2014年を振り返る~極私的映画ランキング~
毎度言うことですが、ワタシの映画鑑賞スタイルは劇場に足繁く通うというよりは、旧作中心にDVDでというものなので、年間公開作のランキングはできません。
なので、新旧作とりまぜてのすた☆脳内限定ランキングをやって喜ぼうという私的企画です。
↑
という文章自体、昨年のランキングページからコピペしてるくらい毎年言ってますw
という例年の枕詞ではじめますが、
あまり人の参考にもならないし話題に同調することもできない企画なのでやめちゃおうかと思ってたんですが、
とらねこさんが楽しみにしてくれているということでしたので、
ひとりでも読んでくれるのなら続行するかと。
・・・と、ここまでが昨年からのコピペです(笑)
今年はベスト6を発表します。
というのも、このブログに記録されていた鑑賞作が
なんと6本しかなかったからですww
2014年は「映画を観なかった年」として記憶されるであろう。
(されないされない)
第1位!「エレニの帰郷」テオ・アンゲロプロス
6本中にテオの作品が含まれていたことはなんて幸運なんでしょう。
躊躇なく1位を選べるというものです。
ブルーノ・ガンツが飛び込む川の水の冷たさと
降りしきる雪の寒さが
この季節の体感とともに思い出されます。
また、フランス映画社が「配給協力」である作品であることも
改めて思い出しておきたいと思います。
第2位「メランコリア」ラース・フォン・トリアー(DVD再観)
なんでラースが2位なんだよと思われるかもしれませんが、
なにしろ6本中2本が彼の作品なんですから仕方がないw
それも「ニンフォマニアック」は前半しか観ていないというていたらくなので。。
思えば「エレニの帰郷」も「メランコリア」も2回観ているので、
印象深いのかもしれません。
「メランコリア」はどう考えても支離滅裂で映画的快楽も説話的快楽も欠如した
ろくでもない映画と思わざるを得ませんがw
それでもワタシにはどこかひっかかりのある作品です。
出て来る人物がみな虚ろな生を生きているような感じで
その虚ろさに妙に惹かれてしまう。
みんながみんな虚ろなんです。子供ですら虚ろ。
第3位「アデルの恋の物語」フランソワ・トリュフォー
トリュフォーは好きなんですよね~
没後30年の映画祭がありましたが、
全国でまだ続いている一連の上映のなかで
唯一行けたのがこれということです。
文芸作品の中では一番しっくりきたかも
でもこの系列のものは、トリュフォーが急先鋒となって糾弾した旧世代?作家たちの作風と
どう違うのかをワタシが理解していない感もあり、
やはりドワネルものの面白さに対してやや好き感が引っ込むので。
ということであろうことかラースより下位にしてみました。
第4位「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」押井守
「けっこう好き」とか記事には書いてますが、
それほどではないかも。。
理屈っぽいというか
理屈に縛られた作品という感じがする。
スタート地点からほとんどはみ出していない印象が。。
まあループなんだからそういうことになるのか?
それでいいのかも?
第5位「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」押井守
といいながら押井作品をまたランクインさせるわけですがw
今回はとにかく全作品ランクインですわ。
これも奇想天外な感じがするわりには
なんか理屈を飛び越えきれない感じがするなあ。
やっぱりハリアーで飛んでいくことで世界の構造が見えちゃうところが気に入らないな~
第6位「ニンフォマニアック」ラース・フォン・トリアー(前半)
最下位にこれなわけですが、つまらなかったわけではなく
前半しか観ていないので、判断に困っているわけです。
後半観ろよって話です。
こういう作品でもバッハに言及したりタルコフスキーに捧げたりするところが
なんとも鼻につきながらもなんか好感持っちゃったりするんですけどね。
DVD出てレンタルになるのを待つか・・・
ということで、終了です(爆)
今夜はもしかしたらゴダールを観るかも(DVDでね)
あ、来年もよろしくお願いいたします。
毎度言うことですが、ワタシの映画鑑賞スタイルは劇場に足繁く通うというよりは、旧作中心にDVDでというものなので、年間公開作のランキングはできません。
なので、新旧作とりまぜてのすた☆脳内限定ランキングをやって喜ぼうという私的企画です。
↑
という文章自体、昨年のランキングページからコピペしてるくらい毎年言ってますw
という例年の枕詞ではじめますが、
あまり人の参考にもならないし話題に同調することもできない企画なのでやめちゃおうかと思ってたんですが、
とらねこさんが楽しみにしてくれているということでしたので、
ひとりでも読んでくれるのなら続行するかと。
・・・と、ここまでが昨年からのコピペです(笑)
今年はベスト6を発表します。
というのも、このブログに記録されていた鑑賞作が
なんと6本しかなかったからですww
2014年は「映画を観なかった年」として記憶されるであろう。
(されないされない)
第1位!「エレニの帰郷」テオ・アンゲロプロス
6本中にテオの作品が含まれていたことはなんて幸運なんでしょう。
躊躇なく1位を選べるというものです。
ブルーノ・ガンツが飛び込む川の水の冷たさと
降りしきる雪の寒さが
この季節の体感とともに思い出されます。
また、フランス映画社が「配給協力」である作品であることも
改めて思い出しておきたいと思います。
第2位「メランコリア」ラース・フォン・トリアー(DVD再観)
なんでラースが2位なんだよと思われるかもしれませんが、
なにしろ6本中2本が彼の作品なんですから仕方がないw
それも「ニンフォマニアック」は前半しか観ていないというていたらくなので。。
思えば「エレニの帰郷」も「メランコリア」も2回観ているので、
印象深いのかもしれません。
「メランコリア」はどう考えても支離滅裂で映画的快楽も説話的快楽も欠如した
ろくでもない映画と思わざるを得ませんがw
それでもワタシにはどこかひっかかりのある作品です。
出て来る人物がみな虚ろな生を生きているような感じで
その虚ろさに妙に惹かれてしまう。
みんながみんな虚ろなんです。子供ですら虚ろ。
第3位「アデルの恋の物語」フランソワ・トリュフォー
トリュフォーは好きなんですよね~
没後30年の映画祭がありましたが、
全国でまだ続いている一連の上映のなかで
唯一行けたのがこれということです。
文芸作品の中では一番しっくりきたかも
でもこの系列のものは、トリュフォーが急先鋒となって糾弾した旧世代?作家たちの作風と
どう違うのかをワタシが理解していない感もあり、
やはりドワネルものの面白さに対してやや好き感が引っ込むので。
ということであろうことかラースより下位にしてみました。
第4位「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」押井守
「けっこう好き」とか記事には書いてますが、
それほどではないかも。。
理屈っぽいというか
理屈に縛られた作品という感じがする。
スタート地点からほとんどはみ出していない印象が。。
まあループなんだからそういうことになるのか?
それでいいのかも?
第5位「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」押井守
といいながら押井作品をまたランクインさせるわけですがw
今回はとにかく全作品ランクインですわ。
これも奇想天外な感じがするわりには
なんか理屈を飛び越えきれない感じがするなあ。
やっぱりハリアーで飛んでいくことで世界の構造が見えちゃうところが気に入らないな~
第6位「ニンフォマニアック」ラース・フォン・トリアー(前半)
最下位にこれなわけですが、つまらなかったわけではなく
前半しか観ていないので、判断に困っているわけです。
後半観ろよって話です。
こういう作品でもバッハに言及したりタルコフスキーに捧げたりするところが
なんとも鼻につきながらもなんか好感持っちゃったりするんですけどね。
DVD出てレンタルになるのを待つか・・・
ということで、終了です(爆)
今夜はもしかしたらゴダールを観るかも(DVDでね)
あ、来年もよろしくお願いいたします。