Credo, quia absurdum.

旧「Mani_Mani」。ちょっと改名気分でしたので。主に映画、音楽、本について。ときどき日記。

バート・バカラック コンサート2014行ってきました

2014-04-11 00:25:54 | music
An Evening with BURT BACHARACH and Tokyo New City Orchestra
2014.4.10(木)19:00開演
NHKホール


バート・バカラックの来日公演に行って参りました。
他にもバンド編成での公演もあるんですが、ここはやっぱりオーケストラ入りの。

多くはメドレーで、1曲をフルでやるのは比較的少なかったんですが、
主にバカラック自身のピアノによる曲間のつなぎはもう完璧で、
枯れたタッチで繰り出される「次の曲」のイントロが鳴るたびに涙腺崩壊、
胸いっぱいのライブでした。

前半は主に古い時代のヒット曲や代表曲(や隠れた名曲も)中心のメドレー
中盤には映画のために書かれた曲のメドレー
間に歌手たちをそれぞれフィーチャーした1曲ものをはさみ
聴きごたえのある構成でした。

ALFIEやCLOSE TO YOUやThis Guy's In Love With Youやら I Say A Little Prayerなどの有名曲でうるうるするのはもちろん、
ワタシが地味ながら大好きなOne Less Bell To AnswerとかMy Little Red BookやThe Look Of Love
そしてあろうことか幻のミュージカル映画『失われた地平線』からThe World Is A Circleなんかが出てきたあたりでは
もう大変ですよ!

そして2度目のアンコールでのRaindrops Keep Fallin' On My Headはバートが「一緒に歌いましょう」と言ってはじまり、
客席大合唱。この歌は節回しが結構難しいんで昔練習したことがあるんだけど、ここで生かされた!(笑)

ということで、もう胸いっぱい。
お客さんみんなだいたい同じ気持ちだったらしく、終盤には自然に客席総立ち。
拍手は客電がついてもしばらく鳴り止みませんでした。

去りがたくしばらくホールに残って佇んでから帰りました。

***

今回オーケストラも含めて音がとてもよかったと思います。
ストリングスもPAで拾ってたと思うんだけど、これもいい音で、うるさくなくあのまぎれもないバカラックサウンドを響かせていてこれまた感涙もの。
(でもPA卓の比較的近くの席だったので、PAチームが緊迫して声を上げてるのとかもときどき聴こえて面白かったですw
 一度バートが話し始めたときマイクがオフになっていたとき、うしろのほうで「マイク!マイク!」とか小声で叫んでましたw


バートのピアノのタッチがいい具合に枯れていて、そしてまさにレコードなどで聴くフレーズを本人が弾いているのを目の当たりにしてこれまた感涙(泣きっぱなし)

枯れているといえばバートの歌声も聴けました。若い頃から枯れていたんですけどw前回ワタシが聴いた公演のときよりもさらに一層枯れて、よぼよぼの域なんですけどwこれでもちゃんと曲が成立するのがステキです。
Make It Easy On Yourselfでは歌わなかった(よね)のであれ?と思ったんだけど、他の曲で歌い出した時は安心した~

新しめの曲も素敵な演奏でとけ込んでましたね。曲名を思い出せないんですけどAt this timeの曲もやったよね。

ツアーのメンバーリストがどこかで上がってないか探してみます。
見つけたら追記します。

あと、
こちらのすてきなブログにセットリストが掲載されています。
無断でリンクしてすみません。


胸いっぱいです!


********

(追記)
セットリスト↑のブログ主さまは、ワタシとかなり近い席に座られていたようですw
えーと5つとなりの席ww

(追記)
終演後ロビーでバカラック友に遭遇。お茶して帰りました。

コメント
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