Credo, quia absurdum.

旧「Mani_Mani」。ちょっと改名気分でしたので。主に映画、音楽、本について。ときどき日記。

パリ再訪記11 帰国~

2015-09-26 03:14:25 | パリ再訪記
9月22日(火)
パリを去る日がやってまいりまして
朝7時に退出ということで約束しておりまして、
寝坊したら大変じゃ、と思っていたせいか、
12時ころ寝たのに3時ころに起きてしまいW
どうも遠足の前日は眠れない体質のようです。

なので3時からぼちぼちと残りの荷造りをし、
部屋着をしまい、タオルをしまい、
シーツと布団カバーをクリーニングようの袋に入れ、
ガジェット充電キットをばらし、
ゴミ出しをし、、、

とやってても頑張っても5時^^;
まだ2時間はあるねえ。。
しかしうっかり二度寝して寝坊とかいうことも考えられるので
やばやば。
結局5時半くらいに引き払いました。

さらばいとしのアパルトマン。

***

5時半だと外は真っ暗
夜が明ける気配もありません。
がメトロはもう動いていて
お客さんも結構おりました。

朝は遅くまで暗いのに
それでもサマータイムを実施してるんだから
フランスの人には朝は暗いものなんでしょうね。

メトロでオペラまで出て、
ロワシーバスの乗り場へスーツケースをごろごろひっぱっていく。
朝早いとはいえ同じようにごろごろ引っ張っている人が集まってきます。

ロワシーバスは空港行きの場合はどうやら運転手さんからチケットを買うようです。
ほかのところでも買えるのかなあ?
11ユーロと聞いてましたが、一応確認して
「おんずうーろ?」
ときくと
「おんずうーろ!」
と帰ってきました。

初めてパリで2より大きい数字を口にしましたw

****

ロワシーバスは夜の(朝だけど)パリをひた走り
すぐに郊外の高速道路に。
すぐに郊外になるところが東京とはちがいますね。

で道も混んでなく快調に飛ばして、
なんと1時間かからず空港についてしまいました。

ターミナル2はそれぞれ2Aとか2Cとかターミナルごとに止まっておろしてくれました。
行きはターミナル2Fと2Eの間にしか乗り場はないので、ちょと違いますね。

空港もまだ夜


つうことで7時前には空港におりましたが、
フライトは11:45^^;
あまりにも時間があるので、Paulでコーヒーとパンオショコラでくつろいだり
喫煙したり(喫煙は空港のそとにちょっとでたとこです)
外には随所に吸い殻入れがあるのがCDGですね~

ぱんおしょこら


アエロフロートのカウンターはまだだれもいませんが、
中国人風の家族はもう並んでいました。
辛抱強いなあ

だれもいなーい


なんだかんだと2時間をぼおっと過ごし、
9時15分くらいにようやくカウンターが開く気配がしてきたので
ならぶ。

チェックインの時は英語でしたが、実になんとなくのりきり、
window or aisleと聞こえたような気がしたのでwindow!
荷物を載せろといったように気がしたのでどすん!
て感じです。
なんか言語を理解した気がしない。。

ちぇっくいん!


***

そこからまた2時間暇なんですけどw
この調子で書いていくと非常に怠惰な長文になるので端折ることにいたします(笑)

CDGからモスクワシェレメチェヴォ空港までは3時間くらい。
搭乗したらいきなりワタシの席におっさんが座っており・・
そーりー、めいびーでぃすいずまいしーと」とか適当なことを言ったら
なんだこいつは?俺は間違っていないぞてきな顔をするおっさん
むか~(結局おっさんがまちがえておりましたがね)

シェレメチェヴォ着


シェレメチェヴォでは例によって喫煙不可なので、
次の搭乗口近辺のベンチに腰を落ち着けて持っていた『ソラリス』をガン読みしました。
ロシアでソラリス読むというのも一興です。

隣のベンチに中国人らしき変えわいい少女さんがちょろちょろ座ったりたったりしながらこちらをちらちらみて可愛かったです(何を言ってる)

シェレメチェヴォは夕方





シェレメチェヴォから成田へは現地時間19時発で
成田着は10時35分。
夜を飛び越していくですね。

飛行機はなんどシステム不具合であの究極暇つぶしグッズである
座席のTV画面?が使えず!!
9時間ほどのフライトは超絶ひまでした。
大体は今どこを飛んでるかな的な地図?がでるのでそれをながめてロマンに浸るんですね。
おお~いまウラル山脈を越えてるか~とか
中国大陸だ~とか

で疲れてくるとミュージックビデオを見てコリをほぐす、と。

てなことができないので
しかたがないまた『ソラリス』を読みまして


・・端折りますw


窓の外はみるみる夜が明けてきたんですが
疲労はピーク^^;
飛行機のなかで基本眠れないので、ひたすら消耗しながら起きておりましたが、
あと3時間、あと2時間半。あと2時間^^;と耐えて、
ようやく成田に到着。

いやーこんなに疲れたのは条件が悪かったのか
もう年なのか(後者濃厚)


成田は晴れで、降り立ったときにむわあっと湿気が感じられました
いや日本に帰ってきた感があり。
そして不思議なことに?空港内の表示がすべて日本語で書いてある!!^^;
アナウンスも日本語で、理解できる~
いや、不思議だ。言語というのは実に不思議だ。。


入国審査は実にあっけなく終わり
荷物を受け取るだけとなり、荷物着きますように~と祈ったんですが、
あのターンテーブル?に連絡用のスーツケースがぐるぐるまわっておりまして、
そこに名前を書きだした紙が貼ってある。
「ここに名前のある方は地t上職員にご連絡ください」と
で、しっかりワタシの名前が書いてあるではありませんか・・・・
・・・・・
これは荷物届かなかったなorz

ということで案の定、モスクワに置き去りになってますので
翌日の同じ便で運んできますとのこと。
がく~ん

でもまあ宅配便で運んでくれるというので、
考えようによっては持ち帰らなくて済んで楽だったかもw
翌日無事荷物が送られてきたのでそう思うんですけどね。。

****

成田で借りていたwi-fiルータを返却し、ユーロを円に換え、
なぜかコーラが強烈に飲みたくなり1本飲み、
喫煙もし、
やっと一息。

すでに24時間くらい寝てないので、さっさと帰ることにしました。

スカイライナーのチケットを買い、一路東京へ
日暮里で山手線に乗り換えたところで、
うわ、街が変だ、でかい、建物が雑多すぎる!?!?
とすごい違和感がありました。
大きい建物はとにかく大きくてびっくりしました。
それに山手線けっこう乗車時間長いというか、駅間が長く、
これを日常使っていたのかとなんか驚きでした。

違和感といえば久々に見た日本のお金。
100円玉がみょうにでかく
千円札も妙にでかい

2週間弱なのにこんなにも人は環境に順応してしまうのだなあ・・・・・

*****


9月23日の帰宅後はとりあえず風呂沸かして入りました
いや~~日本の風呂だ~~~!
的な。

でそのまま寝て、
翌日24日は調整日と称して級かをとっていたんですが、
いや大正解、
フライト疲れと時差ボケとで、24日はほぼ一日中寝てました。
メシも食わず。

はれて久々に米のメシを食べたのは25日の昼でした。



ということで、パリ再訪記はたぶん終了です。
なにか思い出したらまた書くかもしれません。
ご清聴ありがとうございました~

(日本の写真がないね・・)
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パリ再訪記10 最後の日だけど適当に

2015-09-22 04:02:24 | パリ再訪記
9月21日(月)
実質パリ最後の日となりました。
が、例によってお昼まで寝ておりまして、
例によってアパルトマン前のカフェにてブランチといきました。

オムレットをたのんだらこちらはまあ1人前というボリュームでした。
でも卵3個は使ってそうな・・・

食後は、そうだなあ、今回ノートルダム大聖堂の中を見てないよなあと思い、
バスでノートルダム前まで。

モンジュ通りから出発


午後2時くらいでしたか、聖堂内に入るのにまた長い行列ができていました。
進むスピードは速かったのでよかったです。



やっぱりノートルダムはでかいです。
回廊の天井の交差リヴ・ヴォールト(覚えた)の美しさに見とれていると
身廊はそこよりもさらに天井が高いので、
圧倒されるとしかいいようがありません。



写真にするとそんなに感じないですけどね。

今回は宝物殿というところにも入ってみました。
5ユーロ。
話ではイエスが受難の時につけていたいばらの冠があるということでしたが、
う~ん、みあたらなかったなあ。

燦然と輝く宝物


誰かの骨もある・・


いわくありそうな衣服(受難の際つけていたものかも?)


解説がフランス語なのでわからん・・・

前回の時はただ内部を見れるだけでしたが、
今回は入口でガイドブックを売っていたり(日本語アリ2ユーロ)
案内所のようなものができていたり、
見学「順路」的な流れがあったりと、
観光名所対応してました。
6年たつといろいろ変るもんですね。

最初はこんなんだったのが・・・


こうなったんですね


薔薇窓とかを堪能しつつ


ノートルダムよさようなら。


クリプトに行こうと思ったら今日は閉まっていました。

****

またバスに乗りgare de l'estに出て、
そこからバスを乗り継いでモンマルトルに近いところまで行きました。

バス降りたところのサント・トリニテ教会。でかい。


目的地はギュスターヴ・モロー美術館。
モローの家とアトリエがそのまま美術館になってます。
ここに住んでたのか~
広くていいなあ。



3階(日本式の4階)まで展示があり、
もう所狭しとモローの絵が展示してあります。

所狭し


モローの居間や書斎も残されています。


2階と3階がアトリエだったのかな
贅沢な感じ。

そしてモローといえばこれでしょう。



****

すぐ近くにショパンが住んだ家があるということなので
行ってみたんですが、ちょっとどこだかわからなかった。

まあいいか。

ノートルダム大聖堂にもモロー美術館にも
入口に日本語の表示がありました。
少数言語である日本語がこうも表示されているのは、
これまでの日本の世界での位置というか
経済力を考えざるを得ません。

ある面では非常に恵まれた民族であるのかもしれませんし、
それがこれからどう変わっていくのかも考えざるを得ませんですね。

帰り道にあった教会。
名前がわからん


****

明日は帰国なので、荷造りと部屋の清掃をせねば
ということで午後5時ころには帰路に着きました。

とはいっても最後の夕方カフェは欠かさず。

昨日のブレーカー落ち事件は、
お湯のタンクの故障ということになり、明日交換で、
今日はお湯が使えないというハプニングはありましたが。

ハプニングといえば、カフェ後アパルトマンの階段を上がっているときに
上から二人のフランス人が降りてきて、
うが~~っとフランス語でまくしたてられ、
???という顔をしていると
「ついてこい」
と身振りでいうではありませんか。。

なんだよお?えー?と思ったが
一所懸命英語で何かを説明しようとするので、ついていきました。
が、幸いにもほかのフレンチ住民が昇ってきて、
その人と話をして、ワタシはお役御免となりました。
なんだかなあ。
トラブルに巻き込まれずに済んだのかも。。。。

コントレスカルプ広場よさらば



さてささやかにラストディナーatまいるーむを楽しんで
早く寝ると致します。

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パリ再訪記9 大詰めなれど無計画にうろうろ・・

2015-09-21 05:48:00 | パリ再訪記
9月20日(日)
昨日と今日はえーとヨーロッパ文化遺産の日?だっけ?
にあたっているので、
普段は見られない官公庁の建物とかもろもろ見学できるということなんだけど、
対象の建物がすごくたくさんあるのね。
で、普段は公開していないからガイドブックには載っていないわけで、
どの建物がどういう由来なり様式なりなんなりということがわからないと
ターゲットしぼりようがないのよね。。。

ということで、特段特別な建物にはいきませんでした。
もったいない気もするけど、ガイドブックに載っているところだけでも
まったく回りきれないので
まあいいか。

しゅっぱーつ


****

今日一発目はなんとなくクリュニー美術館へ。
クリュニー美術館は文化遺産の日?の公開対象になっていて
まあ普段から公開はしてるんだけどどうやらこの日は無料らしく、
ノーチェックで入れました
いや荷物チェックはありました。

14世紀の館だそうな


前回もここ行ったんだけど、中世なものに弱いワタシは
また吸い寄せられてしまいました。

内部はすっかり改装されていて、美術館らしくなってました。
好みとしては中世の館の内部をみせていた前のほうが好きだけどな~
ちょい残念。

展示は見覚えのある物がいっぱいで(そりゃそうだ)
でもすこし整理されていたかも

しかし中世だ・・・




目玉の「貴婦人と一角獣」は、確か記憶では前は
フロアだったか部屋が二つに分かれていて
全部をいっぺんに観ることはできなかったと思ったんだけど、
今回は一つの部屋にタペストリーが収まっていました。






ほかにはノートルダム大聖堂の彫像の首(革命のとき落とされたもの)とか・・


とことん中世的な・・


うーむ










・・・・・・・・・

****

・・・と、中世の雰囲気に圧倒された後は
美術館近くに出ていた屋台でご飯を。
なにやら肉と野菜をぐつぐつ煮ていて、
それをバゲットに挟んだものを売っている。
煮物?は久しぶりなので食べてみたくなりました。

これまた例によって2食分のボリュームが・・・


おなかがいっぱいになったところで、てくてく歩いて
サン・シュルピス教会に行きました。
でかい教会です。
1646年に建てはじめ1745年に一応の完成を見たということで、
100年がかり。。。



この教会は『ダ・ヴィンチ・コード』の主要舞台になったそうです。
小説も映画も観てないけど。



よく調べなかったんですが、
日曜はオルガン演奏があるということらしいです。
聴き逃したな・・・・

****

サン・シュルピス教会を後にし、
教会前にあるカフェで一息・・
と思ったが、
すぐそこにお土産を買おうと思っていたショコラティエがあるではないですか!
高級店なので、すこし外から内部の様子をうかがって
集中力を高めw
いざ突撃。

店内は整然と商品がディスプレイされていて
緊張感あふれながらも選びやすかったです。

選びやすいんで、これとこれとこれ、
てすぐに決めて買いましたが、
あとから考えると目玉が飛び出るほど高かったです!!!
チョコレートにこの値段??????的なね。

****

一仕事終えたのでカフェで弛緩~~
~~~~の後は「奇跡のメダイ教会」に行きました。

奇跡のメダイを手に入れるためです。お土産に。
という実利的なこと丸出しでいくのもあれですので
礼拝堂で礼拝もいたします。



礼拝堂ではまさになにやらなにかの儀式の最中(なんのことやら)
人もたくさんいました。
聖母マリアのお告げを受けたという
聖カタリーナの遺体が腐らずに眠っている場所ということで、
小さな教会ですが人がたくさん訪れるそうです。


次は教会からほど近い(と思ったがそんなには近くなかった^^;)
ロダン美術館まで歩きました。

いい感じに外装がぼろくなってるアパルトマンなどを見ながら↓


このへんかな?と思い、角を曲がると、
長蛇の列
でした。
ロダンてこんなに人気があるのかな?

ロダンだろ?(回文)

ということで、彫刻みました。
上野の美術館にもあるけど考える人とか地獄の門とか
18世紀の邸宅「ビロン館」が美術館になってるんだけど
例によってい邸宅の内部は見せない美術館仕様で
なんかもったいない。







展示は屋内と庭園にあって、庭園では子供が遊んでる中
いかめしい彫刻があっていい感じです。
背景にアンヴァリッドやエッフェル塔が見えるのもいいですね。



ブティックで「考える人Tシャツ」売ってて、すごい欲しかったが
我慢してしまった。
買えばよかったかな。。。


エッフェル塔~


****

ところで、今朝
部屋のブレーカーが落ちました。
トイレの電気をつけようとしたらつかなくて、
あれへんだな?と思ったらメインブレーカー落ちてました。

小さい分岐ブレーカーを全部オフにしたら
メインブレーカーをオンにできたので、
分岐ブレーカーを端からひとつずつ上げていくと、
最後の分岐ブレーカーをあげたところでバシン!とメインブレーカーが落ちました。

特にでかいものは使ってないし
何をしたら落ちたということもないので、
漏電か分岐ブレーカーの故障ではないかしら?

つうことでアパルトマンを借りているところの担当者さまに電話連絡。
今回初パリでの通話でした。

端っこの分岐ブレーカーがどこの回路なのかいまいちわからず
そこを落としていても電灯やモデムやガジェットつないでるコンセントは生きているので、
とりあえず支障はないです。

明後日には退出だしね。


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パリ再訪記8 完全オフ

2015-09-20 03:36:33 | パリ再訪記
プロヴァン疲れか、翌9月19日(土)は昼まで寝ていました。
まあいつもの土曜日と同じですね(笑)

寝ているのがもったいないいい天気でありまして^^;
そういう日はまたカフェ日和
ということで、疲労回復まったり日とすることにいたしました。

まずはおひるごはんということで
またまたエッグベネディクトを食す。
なんか気に入った。


ここで小一時間過ごし、陽がさんさんと降って日焼け感あり。。

カフェ前で携帯?ピアノで演奏を披露するおじさん


ごはんのあとは、夕ご飯の買い出しにムフタール通りをてくてく。
途中にあるフロマジュリーでそうだお土産にチーズを買おうかなと。
どうか店員さんがやさしいおねえさんでありますように・・・

・・・おじさんでしたorz

まあ気のよさそうな老人といっていい
やせた人でした。
すぶにーる ぷーる ま ふぁみーゆ!
と言ったら理解してくれまして、
たぶんカンタルというハードタイプのものを勧めてくれました。
ウオッシュタイプがいいかなーとも思ったんですが、
せっかくなのでこれにしてみました。

店を出てちょっと歩くとまたフロマージュリーがあるじゃん。
外から様子をうかがって、今度は優しそうなマダムがw
ということでまた入り、今度はbrebisというものを買ってみました。
これは羊の乳のチーズだそうですよ。
食べたことないね~

これを持ち帰るのは大丈夫かな~と思いつつ、
とりあえず冷蔵。

てくてく


さてチーズを攻略?して次のステージへ
ムフタール通りの坂の下のほうに以前通ったフランプリがあるので行ってみることに。
普通のスーパーですが。

フランプリ、改装されてきれいになってました。
レジも前は二つしかなかったのに5つくらいある。

サラダ菜のパック(あれねサラダ用にばらばらになってるやつね)
洋梨2個
牛乳1リットル
フルーツジュース1リットル

生ハムとチーズは買い置きがあるので、
残りの日程それらで過ごす予定。

てくてく


この楽器はなんというのか


ムフタール通り


散歩がてらだらだらとアパルトマンまで歩き、
すぐ下にあるパン屋さんでまたもやバゲットとクロワッサンを買い、
一息。

しばらく休憩したところで午後6時。
またまたカフェへ出かけ(今度は別のカフェ)
カフェ・クレームで2時間くらいスマホいじってました。

夕方から夜は一人でコーヒー飲んでるような奴はおらず、
大体はカップルや仲間といっしょにみな酒を飲んでますね~
いいなー酒飲めて。

ということで帰ってきてバゲットかじりながらブログを書いてます。

明日明後日と天気がいい予報なので、
最後のパリうろうろを決めたいと思います。

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パリ再訪記7 中世都市プロヴァンをうろうろ

2015-09-19 18:01:28 | パリ再訪記
天気予報が「晴れ時々雨一時雷雨」みたいな
よくわからない状態でしたが、
たぶん大丈夫だろうと勝手に思い、
中世の街並みが残る世界遺産Provinsに足を延ばしてみました。

プロヴァンはパリGare de l'estからSNCFのプロヴァン行transilienで
東へ1時間20分くらい。
今回は一番遠出ですね~

バスでGare de l'estに出て、駅でチケットを買うんですが、
例によってどの券売機かまずはわからない。
駅にはいったところに数台おいてある券売機で、これかな?といじってみたんですが、
どうやってもプロヴァンという行き先が出てこない。

これは券売機が違うんだろう。TGVとかTERとかいろいろあるからよくわからん。。

違う券売機を探したんですが、何種類かあるのでう~~ん
となっているうちに、列車の発車時刻が迫ってくる
うむむむと思ったところに目に飛び込んできたのは
おなじみの緑色の券売機!
たぶんこれだ!

ということで無事発車の15分前くらいに買えました。
プロヴァン行のチケット。
おかげで駅構内の写真を撮る余裕がありませんでした(T_T)

チケットは乗る前に刻印しなければならないとガイドブックに書いてあったのですが、
transilienはメトロと同じ改札があったので、
そこを通せばいいんだと思います。

(帰り、プロヴァンから乗るときは、改札はないので刻印機でがちゃんとやりました)

東駅


トランジリアンに乗ります


***

8:46発の電車でしたので10:10ころにプロヴァンにつきました
途中、パリの密集した町からだんだん戸建て住宅が多くなり、
それもどんどん畑に代わって行って、とうとう見渡す限り農地に

いやー田舎だなあ

途中駅の周辺には若干民家や工場などがあるけど
あとは農地
こんだけ広いところをどうやって耕作してるんだろうと不思議です。

とか思っているうちに、まだプロヴァンより手前の駅でしたが、
停車後発車したらいきなり逆方向に走り出し、
えええまさかの逆戻り???と死ぬほどびっくりしましたが
結果的にはあれでしたスイッチバックっていうんですかね?
後ろ向きに走っていき無事プロヴァンに着きましたよ
あーよかった。

プロヴァンの駅

***

さて、プロヴァンの最初の難関は、観光ガイド(パンフレット)をもらうこと、
であります。
日本語のもあります。

観光ガイドはいくつかの場所でもらえるんですが、
その場所にたどり着くのが大変。

実はネットで観光ガイドをダウンロードできるんですけど、
すごい大判の紙のものをそのままpdfにしてるんで、
印刷しても画面で見ても細かすぎて使えないんですね。

でも、それでも一度ネットでガイドと地図を見ておくことが重要です。
なにしろ主だった遺構まで駅から徒歩15分くらいで
途中案内板や標識はあるものの妙に不明瞭かつ中途半端なので、
事前に大体の道のりを覚えておかないと、
とてもじゃないけどたどり着けません。

googlemapとかで道は判るんですけど、
mapにはガイドをもらえる場所は載ってないですからね^^;

新市街を迷う(けどきれい)




ということで、だいぶ悩みながらなんとか観光案内所にたどり着きました。
途中泣きそうになりながら、グーグルマップみながらという感じでw
しかもあろうことかそのオフィスは、駅からは
市街地をまるまる越えた反対側(西側)のはずれにあるんです。
なんで駅のそばに作らん??

門を出ると・・


観光案内所あり


***

もう観光案内所につくまでで一仕事終えた気分でありましたが、気を取り直し、
この時のために練習していたフランス語で挑みました。
アヴェ ヴ ユヌ ブロシュール アン ジャポン?
かみかみでしたが通じました。

無事日本語の観光ガイドを手に入れたら次は
PASS Provinsを買いました。
4か所の建造物に入れるパスですね。
買うときにいろいろ説明してくれるんですが、
こちらは英語でプリーズといいました^^;

このパスは観光案内所のほかに、セザール塔、グランジュオディームで買えるみたいです。
たぶんそこで観光ガイドも入手できるんだと思います。

***

まずは高いところ!ということで
最初にセザール塔にのぼりました。
12世紀の建築ということです。
石を積んで作られた塔の内部は暗く狭く、
中世気分炸裂です。

セザール塔


階段も最上階へむかってどんどん狭くなり
心細い感じ。
最上階は木で組んだ小屋組みと鐘台があり。。
鐘の周りを巡る通路は細くてうっかりすると外に落っこちてしまいそうで
また泣きそうになりました。



高いよお


高いところにすぐ上るんですけど
昇ってから自分は高所恐怖症だったと思いだすのです。


高所恐怖を味わったのち、ちょうどお昼になったので
旧市街の中心にあるシャテル広場にいくつかあるレストランを物色。
メニューはあいかわらず難関だなあ。。
ということでメニュー的に攻略できそうなガレット屋さんに突撃。
卵とベーコンとチーズのガレットをいただきました。

1枚でおなかいっぱいです。


お昼のあとは、セザール塔近くの教会へ
サン・キリアス参事会管理聖堂という変な名前の教会ですが
なかなか古めかしく重厚。
12世紀に建築されたが、予算がなくなり
未完成なんだそうです。。

教会


次は「プロヴァン市およびプロヴァン市民博物館」というところへ。
調度品や彫刻、日常品や絵画など雑多に中世グッズが展示されています。



その後市街をてくてく歩き、門から城壁の外に出て
城壁に沿ってぐるっと歩きました。
昔から城壁とか石垣とかお濠とかが妙に好きで(笑)
大変刺激的であります。

旧市街





城壁♡



しかるのち再び城壁内に戻り、
今度はグランジェ・オ・ディームへ。
「10分の1納税小屋」と呼ばれることもあるここは
中世の生活を人形とかで再現というかリアルに展示してます。
日本にもよくあるよねえこういう展示。



グランジェ・オ・ディームはなぜか開場が14時だったのです。
なぜ遅い?
ここの受付のお姉さんが中世コスしてたので、思わず
あなたのコス、トレビやんですねとか言ってしまったw


で、と。
次は4つ目の施設「地下道と施療院」ですが、
これはガイド付きでないと入れないそうで、
PassProvinsを買うときに時間を指定されます。
これが15:45だったので時間がありあまるわけです。

で旧市街を街並みを楽しみながら歩くんですが、
中世の街並みといっても、もちろん道はアスファルト舗装されているし
車はがんがんに駐車してるし、それほど中世な感じがしないです。
家は補修されているものもあれば、だいぶくたびれているものもあり
くたびれているほうは実に中世です。






ちなみに貸家が出ていました。
1軒別荘にいかがでしょうか?


てなことを考えているうちにへとへとになったので
広場のベンチで休憩。

ぼーっとしているうちに無事15:45になり
地下道と施療院へ。
お客さんは25名くらいで、ガイドさんに連れられて行く感じです。

ガイドさんはフランス語ですので
話す内容は完全にアウェイwで、ちんぷんかんぷんとはこのことだな。
なので適当にうなずきながら、連れられて地下の迷路を歩きました。
いや迷路じゃないんだけど、これははぐれたら一人では生還できないレベル。。
ガイド付きな理由がわかりました。



こういうところで「施療」て健康的なんだろうか??と思いましたが、
貧民や物乞いを収容するところだったそうです。
う~む


施療院はちょうど旧市街の東のほう、
駅に近いほうだったので、見終わったらとっとと帰ることにしました。
疲れたし。

一日仕事ですが、感じとしてはそんなに朝早く行く必要はないかも。
施設に入れる時刻が意外と遅いし、
旧市街を見て回ってもそんなに時間はかからないので、
お昼まえに着くくらいでいいんじゃないかしら?


駅に向かう途中で雨が降ってきた~
ということで、先日買った質実剛健傘を初使用。
よくみるとそんなに剛健な傘ではありませんでした(笑)
骨が細い・・・

****

またまた駅まで若干迷いながらなんとか到着

1台しかない緑色の券売機ですが、
操作するとメカニカルプロブレムで受け付けませんて出る(T_T)
幸い窓口がある駅でしたが
不幸にも窓口は閉まっている。。。

どうなるかねえ?と思いながら窓口に並んでいると
しばらくして窓口が開き、きれいなマダムがすわっておりました
ああよかった。

駅で電車を45分待ちました^^;
1時間に1本なのでしかたがない。

チケットをがちゃんと刻印し、
無事電車が定刻に発車し、これでパリまで安泰だ。
と、思っていたのですが・・・
gare do l'estまであと30分くらいというところで、
列車は突然止まるはずのない駅に止まり、
またまた緊急な感じのアナウンスが。。

例によって状況がさっぱりわからんのですが、ホームに出てタバコ吸う人とかもいて
なにやら長期戦の様子。
とりあえず車内で様子見ましたが、結局そこに30分くらい止まってました。

動き出す前に車内アナウンスがありまして、
それをきいてお客さんたちが歓声を上げていたので
ああ、動き出すんだなと。

30分で済んでよかったです。


gare de l'estについたら早速トイレに。
ここのトイレは有料(1ユーロ)なんですが
有料な割にはきれいじゃないなあ・・・・

ということで、プロヴァンいってへとへとな巻でした。
へとへとなので帰りの写真がない・・・

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パリ再訪記6 A Night at the Opera

2015-09-18 07:44:34 | パリ再訪記
疲れがたまってきた上に
深夜までブログを書いてる(笑)ので、
今日は昼間は完全オフにしちゃいました。
贅沢~

昼まで寝て、おきて買い置きのクロワッサンとチーズを食べ、
目の前のコントレスカルプ広場のカフェでのんびり。
ちょっと寒かったけど。
18度くらいじゃないかな。

今日でParis Visitが5日目なので、
明日以降の分を買いにメトロの駅へ行き、
戻りがてらパン屋さんでクロワッサンを買い(クロワッサンうまいね~)
アパルトマンに戻ってからは早速二度寝(笑)

むくっと起きたら午後6時でした
(どんだけつかれてんねんw)

さて大変だ、今日はオペラ座ガルニエでオペラ観劇よ!
わたわたとメトロ駅に向かうのでした。

*****

さてオペラ座つきましたー

過剰に絢爛豪華よね~

いやー

舞台~


今日の演目はラモーのオペラ「プラテー」です。
オケはマルク・ミンコフスキ率いるグルノーブル・ルーヴル宮音楽隊。
演出はローレント・ペイリー(英語読み)
バロックオペラを満喫です。

演出についてはどこでネタバレになるかわからんので触れませんw
が、だいぶユニークなものでした。
自由で結構お客を楽しませることを考えた演出で、
とても、とっても面白かったです。

残念ながら言葉がわからんので、これでも5割くらいの楽しみなんだろうと思うと
ちょっと残念ですが。

演奏もきびきびとした発音で、
広い会場をよく響かせていましたねー
速いはやーいパッセージを一糸乱れぬ結束で弾きぬける弦のみなさんすばらしいねえ

ラ・フォリー役のジュリー・フックス(と読むのかな?)さん(ソプラノ)は
長いソロがあるんだけど、実にすばらしかった
曲が完全に身についていて、のびやかで楽しそうでした。
カーテンコールでも彼女は大歓声を浴びてましたね。

****

プログラムを事前にネットで購入して
バウチャーをプリントアウトして持ってきたんですが、
どこでもらえるんだろう?と心配でしたが、入口すぐにプログラム売ってて
そこのおっさん(優しい)に見せたらプログラムを渡してもらえました。
148ページの立派なプログラム12ユーロでした。
いい記念です。

そうそう、オペラ座で観劇で感激するところはwですね、
あの豪華絢爛な正面から入場できることですね。
昼間見学のときは裏から入るのでこれは気分が違いますです。

それと、前回見学に来たときは舞台照明の仕込みかなんかで劇場内が真っ暗で
あのシャガールの天井画を見ることができなかったんですが、
いやーとうとう見ましたよシャガール!



****

席はカテゴリー3の1階桟敷席?だったかな?
で、舞台の左端はちょっと見えないなーという席でした。


↑こんなかんじのボックス席で、狭い空間に椅子が9個。
固定椅子じゃなくて普通に椅子がぽんぽんと。

ふつーに椅子


せっかく行くのだからけちらずにアリーナ席にすればよかったなーとも思うんですが、
ボックス席に座る経験もなかなかいいもんではありますね。

この奥に席がある


隣の席に台湾からきたというご夫婦がいて、
ご夫婦席が離れてしまっていたので席を代わってあげたんだけど、
休憩のときに帰ってしまったみたい。

というわけで、
すばらしいオペラ座の夜でした。
また来たいなー


コメント (2)
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パリ再訪記5 いろいろあったがマーラー!

2015-09-17 08:04:05 | パリ再訪記
9月16日(水)は朝から雨
晴れ男もここまでか・・

今日のメインは、新しくできたコンサートホール
フィルハーモニー・ド・パリでマーラーを聴く!
というやつなんですけど、
それは夜の公演なので、昼間はどおすっかな?

ということで、前回行かなかったオルセー美術館と
前回行ったんですが改修中で閉まっていたピカソ美術館に行きました。。
が、いろいろありましたね~w

***

オルセー美術館は若干不便なところにあり、
バスを乗り継いでいくか、メトロを乗り継いでいくかと悩み、
雨なのでぬれないメトロでいこうと思いました。

ミュゼドルセーという駅はあるんですがRERの駅で、大概乗り換えがとても大変なので、
オルセーの裏側に近いソルフェリーノというメトロ駅があるので
そこから行こうかと・・思ったんですが。。



アパルトマン近くのカルディナル・ルモワルからセーヴル・バビロンに出て
12号線に乗り換えてすぐ
なんですけど、
カルディナル・ルモワルから二つ目のクリュニー・ラ・ソルボンヌについたところで、
突然焦ったような車内アナウンスが!
何事だ??と思ったら、車内の乗客が全員電車を降りていくではありませんか、、

なにがおこったのかまったくわかりませんけど^^;
ワタシも当然一緒に降りて様子を伺いました。
降りた人々のうち、出口へ向かう人半分、ホームに残る人半分て感じ・・・
野生の勘でメトロはあきらめたほうがいいと思い、
かつその駅はオルセーに行くバスにちょうど乗りやすいところだったので、
外に出て雨ざんざかの中バスを待ちました。


そんなこんなでようやくたどり着いたオルセー美術館。
雨でも長蛇の列。しかも列のなか怪しげな黒人さんが
傘を売り歩いている。5ユーロだそうだ。



例によって周囲をよく観察すると、
別の入り口にも人が向かっているので、
あれがパス持ってる人の入り口だろう
ということで無事そこから入れました。

セキュリティチェックを経て中へ。


見た感じ狭いかなという印象ですが、実際のところは結構幅があり、
じっくり見たら半日くらいかかりますね。
近代の絵画、彫刻、装飾などをふんだんに見ることができるので
ゴッホとかドガとかセザンヌとかルノアールとかそういうあたりが好きな人はたまらんと思います。

こんな感じで




ベルト・モリゾ!


ワタシ的には、比較的印象派にスペースを割いている感じがあるのがツボ。
プログレアルバムのジャケットみたいな絵がツボ(笑)



あとはアール・ヌーヴォーのコーナーもあり、
これは主に家具や建具の工芸デザインものが中心なのが面白かったです。



0階は入り口から奥にむかって床がだんだん高くなっていて、
こまめに階段とか昇るんですけど、
昨日のヴェルサイユ疲れが残っていて足がよれよれしちゃいました。
展示は0階と2階と5階にあり、
2階に昇ったところで、いやこれ5階まで登れるんかいなワシ・・となりましたが、
幸運にも5階まではエスカレーターがありました
(助かった!)

思うにパリ観光は、年を取りすぎてからはちょっと辛いかも。
メトロや美術館は無慈悲に階段が多いですし、
ノートルダム大聖堂や凱旋門など、昇る系の名所の階段は
それはそれは無慈悲だもんね・・・・

***

さてややへとへとになりながらオルセーを後にし、
次は。。

と思って外に出たところで、はたと気づく
持っていた傘が・・ない・・

あれだ、セキュリティチェックのところにおいてきたんだ。。
しかたなくまたパス用の入り口から入場
セキュリティチェックのところにいるこわもてのおっさんにきいてみる
「私の傘はありませんか?ここにおきっぱなしにしたんです」
おっさん
「かさ?知らんね」
けんもほろろ(T_T)

致し方ないので、すごすごと退散。。
ああ、ワタシの傘、傘よ傘よ、お前のことは忘れないよ(T_T)

幸いにも雨は小降りなんで今のうちにメトロの駅まで行こう。
しかし今日は夜もあるしどっかで傘買わないとやばいよね~
う~ん、どこで傘買えるんだろう??
先ほど長蛇の列で傘売ってたよなあ怪しいよなあw

と悩みながら歩いていると、
オルセー裏のいわゆるお土産屋さん的なケバイお店の店先に
傘が並んでいるではないですか(笑)
しかもケバイお店な割に質実剛健な感じの折りたたみ傘がある(笑)
そして5ユーロと書いてある。
う~~む、長蛇の列の傘と同じ値段か・・・・

ということで買いましたとも
質実剛健な折りたたみ傘5ユーロを
二人の可愛いマドモアゼルが働くお店で。

****

傘問題があっさり解決したので
気を取り直してピカソ美術館に。
ソルフェリーノからコンコルド乗り換えのサン・ポールへ。
雨の日はメトロね。

サン・ポールからマレ地区へ歩いていくと
あ、そうだ、ファラフェルを食べなければ、と思い出し
前回も行きましたが有名店ラス・デュ・ファラフェルでテイクアウト。
前回は5ユーロだったけど、今回は6ユーロでした。。



見た目よりぼりゅーみーで超おなか一杯になり
(パリのおひるごはんは大概2食分あるよね・・)
元気が出たところでピカソ美術館。
閉館の1時間前で時間があまりないけれど。。

ピカソ美術館は残念ながらミュージアム・パスは使えないということなので
チケットを買って入場。
ガイドブックには11ユーロと書いてあったが
9ユーロでした。なぜだろう?

サレ館という17世紀の館を改造して美術館にしているので
内装とかも楽しみではあったんですが、
内装のほうはすっかり美術館仕様になっていて、
ぜんぜん17世紀のものは目に触れません。
わずかに入場後にある階段が館ちっくです。

サレ館


ピカソの絵は幼少のころからなんどか見ているので
なんか安心します。
初期のまともな(笑)絵画から、
キュビズムやアブストラクトを経て
独特のトンデモ絵画に至るまで
展示少な目でコンパクトに追えるので
短い時間でも堪能できる。



ピカソだけでなく、周辺の人などの作品も展示されてました。
ブラックとかゴーギャンとかルノアールとかあったな。

***

ピカソ美術館は18時閉館で
マーラーは20時30分開演なので
時間があるにゃ~ということで例によってカフェへ。
サン・ポールの大通りのカフェだったが
5.70ユーロ^^;高いねえ、繁華街のカフェは高いのは日本と同じね。。



で、サン・ポールの駅からフィルハーモニー・ド・パリのあるポルト・ド・バンタンまでは
たまたまわりと便がいいのでした。
開演1時間30分前くらいに着いちゃったけど、
ついてからのんびり写真撮ったりして、ホールの入り口についたら、
開演の1時間前にオープンしますと表示があり。
あと15分くらいなので程よい感じでした。

が、ホール入口はエスカレータで結構上ったところにあるんだけど
ここが吹きっさらし^^;
しかもそのフロアの縁は低い立ち上がりがあるだけで柵とかなんにもないので、
下手すると落ちるよこれ^^;
という日本では考えられない作りなのでした。
さすがは最先端のデザイン重視建築だね。。。。。。

けったいな建物


中はちゃんとしている


で、マーラー

プログラムは、シェーンベルクのオーケストラのための変奏曲と
マーラー交響曲第4番
オケはパリ国立歌劇場管弦楽団(Orchestre de l'Opéra national de Paris)

シェーンベルクは初めて聞く曲でしたが
いつのも無調シェーンベルク。
変奏曲といっても何をどう変奏しているのかほぼわかりませんでした^^;が
かっこいい曲でした。体が熱くなりました。
帰国したら音源欲しい。

そしてどうもパーカッション女子に惚れる傾向にあるんだけどw
今回も実に魅力的な東洋人のパーカッショニストが出演していて
もうツボはまりまくり♡
かっこいいんだよねーパーカッションは

そしてマーラー4番。
ちょっと上品なマーラーという感じで、
テンポの怒涛の急変はなく、
弦のグリッサンドも控えめで、
こういうのもいいかもと思いました。

個人的にはもうちょっとこてこてがいいけど。

席がオケ左後方だったので、4楽章のソプラノがちょっと聞こえにくい感じだったけど、
でも歌は素晴らしかったです。
オケもぴったり合わせて、プロだなあ。

ところどころもうちょっとと思うところもあれば、
ところどころこれはいいねと思うところがありました。
(まああたりまえか)


終演後帰りはタクシーにしようかなあと思っておりましたが、
みんな普通にメトロに向かっていくので、
大丈夫そうだなと思いメトロで帰ってきました。

大丈夫でした。

***

ちなみに、傘を買ってからは雨はぽつぽつ程度、
フィルハーモニー・ド・パリについたころには
すっかり晴れておりまして、
新しい傘は使わずじまいでした。

晴れ男だけど降るときは降るのだが
傘を買うと止むという複雑な晴れ男でございます。。


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パリ再訪記4 ヴェルサイユ宮殿で彷徨う

2015-09-16 04:39:23 | パリ再訪記
9月15日火曜日はこれまた遠出して
ヴェルサイユ宮殿に行ってきました。

最初は16日に行こうと思ってましたが、天気予報みたら16日は雨、
今日は晴れということだったので、予定変更。

天候的に正解でしたが、16日は夜オケを聴きに行くので、
体力的に大正解だったかも。。
とにかくヴェルサイユ広いので、もう足が棒(*_*)
これで演奏会は無理だったかも。。

***

さて、ヴェルサイユにはRERのC線で行きました。
アパルトマンからちょっと歩くとカルディナルルモワルというメトロ駅があるので、
そこでチケット買って乗りました。
パリヴィジットは今回ZONE1-3しか買ってなくて、ヴェルサイユはZONE4なので、
チケットがいるんですねー。

券売機は幸せなことに英語表記が選べ、なんとかクレジット決済で買えました。
行き先をまずイルドフランスを選び、それからABC順に並んだ行き先リストから
ヴェルサイユリブゴーシュを選び。。とかやってるうちに券売機には長蛇の列が^^;あせあせ

クリュニー・ラ・ソルボンヌでメトロを降り、RERのサン・ミッシェル・ノートル-ダム駅まで
地下を延々歩き登ったり降りたりorz




で、無事駅に着いたのはいいけど、C線は行き先がいくつかあるので、
はて?どれに乗ったらいいのか?

表示板を見たけどなんか表示がおかしくてよくわからん。
かわりに超複雑な時刻表を発見(*_*)
列車に名前がついていて、それに時間ごとに行き先が書いてあるんだけど、
見てるうちに列車きちゃって、vino?だったかな?という名の列車で、
ざっくりvinoは大体ヴェルサイユリブゴーシュに行くらしいというのを見て取り、
見切り乗車しちゃいました。

車内アナウンスでもヴェルサイユリブゴーシュって聞こえたし大丈夫かなと思いましたが、
実際分岐点から先の駅名を聞くまで路線図とにらめっこ。
とても不安でしたw

幸運にもヴェルサイユ着いたんですが、旅行で賭けに出るようなことはやめるべきだよなと反省。
1本でも2本でも見送って確認してから行くべきだなと。

***

列車は2階建なんですが、結構混んでいて、みんなヴェルサイユ行きでしたねー。

着いた~


案の定ヴェルサイユに着いたら長蛇の列!
ミュージアムパスが使えるので、パスの優先入口はないかなと探したんですが、どうやらなく、
長蛇の列はみんな何らかのチケットを持っている人が入場するための列でした。

どーん


仕方なく延々並び、20分くらいでようやく入場できました。
入場時には荷物チェックと探知機ゲート潜り。

メインの宮殿の内部は、大体「なんとかの間」を巡るので、それぞれ装飾や天井画がすげーなんですが、
だんだん飽きてくるw

王の寝室(だと思う)


鏡の回廊


王妃の寝室


しかし常軌を逸した絢爛豪華さであります。
王の寝室とか、あんなケバケバしたところに寝るのも疲れるだろうなあ。

あと、チェンバロがある部屋があったり、小さいパイプオルガンがあったり贅沢ですねー。





さて宮殿を後にして庭へ。
庭といってももう見渡す限り庭で^^;
いや広すぎるでしょ。
碁盤の目に植栽があってそれぞれ「なんとかの庭」になってるんですが、あれいちいちみていたら日が暮れるよね。

見えるところ全部庭


ということで、庭の中央を歩いて庭気分だけを満喫しました。

ちょっと先を急いだのは、とりあえずプチ・トリアノンとマリーアントワネットの村里は見たいと思ったからでして。
庭からプチ・トリアノンに行く途中にあったカフェでサンドウィッチとコーヒーで腹ごしらえをしてから、
いざプチ・トリアノンへ!

【追記】
庭園はガイドブックには無料(噴水ショーの日は有料)と書いてありましたが、
この日は有料でした。噴水ショーがあったのかなあ?
€8でした。

++++

プチ・トリアノンはプチでした。
こじんまりとした(宮殿との比較ですけど)石の宮殿。



ここにもチェンバロとハープがありました


建物はすぐに見終わるので、庭からマリーの村里へGO。

庭にはフェルゼンとマリーがいそうな「愛の殿堂」が。。



マリーの里はうってかわって素朴な農家という感じの建物が点在し、素敵なところ。
こういうところを好んだのかーと感慨ひとしお。





農場には今もニワトリとかヤギとかいろいろいて臨場感抜群。


そして農場から少し森を散歩(というかすでに十分歩いてるんだけど。。)
と思ったんだけど、てくてく歩いているうちに
うっそうと(そうでもないが)木が茂って、
方向が分からなくなり。。

うっそう


一応地図はもらってたんだけど、ちっちゃい地図でいまいち頼りにならん。
ちょっと焦りぎみになりましたが、ここはいよいよ野生の勘を発動せねばなりません^^;
耳を澄まして人の営みの音がするほうへ
道がいろいろ分岐するたびに、こっちだ!と勘が命じるほうへ

ようやく人の作った建物が!(見晴台というものだそうです)


いやー一時は遭難するかと。
だいたいプチ・トリアノンは建物も庭も
「順路」ていうものがあいまいフリーダムで、
自己責任的な感じです。
そういうのもいいけどね。

***

宮殿~庭~マリーといったところで
時間的にも体力的にも限界がきて
グラン・トリアノンには行かず帰ることに。

また帰るのが一苦労、また歩くのか~orz
ということでへとへとになって帰ってきました。

あ、歩くのがいやな場合は、庭からグラン・トリアノン、プチ・トリアノンをめぐる
トラムがあるので、それに乗るとよいですね。

***

ヴェルサイユ・リブ・ゴーシュ駅からまたRERに乗るんだけど、
見慣れた緑色の券売機が一つしかない?
ほかにも見慣れない券売機はいくつかあったんだけど
あっちでも買えたのかな?

ここは安全をとって緑に並びましたが、また長蛇の列。
これだけの券売機であの観光客をさばけるんだろうか??

メトロの駅にもだいたい券売機ひとつかふたつくらいしかなくて
だいじょうぶなんだろうかこれで?と思うけど
あれかなICカードの乗車券でのるのかな地元民は。


帰りはRERの行き先をしっかり確認して乗りました。
車両が旧式で車内アナウンスはいっさいなかったので
また路線図とにらめっこ
こういうワイルドなのが世界だよね。
日本は快適だよ。

**

ということで帰ってきてから、
明日明後日は夜外出なので食料の買い出しに行きました。
昨日行ったスーパーは不愛想なお兄さんだったので、今日は別のところにしましたが、
やはり不愛想なお姉さんでした。。

しめくくりにカフェでカフェクレームを頼み、
もくもく喫煙しながら黙々とこの記事の半分を書きました。

いやー疲れたな今日は。。。。

****

ところで今回のガジェットを充電する風景w

変圧器からのタップに刺しまくり。

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パリ再訪記3 ほんの少し遠出

2015-09-15 04:31:03 | パリ再訪記
さて2日目の9月14日(月)
ほんのすこし遠出をして、サン・ドニに行きました。

が、その前に、
メトロでピラミッドまで出てジュンク堂でバスの路線図を買いました。
路線図といっても路線ごとに地図とバスストップがある154ページある本です。
前回これであちこち行くのに助かったので今回も購入。
€5.40


メトロではすんなり1本で行けないところも
バスだと1本で行けたりするのです。

**

さてサン・ドニ。
ここはバスではなくメトロで。
ピラミッドからサン・ラザールまで14号線で、
サン・ラザールからバジリク・ド・サン・ドニまで13号線で。
遠出といってもメトロ圏内なので、自分比遠出。

サン・ドニ・バジリカ大聖堂は
歴代フランス王家の墓所となっているところです。
フランス革命で処刑されたルイ16世とマリー・アントワネットの墓もここに。



内部


内陣と地下クリプトは有料なのですが、パリ・ミュージアム・パスが使えます。
パスを見せると「どこから来た?」と聞かれたので
「じゃぽん」と答えると、日本語パンフレットをくれました。
優しい。

中にはいるときに荷物検査をするんだけど、
ほかのところはだいたい不愛想な男子が
「おーぷんゆあばっぐ」と命令するんだけど、ここは
「すみません、バッグの中をチェックしないといけないんです」
とか言って、優しいw


内陣には遺骸が入っていると思われる彫像がたくさん横たわっていて
それぞれに王や王族の名前が表示されている。
んだけど、だいたいはルイとかシャルルとかいう名前なので
正直よくわからん^^;



古いものは7世紀くらいのものもあって、
しかもだいたいみんな早くなくなっている。
歴史の重みというか壮絶な文化だったことを感じますです。

地下にはブルボン王家の一角があって、
そこにルイ16世とマリー・アントワネットの石板が並んであります。
マリーのところには誰かが置いたらしき花がありました。



彼らの子供ルイ17世の心臓ていうのもあって、
干からびた塊が見えるように置いてありました。

****

サン・ドニの小さな町を少し歩いてみましたが、
のどかなんだけど、閉じた商店がずっと並んでいるような感じで
すこしさびれた風でした。
人は大勢歩いているんだけど、みんな何してるんだろう。
ほとんどは肌の黒い人でした。



手ごろなカフェがなく(なくはないんだけど)
今風のサンドウィッチ屋さんがあったので、
意を決して入ってみました。
チキン!といったらすんなり理解されたのはいいんだけど
ソースを選べ、と言われて、え?ソース?ソース?ソース?
と何回も聞き直しちゃいました。
そしたら「ケチャップorマヨネーズ」
なんだよ最初からそう言ってよ、怪しい東洋人なんだからぶつぶつ。。

****

今日はサン・ドニのほかは特に予定はしてなかったので、
さてどこ行こうかなということで、
とりあえずサン・ラザールまでもどり地球の歩き方と相談。
8000本のパイプがあるオルガンがあるという
サントゥスタッシュ教会に行くことに。
教会巡り。

メトロでシャトルへ出てそこからてくてく
RERのレ・アール駅の入り口近くにあるはずと思ったら
そのへんすごい工事中でまっすぐいけなかったけど
見渡すと予想をはるかに超えた巨大な建物がみえたので、
お~~あれかああ



実に大きい。
サン・ドニの大聖堂よりもひとまわり大きい感じ。
中に入るとその大きな建物が一つの巨大な空間であることに
改めて驚く。
教会ってすごい建物だよね。



この教会は16世紀に建てはじめ、100年かかって完成したそうです。
17世紀のものというステンドグラスも美しい。

ところで、自称晴れ男であるわたくしですが、
厳密に言うと「自分だけよければよい晴れ男」でありまして、
今回この教会でその資質が神々しく発揮されまして、
これはやはり神のご加護があるのだろうと思っちゃうくらい荘厳でして、
つまり、教会に入るまでは空は晴れ渡っていたのですが、
教会に入り荘厳な気持ちで一休み(笑)しようと椅子に腰かけたとたん
外で雷鳴が響き渡り、この世の終わりのような豪雨が襲ってきたのです。
入り口から少し見える外では
人々が逃げ惑うのが見え、すごかったです。

一通り見てオルガンも観察したところで外に出ると
空は先ほどの豪雨が嘘のようにまた晴れ渡っておりました。

オルガン



晴れ渡るパリ


****

再び晴れたパリを歩き、
今度はポンピドゥーセンターの脇を抜け
パリ市庁舎の近くにあるサン・ジェルヴェ・サン・プロテ教会に。



ここにはクープランのオルガンがあるということです。
クープランてフランソワ?ルイ?と思っていましたが、
どうやらオルガニストを多く輩出したクープラン家が
代々演奏の場としてきたということのようです。

が、オルガンの前に思わぬ試練が。。。
教会の入り口の扉を開けると、そこに比較的身なりはいいけど明らかに
物乞いだとわかる(どういう感じだ?)女性が立ちはだかっており、
フランス語で怒涛のように話しかけてくる。
こんなところで使うのか?と思ったが必殺フレーズ
「じゅ ぱるる あん ぷてぃ ぷ ふらんせ!」
を初めて使いました。。。。

執拗に「今日のサンドウィッチのお金をくれ」というので
(というか、なんでわかるんだよワシは・・)
観念して3ユーロ硬貨で渡しました。
まあ入場料と思いましょう。

しかしはぐされほっぺにちゅっとされたのは参ったな・・
もっと普通の女子にやってもらいたい・・・・・

教会内部はわりと普通。
石が乳白色なのが特徴的。



で、クープランのオルガンはどっちだ?
(たぶん大オルガンのほうでしょうね)




*****

さて、まだ時間があるねえ
ということで、やっぱり今日もセーヌをみないとね。



河に向かって歩き、そうだ、コンシェルジュリーに行こう。
(でトイレに行こうw)
と思い。



こちらもミュージアム・パスで入れます。
で、また「どこから来た?」と聞いて日本語のパンフをくれました。
(正確にはパンフのある場所を指さした)
こういうサービスが浸透してきているのかしら?
前回6年前にはなかったなこういうの。

コンシェルジュリーは14世紀に建てられたということです。
王室管理府が置かれたのでそういう呼び名です。
歴史的には様々な用途で使われたらしいですが、
フランス革命時に断頭台へ送られる人々が収容された牢獄として有名です。

お目当ては(トイレは別にして)マリー・アントワネットの独房を再現した部屋。
質素な暗い部屋でした。
マリーと思しき人形が背を向けて座っているのがなにやら迫力がありました。



あの巨大な建物を全部見れるのかとも思いましたが、
公開しているところは地下
(というかかつての地上。シテ島がかさ上げされたときに残った部分だそうです。)
とその上階のみ。
上階にマリーの部屋などがあります。

地下


「女たちの庭」という中庭にも出れるんですが、
ここで処刑台へ連れていかれるための二輪車を待っていたというので
なにやら寂しげな場所にみえました。



すぐ近くのサントシャペルは入場に大行列ができてましたが
コンシェルジュリーのほうは行列なし。
展示の規模が小さいからでしょうかね?

あ、そうそう、ここで置いてあったパンフによると
「パス・マリー・アントワネット」というものがあるそうで、
ゆかりの地4か所をめぐるもので、2か所目から入場料が20%オフになるのだと。
見学したところはこのパンフの裏にスタンプを押してくれるようです。
ということはこのパンフがパスなのか!

このパンフ、フランス語・英語・日本語で書かれていて、
う~む、マリーアントワネットは日本でやっぱり人気?があるのかなーと考えさせられました。

****

疲れたので、サントシャペル向かいのカフェでカフェクレームをいただきました。
たぶんこの辺からバスでアパルトマン近くに帰れるはず、
と早速本を活用。
少し歩いたノートルダム前にバス停があり
そこから47番バスでmongeまで帰りました。
ちょっと混んでた。

****

夕方は昨日日曜日は閉まっていた近所のスーパーに買い出しに。
葉っぱ系の野菜とチーズ、鴨のパテ、洋梨などを買いました。
あとこれまた昨日閉まっていた、アパルトマンのすぐ隣のパン屋さんで
バゲットとクロワッサンを買いました。
昨日のパン屋とどっちがおいしいかな?


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パリ再訪記2 CDGからパリ入り・パリ1日目

2015-09-14 16:42:10 | パリ再訪記
CDGのホテルで無事朝7時にチェックアウトできまして、
今回はロワシーバスで市内に向かうことにしました。

朝早いせいか空いていたし、ノンストップでパリまで行くし
道も空いていたしとても快適でした。
RERよりちょっと高いくらいなので、
これならロワシーバスのほうがお勧めですね。


あ、今回はCDGのターミナルEにあるツーリストインフォメーションで
滞在用のParis Visitとロワシーバスのチケットをまとめて買いました。
これ楽ですね。

ロワシーバスの乗り場はターミナルEとターミナルFを結ぶ通路から行くんですが、
その通路、ほんとにここかいな?的な雰囲気があり
しかもロワシーバス→みたいに明示されていないので、
ここは野生の勘で見つけましょうw

通路からちょろっと出た外に乗り場がありました。
外に出る出口を間違わなければすぐに見つかります。

***

さて、ロワシーバスはオペラに着くので、
今回のパリ最初の風景はガルニエ☆


で、オペラからメトロで1本のところが今回借りたアパルトマンがあるところ。
便利~

メトロでplace mongeに


10時にアパルトマン借りたところの担当者の方と現地集合だったんですが、
9時半ごろに着いてしまいさてどうしたもんかなと広場でぼおっとしていたら
すぐに担当者さんが現れ、
雰囲気を察したのか声をかけてくれました。
美女担当者さんで超幸せですw


考えてみると物件の写真を載せるのはまずい気がするので
残念ながら割愛しますが、
こじんまりとした部屋で、
写真にするとおしゃれな感じですが、
実際は結構ボロい(失礼)感じです。

通りに面した部屋ではなく、中庭的なところに面しており、
中庭から見える「裏側」は、これは古き良きパリというか
オスマンさんが改造し損ねたところじゃないかね(笑)
といういい味出してます。

↓この屋根瓦のとこなんか特に・・・


*****

ということで入居して、早速パソコンをLANにつなげて、
iphoneでwi-fiにログインして、
通信環境完成!
いやーネットにつながってないと不安ですよね~(じゃんきー)

で、しばらく休んでからいよいよパリ探検に出動!

初日なのでアパルトマン周辺から歩こうと思ったんですが、
外に出たとたん雨がざあざあ

なので出てすぐのカフェに入ってごはんをすることにしました。
例によってなかなかお店の人に認識してもらえず
15分くらいテラスに座ってました^^;

やっと声をかけてもらえたので
ぽーちどえっぐをたのみました。
巨大な皿で出てきたので思わず「わーお」と言ってしまった。。


食べ終わって支払いをしたころに雨がやんだので
あらためて出動!

*****

最初の目標はサンテティエンヌ・デュ・モンという教会。
5世紀にパリを蛮族から守って聖人になったジュヌヴィエーヴの墓を置いた教会を前身とするそうで、
そのご13世紀に聖エティエンヌに捧げる教会が建てられ、
さらに増築を重ね、
結局どうなってるのかわたしはよくわかっていません^^;

聖ジュヌヴィエーヴの伝説は本で読んでいてなにか魅力的だったので、
ここに歩いて行けるアパルトマンにしたという感じです。


この教会には内陣と身廊の間にJubeという仕切りがあるのが特徴だそうで
パリでは唯一ここにしか残ってないそうです。


なんとかっていう天井の作りも美しい。
↑時間があるとき調べますw




次はすぐそばにあるパンテオン

こちらもどうやら歴史的には507年にさかのぼるみたいだけど
現在の建物ができたのは1755年だそうです。
でかい聖堂です。

ヴィクトル・ユゴーの葬儀はここでやったそうです。
あとフーコーの振り子の実験はここだということで、
現在は振り子のレプリカがぶら下がっているということでしたが、
今回は取り外されていました残念。
振り子のしたのとこ


地下のクリプトにはヴォルテールとかルソーとかがおりました。


ジュヌヴィエーヴの奇跡の絵も



さらに足を延ばしてサン・セヴラン教会へ
外観はだいぶ老朽化していて石も磨耗して丸みを帯びた印象ですが、中はしっかりした感じ。
中に入るとオルガニストが練習してました。バッハのトリオソナタ弾いてました。
柔らかい響きが場所とオルガンの年季を感じますねー。



***

その後、セヴラン付近の賑やかな小道を歩いてテクテクとセーヌへ。
初セーヌ。
やっぱセーヌ川よね。


そしてノートルダム大聖堂。
前回は内部の写真をうまく撮れなかったのでリベンジ、、と思ったら、
普通に構内に入るのに大行列(*_*)
速攻で諦めましたり。
有名観光物件は午前中がオススメよね。。


********


歩き疲れたのでカフェでコーヒー。
翌朝の食べ物調達の算段をしようと一度帰宅。

トイレ後に買い物用エコバッグを持って探索。

日曜日なので閉まってる店が多く、
ちょっと離れたパン屋さんで素敵なマダムからバゲットとクロワッサン2つを買いました。

近くの食料品店も空いてたのでトマトとリンゴとミルクを買い。

時間かあるのでムフタール通りを散歩チーズのお店とかみんな閉まっていて残念。

6年前気楽なカフェだったところは、オシャレなケーキとか売る店になっていた。ちと残念。

帰ってきてクロワッサン味見したが、美味しくてぜんぶいっちゃいそうでした(理性で食い止めました。

大きめのエコバッグ便利よ~

メトロもバスも乗らず徒歩圏内移動でしたがのんびりできました。
雨はすぐに上がり最後は晴れてましたからねー晴れ男かんばりますを!


あー長い。。
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パリ再訪記1 モスクワ経由でCDG入り

2015-09-13 02:00:29 | パリ再訪記
9/12に東京を出発したんですが、
最初から予約してたスカイライナーに乗り遅れてしまいw
1本あとのにしたんですが、その電車も発車までには満席になったようでアブナイアブナイ^^;



成田に着いてまず
これまた予約してたグローバルWi-Fiで
Wi-Fiルータ一式を借りました。

そして日本円をユーロに。
138円くらいだったと思います。
定額紙幣でといっても最小が10ユーロ札だそうで、どうやって崩すかな~

準備は万端。いざチェックイン!
今回はアエロフロートでモスクワ・シェレメチボ乗り継ぎのパリ入りです。

チェックインしてオレンジのスーツケースはしばしさようなら。
今回は免税店での買い物もないので登場まではゆったりカフェコーヒーandシガレッツでした。
(実は正確にはコーヒーをテイクアウトし喫煙所で飲むというやつ)



アエロフロートはいっちばん後ろの通路側。初めて一番後ろでしたが、後ろを気にしなくていいしトイレ近いし快適でした。

およそ9時間でシェレメチボに。
その間2回機内食ありコーヒーありジュースありで飲んだり食ったり(笑)
合間にレム『ソラリス』を読んだり座席のモニターでミュージックビデオみたりしてたら、あっという間。

ミュージックビデオの中にsiaだったかな?不思議な女子アーティストのが3本あり、とてもよかった。シンプルに本人だけもしくは本人と男1人だけでダンスパフォーマンスするビデオ。声はビョーク似。
あとでチェックしてみよう。

【追記】
siaはオーストラリアの歌手・ソングライターだそうですね。
PVで踊っているのはsia本人ではなくて、マディ・ジーグラーという人でした。
曲よりもマディのダンスが好きかも。
追記終わり。


シェレメチボ着いたら友人の助言に従ってトイレよりも水よりもまずトランジットの手続きを。
ロシアは何があるかわからんからねw

シェレメチボでタバコ吸うぞーと思っていたら、あちこちに「空港内でタバコ吸うのは法律で禁じられました」と張り紙があり、「元喫煙所」らしきものは所々にあるが、みな鍵がかかって入れない。

うーむと腕を組んで「元喫煙所」前で張り紙を読むオッサン多数w
(もちろんワタシもその1人)

トランジットで行ける範囲は歩いてみたので、本当に吸えないらしい。
ツイッター友からもそういう情報がくるし。。

仕方なくカフェでカプチーノとアップルパイを食べて紛らわしました。マスターカード今回初使用かこれ。




パリ行きのSU2640はエールフランスとの共同運行便でした。ポーディングゲート通ったらバスが待ってて、割と遠くまで連れていかれ、タラップ登って搭乗てやつでした。
悪くない。


パリまでは3時間くらいだったかしら?
着いたら現地時間で2230。
入国審査も我々の便だけで小行列。すぱぱぱっと終わりました。

さて荷物を受け取らねばと思ったが、バゲージ出てくるところか広くてどこ行けばいいの?となり
野生の勘で、なにやら音が大きい方に向かったら、正解でしたw

心配事の一つはロストバゲージでしたが、無事オレンジのスーツケースがにょろんと出てきて、ようし!よく来た!と声をかける(心の中でね)



そして!いよいよ禁断の喫煙所へ!
CDGの喫煙所は建物から出て道路脇にあるのを前回の探索で知っていたので、もうまっしぐらw
ふうーー


ーーと一服したら、今度は小走りでCDGVAL乗り場を探す!
ホテルのチェックインを23:30予定としていたので小走り。

大体CDGVAL↑て案内が出てるんだけど時々ふっとなくなっていて、およよ?どっちやねん?となる。
大体こっちかな?と進んでみると、別の案内板にはあったりするのです。適度な緊張感。

写真を撮る間も無くCDGVALに乗りロワシーポールで降りる。
ホテル入り口らしきものをなんとか発見し、フロントへ
「ボンソワールムッシュ、チェックインプリーズ」
と言って予約表を渡す。
と、なにやら端末を叩いているお兄さんが微妙な顔
もう1人出てきて
「エクスキューズミー、レザベーションは受け付けてるが、オーバーブックであなたの部屋ないよ」と。

えええええ

天を仰ぐ東洋人を見かねたのか通常のサービスなのか、
別のホテルに連絡して同料金で部屋をとってくれ、ホテルに案内までしてくれました。

どうもCDGでの一泊はなんかトラブりそうな気がしてたんですよねー
まあうまく事が運んだので助かりました。

というわけでibsの一室でちまちま書いてます。
早く寝ないといけないんだか眠れないのです(遠足前日の児童)

結局泊まったのはibis


写真は後日追加するかも。
おやすみなさーい



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「ロシアン・ドールズ-スパニッシュ・アパートメント2-」セドリック・クラピッシュ

2015-09-11 02:04:41 | cinema
ロシアン・ドールズ-スパニッシュ・アパートメント2- [DVD]
クリエーター情報なし
角川映画


こちらも観ました。

ロシアン・ドールズとはマトリョーシカのことですね。
最後にああなるほどとわかるんですけど。

こちらは前作のスパニッシュ~の面々が久々にペテルブルグに集まるという
いい感じのイベントに向かって
主人公グザヴィエ君を中心に、主に
恋愛ってなに?
という主題を追及した
という感じの仕上がりです。

恋愛って何?

という問いや答えはやっぱりお国柄というか
文化の違いが激しく出るものですね~
グザヴィエ君の考えはわりとオープンかつフリーダム
彼の行動で最近の日本の恋愛ドラマが7本くらい作れると思う。

相手をとっかえひっかえというと身も蓋もないが
まあとっかえひっかえなんですね。
それぞれの状況で感じたままを屈折しながらも正直に気持ちを表していく。
正直にひかれあい、正直に口論し、正直に破局する。

彼自身が元恋人のマルティーヌに言うことであるのだが、
この世に完璧な人などいないのだ
完璧な相手など見つかるはずがないのだ
わかっていながら遍歴を重ねる自分を
未熟だとつぶやく最後のシーンが印象的。

ロシアのバレリーナと結婚することになった友人のウィリアム。
彼の恋愛はそのキャラクターからは意外なほど(笑)実直。
その実直な恋愛の帰結=結婚式に向けてドラマが収斂していくところが
面白い。
グザヴィエ君のある種の悟りが、結婚式の祝賀の騒ぎに彩られて
ちょっとした高揚感がある。

この悟りとともにウェンディとよりを戻すに見えるグザヴィエ君
彼らに暖かい未来が訪れるよう祈るばかりです。

***

この祝祭に向かっていくところはちょっとクストリッツァを思わせないでもない。
プチ・クストリッツァというかんじ。

あとパリとロンドンを行き来する後半で
トンネルを出たり入ったりするTGV?を執拗に使うところは
アルモドバル的なセンスで大好きよ。

オドレイ・トトゥはやっぱりいい感じ
彼女の超絶な毒舌もすばらしい。

セネガル人ぽいブティックの店員さん、ええと?カシアは
たぶん『パリ・ジュテーム』に救急救命士役で出てくる彼女じゃないかなあ?
アイサ・マイガ


さらに続編『ニューヨークの巴里夫』があるよ~


@自宅DVD
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「スパニッシュ・アパートメント」セドリック・クラピッシュ

2015-09-09 02:46:11 | cinema
スパニッシュ・アパートメント [DVD]
クリエーター情報なし
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


ということで、クラピッシュの
グザヴィエ君三部作の一つ目を観ました。

若い映画という印象で、ぐだぐだなところを描きつつも
テンポはさわやかで少しも重くないのがよいです。

ときどき分割スクリーンになって、
これはマンガ的なんじゃないかとか
windows的なマルチスクリーンの導入かしらと思ったり。
ノリが軽いから古くからある手法でも新しさを感じさせるのかな。

『PARIS(パリ)』でも夢の中でCD丸出しの街を歩くシーンがあったりして
そういういろいろな手法にチャレンジしている感がありますね。

内容としては、青年が大人になる通過儀礼的なものなんだけど、
イニシエーションというより最終的に成熟を拒否するというか
普通の大人の世界から離れて自分の望む道を見つけるという話です。

その過程に、外国に行って異文化に触れることが組み込まれているわけですが、
ただスペインに行ったというだけでなくて、
転がり込んだ先がイギリス、ドイツ、イタリア、デンマークなどなど
様々な国から来た学生が共同生活をしているところなので、
実にオープンでコスモポリタン的な空間なのよね。

そこでの経験がグザヴィエ君を目覚めさせ鍛えるわけです。

日本ではなかなかこういう機会がない?
というかそういうことを積極的にやる人はやるけど
そうでなくてもなんとかなってきたところがあるので、
こういう映画でそういう開眼を知るのもまた面白い経験よね。

てか若いころにこの映画に出会いたかったかも。

****

面白さということでは圧倒的に『PARIS(パリ)』のほうだと思うけど
もちろんこの作品がつまらないわけでは全然ない。

あのバルセロナの空港での
階段とエスカレーターがある景色はどこかで観たことがあるんだけどな~
何の映画だったかな~ゴダールかな??

グザヴィエ君の恋人役オドレイ・トトゥは実に可愛いのである。
また、グザヴィエ君と予想通り懇意になる人妻役ジュディット・ゴドレーシュも
いけてない美女という微妙な役柄をよく表現していたと思う。

スペイン語といってもカスティーリャとかカタルーニャとか多言語なんだな
そこで勉強できるグザヴィエ君は実はなかなかの優等生と見た。


@自宅DVD
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セドリック・クラピッシュ「PARIS(パリ)」

2015-09-04 01:29:16 | cinema
今はDVDは手に入りにくいようですが
(というか中古でだいぶ高値)
レンタルで観ました。
とても面白かった。

都市の名前を堂々とつけていて
それに見合った内容のあるいい映画でしたね~

群像劇ということになるんだろうけれど
様々な立場の人たちが
それぞれの困難や希望をもって
どこか切なく古くて新しい街パリで暮らしている
その気持ち?思い?がここ遠い東京でもその手触りを感じられる。
観客へのその届け方、届き方がすばらしいと思いました。

みんなそれぞれ魅力的なひとびとなんだけど
特に気に入ったのはあの
歴史学者のおじさん。
老齢に差し掛かりなお弟へのコンプレックス、
若い美女への恋心を持ち
お金につられて引き受けたTV番組のホストを務めきれず
精神分析医に駆け込む
不器用だけど正直なところが好きです。

ピエールがほとんどアパルトマンの中にいて
バルコニーから下界を眺めるだけというのがまたいいですね。
病に冒されてささやかに自分と向き合い過去を見つめる彼の静けさがいいです。

歴史学者が惚れる美女のレティシアもなかなかいいこで、
自由奔放でありながらどこか醒めていて
そんな自分の姿を先生にもさらけ出すその覚悟を持っている。
彼女が最後に先生を呼んだカフェから電話をする
その話している姿と口の動きがみえるのに音声が電話っぽいのが
センスいいなと思いましたね。

***

あとは、パリの生活ってどんなものなのかが肌で感じられて、
むしろ自分などがのこのこ出かけて行ってみたところで
とてもそこでの生活に触れることなどできないなという
なんというかよそ者感を感じましたね~

市場に行って食材を買おうかなと思ってるんですが、
映画中の市場に自分が行ってカタコトで買い物してる姿を想像して
それはもうヨソモノ以外の何物でもないなと。
それでパリの生活を味わったとは到底言えないなと。

そういうことで、
まあ自分は観光客なんで、パリの明るい表の面だけを味わって帰ってくればいいのだなと思ったりもして。

映画は移民や難民のこととか
高騰する生活費に不況でリストラとか
そういうシビアな事柄にもさりげなく触れているんだけど
まあそういうことにはワタシは触れようがないしね・・

***

ジュリエット・ビノシュはいい役者さんですよね
若いころはほんとに可愛いかったが
年をとっても違った魅力をもっている。

レティシアのメラニー・ロランて
「オーケストラ!」のアンヌ=マリーなのか!


【追記】
サティとバッハの音楽が沁みるねー。
特にバッハの音楽の捧げ物からのトリオソナタが流れるのがツボ。
バッハのピアノはグールドかな?
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パリ再訪記0.06~そしてまた本も読むよ「文学的パリガイド」~~

2015-09-02 04:38:51 | パリ再訪記
文学的パリガイド (中公文庫)
クリエーター情報なし
中央公論新社


鹿島先生の「文学的パリガイド」を読みました。
考えてみると、
これだけパリパリ言ってるのに
フランスの小説とかほとんど読んでないことに気づいたり^^;

興味の源泉はやっぱり映画なのかな~
それもゴダール、トリュフォー、タチ
あとは「地下鉄のザジ」とか
あ、シェルブールの雨傘
カラックスとか
ひねってブニュエルとか

美術の世界も割と親しんでるよねえ
特にピカソとかその辺(フランス絵画ではないかもしれんが)

あーあとシュルレアリスムとその近辺がありましたな
ブルトンとかトリスタン・ツァラとか
(派閥争いしてる連中という印象)

ということに比べると、
読んだ小説とか思い浮かばないっす。
アポリネールとかランボーとかはちょっと読んだ。
比較的がっつりいったのはあれか
セリーヌ「なしくずしの死」とかですかね。
あとコクトーは「恐るべき子供たち」読んだな。


なので、この「文学的パリガイド」は
ワタシ的には「パリ的文学ガイド」になってしまった感じ。。


パリのなかの魅力スポットを
そこにゆかりの文学者にからめて紹介するというスタイルで
全部で24章
「エッフェル塔あるいはアポリネール」
「ルーブルあるいはネルヴァル」
という感じに1か所につき一人を中心にうんちくが披瀝される。

なのですぐ読める。
コンパクトにパリの街と文学の両方の魅力をまとめるところは
さすが鹿島先生、書きなれている感がもやもや立ち上る。。


特に好きなのは
「パサージュあるいはセリーヌ」
パサージュの出来上がった経緯をからめて
高々100年から150年前につくられたパサージュが
かもしだす古い生活の名残を描写するのだが、
その雰囲気は実に「なしくずしの死」の世界なのだ
そうそうこれこれ。

あとは「ノートル=ダム大聖堂あるいはユゴー」
ユゴーの「ノートる=ダム・ド。パリ」は
当時荒れるにまかせられ忘れられようとしていた聖堂が
みなおされ修復されパリの代表的なスポットとなる契機となったんだそうですよ。
読みたいですね~

あとはプルーストとか
バルザック、フロベール、ジッド、スタンダール、モーパッサン
未読の人たちがずらり。

読みたいね~~


ということでパリ欲よりも
読書欲が盛り上がった1冊でありました。
中公文庫でお手頃。

帰ってきたらどれか読もう。


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