含む第3の二本鎖DNA断片と、該第2のDNA断片の5'末端領域にアニールするセンスプライマーと、及び該第3のDNA断片の3'末端領域にアニールするアンチセンスプライマーと、を接触させてポリメラーゼ連鎖反応(PCR)により直鎖状二本鎖DNAを増幅する方法において、該第2のDNA断片が遺伝子の転写及び翻訳を制御する配列を含み、該PCR溶液中における第2のDNA断片及び第3のDNA断片の濃度がそれぞれ、5~2500pmol/Lであることを特徴とするタンパク質合成用鋳型DNAの製造方法を提供する。

出願番号 : 特許出願2001-200676 出願日 : 2001年7月2日
公開番号 : 特許公開2003-9877 公開日 : 2003年1月14日
出願人 : 理化学研究所 発明者 : 元田 容子 外3名

発明の名称 : 鋳型DNAの製造方法及びそれを用いた無細胞タンパク質合成系によるタンパク質の製造方法

【課題】タンパク質を発現、精製するための鋳型DNAの効率の良い調製方法を提供すること。
【解決手段】タンパク質をコードする第1の二本鎖DNA断片と、該第1のDNA断片の5'末端領域と重複する配列を含む第2の二本鎖DNA断片と、該第1のDNA断片の3'末端領域と重複する配列を含む第3の二本鎖DNA断片と、該第2のDNA断片の5'末端領域にアニールするセンスプライマーと、及び該第3のDNA断片の3'末端領域にアニールするアンチセンスプライマーと、を接触させてポリメラーゼ連鎖反応(PCR)により直鎖状二本鎖DNAを増幅する方法において、該第2のDNA断片が遺伝子の転写及び翻訳を制御する配列を含み、該PCR溶液中における第2のDNA断片及び第3のDNA断片の濃度がそれぞれ、5~2500pmol/Lであることを特徴とするタンパク質合成用鋳型DNAの製造方法を提供する。

ダイゼイン資化によるエコール生成能を改善するための腸内細菌およびその利用

2006年11月29日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2005-376653 出願日 : 2005年12月27日
公開番号 : 特許公開2006-204296 公開日 : 2006年8月10日
出願人 : 独立行政法人食品総合研究所 発明者 : 田村 基

発明の名称 : ダイゼイン資化によるエコール生成能を改善するための腸内細菌およびその利用

【課題】本発明は、腸内でダイゼインを資化してエコールを生産するもしくは腸内細菌叢全体のエコール生産を向上させる能力を有する腸内細菌を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、ダイゼインを資化してエコールを生産する能力を有する、ヒトの腸内細菌(特に、Slackia属菌TM-30)および、腸内細菌叢全体のダイゼインを資化してエコールを生産をする能力を効果的に向上させる能力有する腸内細菌(Bifidobacterium adolescentis、Bifidobacterium breve)およびそれらの利用方法を提供する。エコール生産能を向上させるための方法であって、本発明の腸内細菌または組成物を、処置が必要とされる被験体に投与する工程を包含する方法もまた提供される。

コマモナス属遺伝子破壊株を用いたステロイド代謝産物の製造方法

2006年11月29日 | 菌類 細菌
【化1】の化合物の代謝関連遺伝子が破壊されたステロイド資化性コマモナス(Comamonas)属細菌を、培地中でステロイド化合物と接触させ、生成した式(1)の化合物又は類縁体を単離し、必要に応じてさらにそれらの誘導体を形成することを含む、式(1)の化合物又はその類縁体、あるいはそれらの誘導体を製造する方法。

出願番号 : 特許出願2006-57905 出願日 : 2006年3月3日
公開番号 : 特許公開2006-271380 公開日 : 2006年10月12日
出願人 : 独立行政法人理化学研究所 発明者 : 堀之内 正枝 外3名

発明の名称 : コマモナス属遺伝子破壊株を用いたステロイド代謝産物の製造方法

【課題】3-(2-カルボキシエチル)-4-メチル-2-シクロヘキセノン及びその類縁体の微生物学的生産を目的とする。

出願番号 : 特許出願2005-132887 出願日 : 2005年4月28日
公開番号 : 特許公開2006-191920 公開日 : 2006年7月27日
出願人 : 独立行政法人理化学研究所 発明者 : 堀之内 正枝 外2名

発明の名称 : コマモナス属遺伝子破壊株を用いたステロイド代謝産物の製造方法

【課題】 7aβ-メチル-1,5-ジオキソ-8aα-ヘキサヒドロインダン-4α-プロピオン酸又はその類縁体の微生物による生産を目的とする。
【解決手段】 7aβ-メチル-1,5-ジオキソ-8aα-ヘキサヒドロインダン-4α-プロピオン酸又はその類縁体の化合物又はその類縁体の代謝関連遺伝子が破壊されたステロイド資化性コマモナス(Comamonas)属細菌を、培地中でステロイド化合物と接触させ、生成した式(1)の化合物又はその類縁体を単離することを含む、式(1)の化合物又はその類縁体を製造する方法。

ホップ遺伝子およびその発現調節領域を含む単離精製された核酸

2006年11月29日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-175527 出願日 : 2006年6月26日
公開番号 : 特許公開2006-288401 公開日 : 2006年10月26日
出願人 : サッポロビール株式会社 発明者 : 岡田 行夫 外1名

発明の名称 : 遺伝子およびその発現調節領域を含む単離精製された核酸

【課題】ホップのルプリン腺毛において特異的に発現する遺伝子を含む単離精製された核酸を提供する。
【解決手段】ホップは雌雄異性であり、このうち雌性は球果を付け、この球果のルプリン腺毛にはビールに苦味や香りを付与する二次代謝産物が含有されている。また、この二次代謝産物の中には、薬効成分を有するものが含まれる。こうした有用な二次代謝産物の組成を遺伝子工学技術に基づき操作し、より有用な品種を育種するために、本発明はホップのルプリン腺毛において特異的に発現する遺伝子を含む単離精製された核酸を提供する。この核酸を用いることにより、形質転換技術や分子選抜技術等によるホップの新たな育種法を構築することが可能となる。また、本願はこのルプリン腺毛において遺伝子を特異的に発現させる転写調節領域を含む核酸を提供する。この核酸を用いてホップの品種改良を可能にすることもできる。

サッポロ 花粉症軽減ドリンク ホップ抽出物配合で1月発売

2006年11月29日 | NEWSクリッピング
 サッポロビールとサッポロ飲料は28日、花粉症の症状を軽減するホップ抽出物配合の清涼飲料水を来年1月15日に発売すると発表した。ペパーミントを加えた緑茶と、グレープフルーツ風味のエキスドリンクの2タイプを用意した。価格はともに170円で、サッポロ飲料が販売する。読売新聞2006-11-29

まだまだ延びる!日本女性の寿命、30年に88・5歳

2006年11月29日 | NEWSクリッピング
 2030年時点での平均寿命予測で、日本人女性が88・5歳と世界最長命を維持することを、世界保健機関(WHO)の研究者が医学系ニュースのホームページで発表した。
 厚生労働省によると、日本人女性の平均寿命は05年に85・49歳にまで延びたが、この延びはまだしばらく続きそうだ。読売新聞2006-11-28

牛乳成分「ラクトフェリン」に放射線障害防ぐ効果

2006年11月29日 | NEWSクリッピング
 牛乳や人間の母乳に含まれる「ラクトフェリン」という成分に、放射線を浴びた際に起きる放射線障害を防ぐ効果があることを、放射線医学総合研究所(放医研、千葉市)や石巻専修大(宮城県石巻市)などの研究チームが、マウスを使った実験で突き止めた。骨髄破壊に代表される放射線障害の予防や治療薬としての利用が期待できるという。読売新聞2006-11-28