Credo, quia absurdum.

旧「Mani_Mani」。ちょっと改名気分でしたので。主に映画、音楽、本について。ときどき日記。

ついったーが機嫌悪いので近況など

2011-05-14 03:49:42 | diary
ついったーが調子が悪いみたいで
クジラが出るので
手持ちぶたさんなので
こちらに近況などを書いてみましょう。

実に久しぶりに日記ふう

****

東北の地震から
福島原発1号機のメルトダウン判明まで;;の2ヶ月間
いろいろなことがありましたね~

十分めまぐるしく、被災地でもないのにストレスフルなその間に
ワタシは人事異動により職場が変わるという
強烈な変動もオマケでついていたのです。

詳しくは言えませんが
とにかくこれまでの仕事とはまったく畑違いってやつで
この歳になってまた一年生
若者に教えてもらいながら日々知恵熱を出して奮闘しています。

ストレス耐性のないこの身体は
思っているよりはダメージを受けているようで
異動してしばらくは例によって難聴ぎみになってしまい
いやー体は正直ですね~
2週間ほどでなおりましたけど

最初は難聴気味で大騒ぎして病院に行ったりしましたが
最近は慣れちゃって、しばらくしたら治るし
気にしなくなりました
まあ、聴こえにくいことはまたストレスのモトなんですけども。
逆に治った時のスッキリ感が心地よかったり。


**

で、粒オケ!
ツイッター上の仮想行政区「粒谷区」に創設された仮想オーケストラ「粒オケ」は
第2回目のリアル演奏会をすることになりまして
先日1回目の練習に行ってきました。

演奏会は↓

2011年8月15日(月) なかのZERO大ホールにて
19:45開演 入場無料
曲目
ベートーベン交響曲第5番
チャイコフスキー交響曲第5番


「5番なう!」だとw

夏の宵、ぜひお越し下さいませ。


というか、どちらも難曲でまだずえんずえん弾けませんワタシ。
ベートヴェンは大昔にワタシはコンマスで弾いたんですけど
今や、よく弾いたなこれ的な衰えぶりでww
おどろくほど弾けません(TT)


*****

バッハのオケもまたやるんですが
こちらは10月。
今度はかんたーたを4つ
BWV41,137,138,148をやるようです。

カンタータなので、バイオリンは
1 合唱
2 レチタティーヴォ(tacet)
3 アリア(tacet)
4 レチタティーヴォ(tacet)
5 コラール
みたいな(笑)
最初と最後以外は休み~的な感じですが

演奏会中に休みのところがなかなか楽しいというのは
前回のミサ曲ロ短調でわかったので
まあ楽しみではあるんですが

場所は神田になるようです。
ホールではなくなんとか教会です。
これも楽しみです。

*****

あとはねー

ゆっくりながらson*imaに続く
歌のレコーディングを進めていますよ~
ボーカリストは代わるのですが

できれば二枚CDを作りたいと思っているのだ。
ネット配信の世の中ですが
なんとなくモノにこだわってしまうのは
古い人間になりつつあるということなのでしょうか

こちらもがんばりたい。

****

そんなことで、なにやらすごい忙しいのです。
とりあえず映画を見るヒマがなくなってます^^;

あとはねー
そうねー

ああ、子供たちは順調に年をとり(あたりまえだ)
このブログを始めたころは上の子はたぶん小学生だったと思うんだけど
そいつも今年度は大学受験とか!

進路どうするとか将来の職業はとか
予備校にいくとかいきたくないとか
偏差値はどうの推薦がどうのと

あーめんどくさ


お 金 が !!
教育費がすごいかかるんですよおおおおおお!
子供が小さいうちはなにかと大変だけど
お金は実はそんなにかかってなかったんだ~
実は大きくなってからが出費がかさむんだ!!

といまごろ気づいているのです。

小さいお子さんのいるかたは
いまのうちに教育資金を貯め込むことを
強く奨励します;;




なんか疲れてきたので
こんなところで

ねまーすZzzzz...




コメント (5)
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「J・S・バッハ」礒山 雅

2011-05-05 02:27:35 | movelog
J・S・バッハ (講談社現代新書)
礒山 雅
講談社


入門書っぽいのでなんとなく読まないでいたのだが、
別に避けることもあるまい、新書だから安いし、
と思い直して読んでみました。

確かに入門書らしくいろいろと取っ付きやすいように
バッハの生活とか金銭感覚とか女性の好みとかw
ちょっと前に流行ったジャズによるバッハ演奏についてとか
グールドの演奏とか、近年の古楽隆盛の事情とか
いろいろな切り口でバッハの魅力を語っているのは面白い。

でも一番印象的だったのは、フーガの技法に関する最近の研究を紹介するくだり。
フーガの技法18曲は、それぞれ旧約聖書詩篇の第一篇から第十八篇に対応しているというのだ。
いろいろバッハ本は読んだが、この説は始めて知った。

フーガの技法の出版初版に施された図版(ビネッテというそうだ)に描かれたモチーフや
各フーガに折り込まれた数象徴や
テーマの扱われ方(反行型とか短縮型とか)と詩篇のモチーフとの関連などから
推論するのだが、
そういわれると実にそのとおりな気がしてしまうから不思議だ。

数象徴などはいくらでもこじつけができそうな話ではあるけれど
バッハの時代(というかそれ以前の時代は)そういう象徴も意識していたのも確かで、
バッハならこのくらいは朝飯前でやってしまうのではないか
とも思う。

形式的に厳格で、
かつ音楽的な情緒に富み
かつ数や音型による象徴も折り込み
カンタータでは言葉との関係性も重視し、
そんな音楽が作れるというのは
まったくどうかしているなw


ということで、なんか入門書としては
雑駁だったりいきなりディープだったりするので
この本だけではすっきりしないかもしれないと思いました。

この本もあわせて読むと
バッハの全体像がわかるかもしれません。

バッハ=魂のエヴァンゲリスト (講談社学術文庫)
礒山 雅
講談社



ついでにこれも

マタイ受難曲
礒山 雅
東京書籍(株)




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