Credo, quia absurdum.

旧「Mani_Mani」。ちょっと改名気分でしたので。主に映画、音楽、本について。ときどき日記。

「猫と生きる。」猫沢エミ

2013-06-11 00:20:53 | 猫沢エミ
猫と生きる。
クリエーター情報なし
辰巳出版



猫沢エミさんの新刊「猫と生きる。」読みました。

愛猫ピキさんとの出会いから別れまで、その後の新しい家族ピガちゃんとユピちゃんとの出会い、と、猫との生活を綴ったエッセイと、合間に猫と暮らす上で必要なあるいは生活を豊かにするような情報ルポを差し挟んだ本です。

まさにタイトル通り、猫と正面から向き合って「生きる」姿がここにはあって、感動の一言です。
これは一つの生き方についての本であって、その意味ではたとえば「罪と罰」みたいな(適当に挙げましたが^^;)小説などと、ワタシが思うに全く同格の質を持った本になっているのです。
褒めすぎでしょうか?そんなことはないと思いますが。



猫を独立した対等の人格…猫格として認め、溺愛でもなく放置でもなく尊重し、猫の人生…いや猫生を飼い主の思惑で歪めたり不幸なものにしたりしてはいけないという姿勢は、それは猫沢さんの生きる上での原理のような考え方のひとつであって、猫のことに限らず人との関係や仕事のスタンスなどでもそのような原理を貫こうと努力する、そんな生き方が書かれている。

それは猫沢さんの生きてきた環境で培われていたものであるとともに、初めての飼猫ピキさんと暮らす中で意識され、強化された生き方でもあることもわかる。そういう成長の物語でもあるところも感動的。

拾って育てるところから、日々のごはんとか病気への対応とか、引っ越しとか、パリ暮らしの際の決断とか渡航手続きとか、最期を看取ることとか、そういう猫との暮らしに、迷い悩みつつも心を決めて全力で取り組む姿には、自ずと猫沢さん自身の生き方の姿がにじんできて、読んでいるこちらの方も居住まいを正さずにはいられない。じゃあ自分の人生はどうしようか?と思いながら読み進める感じです。

と言っても堅苦しいものでは全くなく、いろいろな出来事に悩み試行錯誤する猫沢さんに寄り添って、はらはらはワタワタしつつああこんな決断をしたんだ~と涙しながらほっこりしながら読む本です。猫飼ったことがある人なら、わかる~と共感するところ多数だし、猫と無縁の人でもへーこんなことがあるのかーと十分興味の持てる内容だと思います。

****

猫との生活が書かれているのだけれど当然猫沢さん自身に起こるあれこれも書かれていて、特に印象に残ったことのひとつは、まだピキさんを拾う前、交通事故の前に占い師さんと出会う話で。
青い顔して占い師さんが師匠のところへ行けと言ったあとに、駅の券売機から出てきたお釣りにその占い師の名前が書かれていたという逸話はそれ自体十分すぎるインパクトがあるのだけれど、ワタシが驚いたのは、そんなシンクロニシティに出会いながら、占に従ったら負けだと思い、実際に酷い交通事故にあっても、生き延びたことを意識した時に「賭けに勝った」と思ったという猫沢さんの思考。
これは感心というか、面白い考えだと思いました。困難にであった時(や、まあそうでもない時も)何かに支配されて生きるようになるかそうでないかは、こういう考え方のように自分で選び取ることができるのだなと。


それから、ワタシは割と呑気に猫沢さんの次のライブまだかなーとか、ライブに行ったら握手とかしてもらってニコニコしてたんですけど、その頃の猫沢さんの裏舞台は想像以上に凄まじかった!新曲ないのかなーとか思っていた自分を、まあ恥じる必要はないけれども、能天気だなーと思った次第です。
お客さんには裏事情を感じさせないプロ意識ということでしょうね。


あとは、挟まれるルポがとても面白く猫飼いには参考になることばかり。
パリの猫暮らし事情や、獣医さんや、ペットショップや、トリミングやるところとか、里親探しNPOとか、猫専門動物園とか。
読んでいて変化もあり、とてもよい企画の勝利だと思います。



ということで、ただの猫愛本ではありませんよ~
(あ、いや、本当の猫愛本というべきか)


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"111ème Pyramide"-111番目のピラミッド ~Emi NECOZAWA & Sphinx LIVE 行ってきました

2013-01-13 03:15:28 | 猫沢エミ
"111ème Pyramide"-111番目のピラミッド
~Emi NECOZAWA & Sphinx LIVE avec:DJ 敷島 a.k.a 安治川親方~
2013年1 月11日(金)


今回はあの快適空間JZ Bratでの初ライブでした。
猫沢エミあんどスフィンクスもとうとうこんなところでライブをやるようになったのですねー

メジャー時代はクアトロを満員にした猫沢エミですが
それでも売れた部類には入らない
音楽業界というのはなんとも厳しいというか
なんだかナンセンスな感じがしてしまう。

こうしてそんなに多くない人数で
近しい距離をもって
そんなに大音響にならずに
生の音や息づかいを感じながら
みんなで音楽を楽しむ
そういう形態がいちばん自然で
音楽も生き生きする

絶対失敗できないようなお金のかけかたをして
がっちり作り込んだ音楽をやるのも
まあ面白くないとは思わないけども、
もっと身近に音楽があっていいと思う。

そういう意味で猫沢エミがメジャーを離れて自分の納得いくバンドをゆっくり作り上げていった過程は
音楽を取り戻す過程であったのだなあと思う。

日本じゃなくて音楽を取り戻す!

****

今回はワタシ的には、仕事で消耗した週の週末だったので
きっちりセットリストをおさえて写真も撮って、という参戦はやめて、
ライブをふつうに体験して、癒しや生きる喜びみたいなものを感じたいと思いまして、
なので、セットリストはなしです。

基本的には最近のスフィンクスのレパートリーをやったのですが、
イケイケでがんがん押しまくるスタイルを微妙に軌道修正しているな、と感じました。

具体的には、そうだなあ、、
テンポが上がって盛り上がりに走るようなところで
今回はボリュームをグッとおさえて静かなビートにしてみたり、
ソロ回しのところでそれぞれ意外性のあるソロをとって変化を付けたりとか。

まあ、そう聴こえたなーということですけどね。


「橋の上のふたり」が復活したのは嬉しかったな。
これはやっぱり名曲であるし、
バンドでもいっぱいやっている曲なので、逆に毎回変化がある曲になっているので
聴いていて面白い。
ノリもとてもよいし。
ほんといい曲だわ。。

あと最近レパートリーになっている、スローでジャジーな雰囲気の2曲
えーと、「セプタゴン」と「サレ」もすごく気に入っているのです。
ライブだとどっちがどっちの曲だったかな?とか思ったりもするんですが(笑)
(今はちゃんとわかってます)

なんか異国の情緒みたいなのがあって
夜の雰囲気があって
遠くのどこかにいるもう一人の自分がひとりで夜に切ないメロディを聴いているような気分。
まあ、映画のワンシーンがうかぶような・・というとなんか月並みだけど。


アンコールで「マンダリンワールド」をやったけど
そのとき猫沢さんは「これはピラミッドの曲ではないけれど・・・」と言ったのが印象的で。
そうか、これは猫沢エミの曲であってピラミッドではないのか、、ということは
メジャー時代の素敵な歌たちはピラミッドでは基本やらないのはそういうことなんだな~
となんか納得。

ポップで繊細な歌の世界もワタシは大好きなので
そのうちピラミッドのなかで新しい花となって甦ることも期待してよう。
歌はもうやらないぞ!とかかたくなに決めているような感じでもないので。。

しかしマンダリンワールドはほんとに幸せな歌だな~
世界がオレンジ色にトロケていくよ。


ということで、仕事疲れのワタシはほんわかととろとろになって
最後の方は眠くなっておりましたww


***

JZ bratはこじんまりとしたブルーノートみたいな印象ですよね。
PAが低音の巨大ウーファーを除き天上から下をむいて設置されているので、
バンドや歌の音が基本上から聴こえるのです。
そのせいか、歌声が上から遠くに飛んで行ってしまって
聴こえにくい感じがしました。

マイクのせいもあるかも?
小さい声は拾いにくそうでした。
大きい声は逆に拾いすぎていきなり大きく鳴る。
これはどう解決するんだろうね。
コンプレッサーとかリミッターとかライブのPAで思い切りかけたりするもんなんだろうかな??

モニターはどうだったんだろうかの
バンドがフルで鳴っているときはちょっと歌いにくそうにみえたんだけどそんなこともないのかな。

歌や全体の音については
サラヴァ東京のときに素晴らしい音を聴いているので
あれはよいよ。
バンドはしっかり鳴るのに歌がすーっと通る。
どうやってやるんだろうあれは。



なんだか散漫な走り書きになっておりますな・・・


ということで、ゆったり座れてテーブルがあって食事もお酒も(ワタシは酒は飲めないのだが)楽しめるという点では
とてもよいライブでしたが、音はサラヴァのほうがいいな~という感想です。

演奏はとてもよかったです。
どんどんよくなっていると思います。



次回ライブや、昨年出たアルバムなどについては
スフィンクスのページ


今回は写真なしよ~

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「NEO JAZZ 3 TOPs☆SARAVAH東京」行ってきました

2012-10-11 02:30:13 | 猫沢エミ
NEO JAZZ 3 TOPs☆SARAVAH東京
2012.9.23(日) open:17:00 start 18:00
出演:F.I.B JOURNAL DUO+1/Shima&Shikou Duo/Emi NECOZAWA & Sphinx


↑こういうイベントに行ってきました。
ネオジャズというカテゴリーがあるのかどうかわかりませんが
その世界の最先端3バンドが出演するライブでした。

が、以下ではEmi NECOZAWA & Sphinxについてのレポのみです。。
あしからず。。



ということで!

猫沢エミは去る3月にアルバムPyramidiaをリリースしているのですが
すでにそのアルバムを超えようとしています。

アルバム以前のレパートリーのほとんどや
アルバム収録曲さえも多くを捨て去り(いや捨ててはいないと思うけど)
新しい局面へと進もうとしています。

そのことにあっさり感動するのです。
アルバムを聴いて、こんな感じかとライブに来てみると
それが良い意味で裏切られるというのは
やっぱり生きのいいバンドなのですね。

特に、もう何年もライブの華だった名曲
C'est vous sur le pontをやらなくなった(のかな?)というのはなんとも象徴的な事件です。




猫沢エミと岩見グル継吾


新曲ではワタシは勝手にニューヨークテイスト路線と呼んでいる(いや誰にも呼んでないけども)
2曲、septagonとsalé、はいいですね~
都会の夜に雨が降るような音がします。
雨が降るけど冷たいけど人は温かいみたいな。
ちょっと「あ~ま~ぽ~~ら~~~」と歌いたくなっちゃうセプタゴン
どちらもゆったりした部分とスリリングなアップビートの部分を持ち
兄弟(というか姉妹)みたいな曲です。
この2曲ならエンドレスリピート再生OKですね。


サブちゃん


もうひとつの新曲「ネフェルティティ」は
一昔前の(三昔前くらい?)ハリウッド映画でのエジプトのイメージを持った曲で
(というのは実に歳食ったワタシならではの感想だなw)
ちょっと今までにはないスケール感のある曲ですね。
これもスピード感のある曲。


こうなってくると、これまでのアップテンポ界を受け持ってきたレパートリー
Zo-wa-z'oiseauxなんかがちょっと色褪せてきた感もでてきましたね。
まあ何度も聴いているからというのもありますが
速いビートでスリリングなソロ回しというスタイルが多くなってきたってことですかね。




・・・そう思っていたら、終演後に猫沢さんは
ちょっとがちゃがちゃしてきたので新しい展開も考えている
という主旨のことをおっしゃっておりましたので
また面白い新しい世界が待っているんだろうと期待も高まるというもんです。

次のライブ、次のアルバムがやっぱり楽しみになりますな^^




円山天使&末藤健二

今回はいつもちょっと気になるボーカルが埋もれちゃう点が格段に改善されていて
歌詞がよく聞き取れました
聞き取ってもまあ忘れちゃうんですけども^^;
でも歌が立つのは聴いていて気持ちがいいですね
いったいどうやって改善できたのかは見当もつかないのですが
これもサラヴァだからできたのかなとも思いますた。

アンコールでは他のバンドの出演者を交えてのセッションでしたが
(そしてそこでsaléをやったのですが)
やっぱりサックスとトランペットがいるというのはいいなあ
管楽器が二つあるとホーンセクションな感じがでてゴージャスですよねえ
(とだんだん贅沢な望みを抱く)


渡邊勇人+坂和也


セットリスト
Sphinxのテーマ
Colors
Requiem pour un C.
Filiti can can
Bath room
Syncopation
Septagon
NeFeRTiTi
Zo-wa-z'oiseaux

Salé





ワタシのメモにはSaléのあとに「シムノン」とあるんだけど
なんだっけ?ジョルジュ?
シムノンの小説にインスパイアされて作りました・・とかでしたっけ??
(記憶が老人力)


アルバムはこちらで買えます↓(アフィリエイト誘導ww)

Pyramidia
Emi NECOZAWA & Sphinx
disques monoprix


アルバムなどについて詳しくは
Emi NECOZAWA & SphinxのHP
iTunesでも買えるそうですよ~



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“S meets S”―Emi NECOZAWA & Sphinx & 島裕介←行ってきました

2012-07-22 23:14:30 | 猫沢エミ
“S meets S”―Emi NECOZAWA & Sphinx & 島裕介
2012.7.16(祝)Shibuya gee-ge


いくら好きだからといって
こう毎回ライブに行く度に
猫沢エミのファンでよかった^^と心ふるわせるのも
大の大人としてどうかとは思うのだが
猫沢エミの発するメッセ-ジは
常にそういうつまらない固定観念にとらわれず
人として動物として正直に生きよというものだから
ぜんぜんかまわないのだ

今回のライブにはトランペットが加わっているが
これはもはやレギュラー化してもらいたいほどに
音楽のあり方に作用した参加であるのだ。

特にトランペットあるから選んだであろう2曲目「BathRoom」とか
新曲に属するえーとなんだっけ「Septagon」
におけるトランペットの憂愁のメロディは
他に替えがたい音色であるし

それから新曲「ねふぇるてぃてぃ」でサックスとペットでハモるところは
ホーンセクションという新しい存在感を示してかっちょよい。

是非レギュラー化を!




会場の渋谷Shibuya gee-geは初めて行きまして
こんなところにこんなハコがあったのか~
こじんまりとしたライブハウス
客席も比較的ゆったりとしていてのんびりできました。

音としては
グルのベースが今ひとつ中域が落ちすぎていて芯がない感じ
後半は大部なれたけど。
あとボーカルがやはり埋もれ気味
バンドが大所帯になるとこれは課題になるよね~
新曲は歌詞が聞き取れないので残念。

まあ断片的な言葉でも十分に魅力的なのがよいんだけど。
曲がいいしアレンジがいいからね。




最近ダントツで好きなのは「Septagon」でして
歌い出しがあまぽ~ら~~といきそうなところがなんともいえん。
きっちり4小節8小節でまわっていかないフレージングがかっこよいのです。
これも歌詞がいまいち聞き取れん。
まあ大好きといってはばからん「橋の上の二人」だって
最近ようやく全部わかってきたくらいの歌詞音痴なワタシなので
聞き取れたからって把握できるとは限らん。。

途中からジャズっぽくビートが走り出すのも泣けてくる。
きらめきつつも染み渡るトランペットのソロがもうはまりまくる。
猫沢さんがスネアをブラシでロールする裏でドラムもちゃんというのも良い効果が出てて
なんだか雨の日に外を眺めているような気分になるのだな。


あとはやっぱり「シンコペーション」はカッコいいね
アルバム1曲目になっていて
勝負曲
前回も書いたけど
猫沢エミは今は勝負の時なので
がんがんデリケート・ハード・ネオジャズ路線を
しばらくは見守るのです。


なんか全然ライブレポートではないな。



<セットリスト>

Sphinxのテーマ
Bath room
Tabacの森
Filiti can can
Colors
Requiem pour un C.
Madrigal
Septagon
NeFeRTiTi
Syncopation
Zo-wa-z'oiseaux

夏の模様
Salé



今回会場の方針でどうやら撮影は禁止ということのようだったので
写真はありまへん。
というかうっかりカメラ忘れていっちゃったのもあり。。

セットリストはiPhoneにメモっているのだが
今回はsphinxのブログにアップされていたので
無許可コピペさせてもらって
とても楽でした(笑)

次回は9/23(日)サラヴァ東京で
ネオジャズ3バンドのライブだそうです。

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Emi NECOZAWA & Sphinx 【Pyramidia】Release Anniversary LIVE @SARAVAH東京!!行ってきました!

2012-04-18 23:38:26 | 猫沢エミ
Emi NECOZAWA & Sphinx 【Pyramidia】Release Anniversary LIVE @SARAVAH東京
2014.4.14sat

先日行われたレコーディングライブでの録音が
アルバム『Pyramidia』として実を結び、
関西を含む発売記念ライブツアーを敢行した猫沢さん。
そのツアーの東京でのライブに行ってきましたん。

強く感じたのは、猫沢さん「次のステージ」に上がったな、という印象。
とりあえずライブ冒頭からMCのテンションがこれまでになく高い。
きっと意識的にハイテンションで持って行こうとしているんだと思った。勝手に。
最初から「群馬サファリパーク」宣言wをしていた。
これまでのライブをみているワタシは、いつも勝手にこれから観るライブの内容を想定して遊ぶのだが、
このサファリパーク宣言によって、やっと悟ったのだった。

猫沢さんは、当面はサファリパークなのだ。
ぶちかまし系なのだ。
ここにひとつスタイルが出来上がった。
長いこれまでの試行期間から
ひとつのスタイルを引っ張り出した。
今回のライブはアレだ。あの路線だ。

そしてしばらくはあの路線で勝負をするだろう。

こういう定まった感覚は
過去のライブではなかったことだと思うのだ。
いままでのライブはこちらが何が起きるか見守っていたのだけれど
これからしばらくは、変な言い方だけど、がんばってこいよ!と見送るような感覚だ。
送り出した感じ。
ワシは親か(笑)



****

てなことを考えつつ。。以下雑感を

バンドは、スフィンクスは、
がっちり固まりつつも音は定型を破るようにはじけてるという演奏で、
サファリパーク路線としてはかなり来る。
目をつぶって聴いていると、ほんとにジャングルだか草原だかが浮かんでくる。
熱い暑い。

ピアノとギターとサックスとアコーディオンと
ウワものが常に層を成しているので
音圧もけっこうなのだが
それぞれのパートを楽しめる音作りがされていて
歌だけでなくそういう楽しみもあり。
目をつぶっているとなにやら
力の躍動が見えてくるんだよね
「シンコペーション」などではぐるぐる渦巻いているんだけど
新曲の「サレ」(ってどういう意味だ?ケークサレ?wこれから調べまする)などは
コード進行にそって力が下から上へぎゅんぎゅん飛んでゆく。
(意味不明なこと言ってます)

アコーディオン田ノ岡さん


レコーディングライブの重圧を解かれたか
あるいはツアーの道中で解き放たれたか
みんなのびのびと楽しんでぶっとんでいて
とくにぞびらむーしゅのときのグル岩見さんが前へ前へ出て来るところとか
自由な感じでした(笑)
猫沢さんはあの背後のグルの挙動を認識しているのだろうか?(笑)

オープニングに短いインストナンバーをやったのは新鮮だった。
歌にこだわらずこういうこともできるわけで、面白いですな。

ギター円山天使!


ぶちかまし路線で、長いインスト部分にソロ回しという曲が
サファリパークとしてはメインなのだが、
ワタシの好みとしては、形の決まったコード進行の豊富な歌の曲に
ジャズでもロックでもない(あるいはその両方の)スフィンクス的なアレンジが施されたものに
心惹かれるのだった。
例えば「レントゲン」のような。
サファリパークに美しく建つ透明な構築物のような感じに聴こえる。
こういう幻視しちゃうんだよね音楽聴いてると。

いつも客席左よりの席に座っちゃうのに気づいたので、
今回右側に陣取ってみましたら、
初めてドラム末藤氏を激写することが出来ましたw




とりとめもなく雑感でした

*****

セットリスト
(introduction)
Le Tourbillon
C'est vous sur le pont
Requiem pour un C.
Septagon
Colors
Rontgen
Syncopation
Zobi la mouche
Madrigal
Zo-wa-z'oiseaux
Boia de TABAC

サレ



ほぼ毎回やっていた「私の世界」などは姿を見せず
「ぞび~」と「ぞわぞ~」が定番に。
そして新曲がこれから増えて行く気配が。

シンコペーション、新曲サレと、新しい曲がパワフルでウレシイ。

いまだパワフルな旧作傑作群もこのバンドで生まれ変わってほしいとは思うが、
当面はこれで突っ走ってください(笑)






ライブでやった曲のほとんどが聴けるすてきなアルバム
興味ある方はぜひお買い求めください!!(ステマ)

Pyramidia
 
disques monoprix

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Quand la femme tient la barre de sa vie N°6猫沢エミライブ行ってきました。

2012-03-26 22:31:54 | 猫沢エミ
Quand la femme tient la barre de sa vie N°6
 -猫沢エミライブ&トーク@TRAUMARIS
2012年3月2日(金)雨


以前は猫沢エミのライブについてはライブから帰ってきたその日にうが~っと書いてUPしていたものだが、最近は1ヶ月とか経ってからようやく書くという、ファンにはあるまじき体たらくなのですが、何事にも慣れや停滞はあるものだなあと一般論にしてごまかす。

彼女の音楽への愛情はなんら変わらないつもりなのだが。

今回のライブは、ご自身で「Emi NECOZAWA & Sphinxの3ピースユニット」と仰るとおり、ギター、ベース、パーカッションでSphinxのスケール感とグルーヴに挑むという趣のものだった。
以前からこのスリーピースでのライブは何度も観ているし、編成が小さいからと言ってダイナミズムが損なわれる心配などなにもないとワタシは知っている。はたして、ガットギター+ウッドべ+パーカッションというアコースティックユニットは、ぎらぎらにかっとんで場をぐんぐんかき回した。



今回はベース・グル岩見さんのそばに座ったせいかもしれないが、どの曲もぼよんぼよんに跳ね飛んでいた。ガットギター円山氏も、ガットとはいえいつもながらにピックアップを通して出る音に様々にエフェクトを加え、宇宙を多層化する。それぞれのプレイヤーがちょっとずつテリトリーをはみ出して場を作る感じがする。これがこのスリーピースの魅力だな。

グル岩見


今回の新兵器は猫沢さんのセットに追加されたスネアドラム。これは目からウロコ的な感じでなぜ今までなかったのか?的新鮮さだった。主にブラシによるジャジーなロールで使われたのだが、ウッドベースの存在とあいまって一気に気分はニューヨークみたいなw
アイテムが一つ増えると運搬もセッティングも大変になる打楽器だけどこれはいいですねー。

ニューヨークの雰囲気を思いながらという旨のことを口上に、そのスネアを使った新曲が披露され、これがまた不思議ないい曲だった!間違いなく猫沢エミのメロディだがどこか新しい境地。挑戦し続ける体制にここ1~2年の猫沢エミは入ったのだと明確に印象付ける曲でした。もう一回聴きたい。



セットリストを眺めると、もはや完全にSphinx時代に入ったという選曲であることがわかる。メジャー時代のポップな曲からはほぼ選曲無し。攻めに入ったな!!
以前の曲もまだ十分破壊力を持っていると思うので、それらの名作も新しく生まれ変わってまためぐり合うのを楽しみにしています。

円山天使さんon Guitar



***

セットリスト(新曲でタイトル分からんのは適当にタイトルつけましたw☆)

TABACの森
赤い星
ニューヨーク☆
I am a Kitten
アデュー☆
Syncopation
Madrigal
Zobi la mouche
Zo-wa-z'oiseaux
C'est vous sur le pont

私の世界
セプタゴン





**

会場となったトラウマリス、インスタレーション中でありその中での不思議な空間のライブだった。
天井からつるされたビニール紐のカーテンに、プロジェクタで投影される光が明滅する中、ワタシはそのプロジェクタからの光るを受ける場所に陣取ったため、ライブ終盤には軽いピカチュウ病になってしまいwいい具合にトリップしておりました。
目をつぶっても光が明滅するのをさえぎることができず、視覚への刺激というのはなかなかあなどれないことなんだと深く実感した。

おともだちKさんはいよいよ本格的に猫沢エミスタッフになったらしく、ご本人がとうとう「シトロンプリュスのスタッフになりましたー」と宣言した。ワタシも若かったらそうしていたかもしれない(歓迎されるかどうかは別だが)。人生の舵を切ったKさんに幸多かれー☆




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猫沢エミ「レコーディングライブ@サラヴァ東京」いってきました

2011-12-23 01:18:30 | 猫沢エミ
といってもですね、
もう2ヶ月も前、
2011年10月24日(月)25日(火)の2days
だったのですよ。

このところいろいろと立て込んでまして
レポ書く余裕がなかったのでありますので
すみません今ごろになって感想を書きまする。

猫沢エミさんが「ライブをレコーディングします」とアナウンスがあったのは
前回のライブのときだったかなー
で、漠然といわゆるライブのCDを作るのかなーと思ってたわけですが、
当日いざライブが始まってみると!
ライブをレコーディングする、
のではなく、
一発録りレコーディングをライブで公開する、
の方が正しい感じでした。

すなわち、、

猫沢さんもライブではなく「レコーディング」モード。
ライブの雰囲気を高めるのではなく
1曲1曲を完成度の高い演奏にすることに注力。
その結果、曲間で発声練習をしてみたり
メンバー間で反省や検証の会話をしてみたりw
演奏がうまくなかったなと思ったらやり直してみたり(!)

曲が終わった後に無音の状態を作るために
お客さんにも「合図があるまで拍手はしないように(笑)」のお達しが出るし!

ステージ上はライブとは違う一曲入魂の緊張感がみなぎり
お客さんもそれを固唾をのんで見守る、という
経験したことのない不思議なライブになったのでした。


何度も猫沢さんのライブに行っている身としては
新鮮ですごい楽しかったのですが
初めてライブ来てみましたという人は
ビックリしたことでしょうねー



****

ということで
ステージのマイクの立て方なんかも
普段とは違い、
音の違いも楽しむことが出来ました。

特に猫沢さんの歌を拾うマイクが
いつもとは違いコンデンサマイクだったので(ベイビーボトルとかいうやつね)
声の質と抜けがいつもと違ってました。
いつもより輪郭が出て近くで歌ってる感じ。

PAの音もかなり綿密に作ったようで
特に2日目は深い空間に響くような音が出来上がってました。

こういうところも今回の楽しみでした。



****

演奏のほうは
1日目はちょっと慎重に
2日目ははじけ気味にw
リハも録音していたようなので
いろいろなバージョンが録れたのではないでしょか

この日の録音は2月ころにCDとなる予定とのことで
楽しみでござるよ。

セットリストは、CDにもなることなので
今回は割愛。
ただ、新曲が1曲あって
それが実にパワフルでトリッキーで
2011年の猫沢エミらしさを存分につぎ込んだ曲になってました。
90年代のポップな猫沢エミも大好きデスが
そこからここまで来た!という感じのする今のスタイルも
なかなかかっこいいですよー





Recording Live ! SARAVAH Tokyo -猫沢エミ・レコーディングライブ@サラヴァ東京
2011年10月24日(月)25日(火)2days
猫沢エミ(per.vo)円山天使(g)坂和也(key)末藤健二(Dr)岩見継吾(w.b)田ノ岡三郎(acco)渡邊勇人(fl.sax)


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Quand la femme tient la barre de sa vie N°5 -猫沢エミライブ&トーク@TRAUMARIS

2011-10-13 00:54:57 | 猫沢エミ
Quand la femme tient la barre de sa vie N°5 -猫沢エミライブ&トーク@TRAUMARIS

2011.9.3
猫沢エミ(vo.per)+円山天使(g)+坂和也(kye)+渡邊勇人(flu)



不覚にも猫沢エミのライブについて書くのをほったらかしてしまった。
決して忘れていたわけではないのだが、以前のようにライブのあと帰宅してカメラをUSBポートに挿し写真を落とし、がーっと記事を書きどーんとアップロードするというような、勢いのある愛情をライブに感じなくなったのか?と言われると、完全には否定できない。

とうとう飽きたのか?
と自問するけれども、確かに熱愛の段階は過ぎたのかもしれないが、やはり答えはライブの体験の中にあって、これだけライブに通っていながら毎回新鮮に「ああ、猫沢エミのファンをやっていてよかった^^」としみじみ思う瞬間が間違いなくあるのだ。音楽の中に。音の中に。
もっというと、音楽の構造の中に。あるいは音響の中に。

その体験がある限りはワタシは自分の愛情を疑わない。ちょっとした倦怠期にはこうしてブログの更新がおろそかになることはあるだろう。でも、根本の愛は変わらないのだ。


と、怠惰を愛の告白にすりかえてみたりする。

なんとなく書いたが↑、音楽の構造の中に愛の源泉があるというのは、これはなかなか根深いものがあるかも。
音響の体験は刹那的というか揮発性のものだけど、構造の体験はもうすこし強固なものだ。くりかえし曲を聴いているのでその構造を知っていて、それを愛しているのだから、多少音響が揺らいでも大丈夫だ。
音楽の体験としていいのか?と音響派の人々は思うかもしれないが、いいのだ(断言)。
愛に正解もなにもあるものか。

***


しまった、ライブレポのはずなのに告白タイムになっている。

今回はベースがいなくて、ギター+キーボード+パーカッションに、初参加のフルート&サックスという編成。

猫沢バンドの面白いところは、楽器が多少足りなくても欠如感がまるでないところですかね。みんなで補い合ってその編成なりの完成したサウンドを作れるのはいいね。

主にギターの円山さんの臨機応変なプレイによるところが大きいと思うけど、もちろん他のプレイヤーも同じくらい配慮しているのもわかる。

円さんのギターといえば、今回もガットギターを使いつつピックアップで拾った音に自在にエフェクトをかけてエレクトリック世界からアコースティック世界を縦横にかけまわる活躍ぶりで、改めて感心する。かっこえーなー。



そのギターをベースに、ウワもの的に鳴るキーボードやフルートも猫沢世界を一気に広々とさせて嬉しいにゃ。
フルートはちょっと譜面を吹いてる感があってあれ?と思わなくも無かったが、サックスに持ち替えたとたんに急に生き生きとしたフレーズが出てきてびっくり。

lists

The Return of Alan Bean
夏の模様
C'est vous sur le pont
Scooter
私の世界
TABACの森
I am a kitten
Attends
ミルクの冠
Röntgen
K
Zo-wa-zo Oiseaux

T'en va pas
Mandarin world



「ミルクの冠」はやはり代表作ですね~
今回はサックスが入りまた違った印象に。

scooterもうれしいです。
青空の下赤いスクーターで疾走する音楽。

今回アンコールには
T'en va pasとMandarin worldをやるな?
と中盤になんとなくひらめいたのだがそのとおりに^^;

なんなんでしょうかこの動物的なひらめきは??


めずらしく坂さんが写っているw



会場にはインスタレーション




次回ライブは10/24,25@サラヴァ東京
レコーディングライブだそうですよ!
猫沢エミ
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Enchante!SARAVAH Tokyo -猫沢エミライブ@サラヴァ東京

2011-08-04 02:44:17 | 猫沢エミ
Enchante!SARAVAH Tokyo
-猫沢エミライブ@サラヴァ東京
2011.7.30 sat 19:30-


猫沢エミのバンド編成ライブ
行ってきました。

今回はキーボードとアコーディオンともに参加ということで
音的にはとても期待できるのです。
坂さんと田ノ岡さんという天才プレイヤーなのでなおさら!

会場もウワサの?サラヴァ東京だし
これは行くしかないのです。


オープニング
サラヴァの店長さんによるおちゃらけ(笑)トークと
特別な歌!が披露され、
こういうノリなのかサラヴァ!と思わぬ認識を深めることとなったわけですが・・・

登場した猫沢エミとそのバンドは
実にいつものような余裕を感じさせる充実した音を
1曲目から押し出してきて、こちらの涙腺がさっそくにゅにゅっと緩むのだった。




箱の音としてはかなり音圧のある暖かい音で
ベースがウッドベースながら芯のあるエレベっぽい音。
そのせいかかなりバンド的なまとまりのある音になっていて
いい感じ。
キーボードとギターが小さめなのもそのウォームな感じのせいかも

「教授と私」なんかはそういう音のせいで完全に普通にロックンロールなバンドになっていたし。
おとなしめの曲もいい感じだし、長く聴いていても大丈夫な音作りだと思ふ。

キーボード二人というのも全然問題ないと思いマフ
アコーディオンはどちらかというとリード楽器的な役割だったのに対し
キーボードはメロディもやるけどバッキングもやるいわゆる鍵盤的なものなので
ぶつかりもしなかったしアレンジに十分変化がついていたと思う。
というか、もっと派手にぶつかりあってもよかったかなというくらいでw




今年はセルジュ・ゲンズブール没後20年だそうで
そうかーもう20年経つの?
セルジュの曲を2曲やりました。
1曲目は知らない曲、2曲目は聞いたことがある曲だけど
曲名わからず。
(求む情報)

久しぶりに登場した山下達郎オマージュの曲「TAO」や
中盤からの8ビートジャズなリズムがカッコいい「レントゲン」
などを挟みつつ
流れはフレンチポップスから群馬サファリパークへ(猫沢さん談w)
定番になった「ぞびらむーしゅ」「Zo-wa-zo Oiseaux」と怒濤のアフロラテンな世界へと突入していくのでした。




しめの「睡蓮」でも十分感動的なのだったが、
この日の大事件としてはアンコール1曲目に
「サンフラワーの歌」をやったことでしょう!
この曲は猫沢エミ最高峰のひとつで、始まった瞬間息を飲むくらい美しいのに
中盤のスライドギターがまた過剰に劇的。

ひとり客席であわあわしてしまった。。

毎回書いていることなのだが
この日も猫沢エミのファンをやっていてよかったと
しみじみ思う日でした。
あの出会いの日、CDをジャケ買いした日の奇跡に感謝するのでありました。


ところでこのグル(ベース岩見さん)の表情はいかに・・



****



<セットリスト>
C'est vous sur le pont
Filiti can-can
(セルジュ)
(セルジュ)
教授と私
Colors
レントゲン
TABACの森
TAO(山下達郎)
madrigal
Zobi la mouche
Zo-wa-zo Oiseaux
睡蓮

サンフラワーの歌
Mandarin world




今回は打ち上げにも参加させてもらいました。
ちょうどおなかがすいていたのでw

打ち上げでは猫沢ライブのお客さんとちょこっと名刺交換などし、
ささやかに人の輪をちょびっと広げたのでした。
ツイッターのID交換とかですけどね
お二人さん、ありがとうございました^^


時間が許せばずーっとぐだぐだしていたかったのですが
適当なところで退散

前はライブの友だったのに
最近は猫沢さんのマネジメント側に回り
お金をとる側にまわった(しつこく笑)Kさんは
この翌日に誕生日だったので
言葉だけで祝いつつw
帰りました。


次回ライブは9月初め
猫沢さんのサイトでご確認くださいー

ギター円山天使!


キーボード坂和也!


アコーディオン田ノ岡三郎!


ベース岩見継吾!は先ほどの表情でごかんべんを

ドラム末藤健二!さんは私の席からはほぼ見えませんでした;;すみません




ななめにくびをかーしーげたままでーー
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Quand la femme tient la barre de sa vie N°4-猫沢エミライブ&トーク@TRAUMARIS 行きました。

2011-04-23 03:06:28 | 猫沢エミ
Quand la femme tient la barre de sa vie N°4
-猫沢エミライブ&トーク@TRAUMARIS
2011.4.16sat


ちょっと前になりますが
行ってきました。

震災の後、被災していないのに精神的に疲れてしまって
(エア被災)
ブログる気力がないのですが、
このライブのトークでもやっぱり
震災のこと、それをめぐる東京の人・パリの人もろもろの行動について
阪神淡路のときのボランティア経験のこととか
ミュージシャンがこういうときにやれることとはどういうことであるのか
いろいろと話が展開し
みんなやはりいろいろ考えているんだなと
思いました。

いろいろと思うところあったのですが
なんだか思い出せないのですw
なにを話したっけ?

ワタシの頭の回転速度より話は早く展開していたからでしょうか。


トークはこんなふんいきです



印象にのこっているのは・・・・
阪神のときにまだ支援体制が整っていない段階でのボランティアに参加した方(お客さん)の話。
いろいろな人がボランティアで来るんだけど、
体勢が整っていないなかで支援物資の割り振りとかしているうちに
そういう采配を振るうことができ、信頼を集める人がしだいにリーダーとなっていって
まさに組織が出来上がる過程をみたということ。
いろいろな肩書きを持ってボランティアにくるけど
そういう実力のない人は淘汰されていなくなっていく。
肩書きではなく本当の実力社会がそこにあったと。

それに対比してたとえば今回の震災における政府の対応とか
東電の対応とか
そういうところで偉くなっている人には
どうも本当のリーダーシップを持って実力で信頼を集めてというのとは
違うものを感じるよねえ。

どんなに肩書きや学歴があっても
結局有事のときなどに、人前で愚にもつかない表情で不可解な説明をする。
そこには内容はさておいて、まず人間的な魅力や説得力がまるでないじゃないか。

対してフランスは(フランスがよいので学べということでもないのだけれど)
もう真っ先にフランス人を日本から退去させた。
それは過剰な反応かもしれないが、
フランスという国は、有事のさいはこれだけのスピードで自国民を救いにくるのだと言う
体制とリーダーシップ/判断力を持っていることを
実に効果的に(特に自国内に向けて)アピールしたわけで、
それはサルコジやスタッフの力でもあるけれど、
なんとも心に訴えるものを持っているよな。

日本にはそういうなんというか
動物的な瞬発力や
強く気持ちに訴えようという精神力のようなものが
社会全体に欠けている。

それはよくも悪くもということで
これは猫沢さんが言っていたのだけれど、
フランス人と日本人はそういう点では対極にあって、

フランス人は仕事するにもものすごい集中力でやって
それは夕方定時であがるという明確な目的のためで、
夜は自分のために色恋のために使う。
偉い人に気を使って残業とかそういうことをいっさい考えない。
そういう割り切りが自分の人生を自分のものとして生きるという考えとともに
身に付いている。
そういうところは日本人にはないので、日本から見るとうらやましくもある。

でも一方ではフランスではかゆいところに手が届くような
細やかな気の使い方というのはなくて、
とにかく物事がスムースに進まないことがあたりまえのようなところがあり
逆に過剰なくらいサービスの行き届いた日本の仕事っぷりは
フランス人から見ると奇跡のように見える。

それぞれによいところも悪いところもあるわけだけど
たとえばそういう社会、和をもって尊しとする社会で出世する人間と
個人主義的で皆が生活を謳歌して不満があれば即デモ行進という人々の信頼を得ようとする人間とでは
やっぱりだいぶ違いが出てくるだろうな。



と、とりとめもなく書いて、ライブレポートにかえさせていただきますww
ワタシも「エア被災について」マイク握って発言しちゃったんだけどね~w


*******

出演:猫沢エミ(vo.per)+円山天使(g)+坂和也(kye)
トーク:Sino (illustratrice)

まるさんと猫さん


Noah's Ark
C'est vous sur le pont
PARADOX
Mon petit chat
Attends
私の世界
TABACの森
madrigal
Zo-wa-zo Oiseaux
K
死んだら土になる
Marshmallow-Waltz

The end of the world
Mandarin world


カリンバ


ライブにはいろいろな思いが詰まっていて
その思いの中には
震災で亡くなったかたや失われたものを悼む気持ちも込められていて、
音や歌にそれは伝わってきたと思う。

猫沢さんのふるさとは福島なので
心痛む思いがあることだろう。

曲も生と死を見つめた選曲になっていた。

前半の段階で
猫沢マニアなワタシには
「K」はやるなと確信が持てたし
締めくくりはマシュマロで行くだろう、
アンコールにはマンダリンワールドをやるだろう、とまで読めたのには
自分でもビックリだのよw
雰囲気が曲の記憶を芋づるで引っ張ったのだな



オドロキ的には
「PARADOX」をやりましたね
アルバムBROKEN SEWING MACHINEに入っている曲で
渡辺善太郎さんが作曲ですよね?



キーボード坂さん(のシルエット)



おともだちKさんがついにバンド参加の瞬間!



うりゃっ!



あそうそう、TRAUMARISの方から猫沢さんへ誕生日ケーキが!




猫沢さんのライブ情報などは
こちら
てか、今日もライブあるんじゃん!ワタシはイケナイけれど・・・




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Quand la femme tient la barre de sa vie N°3-猫沢エミライブ&トーク@TRAUMARIS

2011-02-14 01:17:49 | 猫沢エミ
Quand la femme tient la barre de sa vie N°3
-猫沢エミライブ&トーク@TRAUMARIS
2011年2月12日(土)
open:18:30~ start:19:00~
出演:猫沢エミ(vo.per)+円山天使(g)+岩見継吾(w.b)
トーク:sino (illustratrice)



またまた行ってきました。
猫沢エミのライブ&トーク

追っかけで
意地になって行っているとお思いでしょうが、
まあ、そういう面も全くないわけではありませんけれども
今回はっきり理解したのはですね、
やはりライブは毎回毎回が違うものだということですね。

それは常に同じところにはいない、
ミュージシャンもお客さんも
場所も空気も
どんどん変わっていく
そういう変化の中にいるのだということを知る。
それもまた音楽の力のひとつのような気がしましたね。

常に、その場そのときに生成されるのが音楽。
同じことの繰り返しはなく
二度とない時を生きるのです。

ライブでなくてもCD再生でさえ
たぶんそうなのです。

++

こーんな不思議な空間


という思いを抱かせた今回のライブ。
前回の充実したグルーヴセットとはまた違った
なんというか音響的に訴えるライブになったと思う。
アコーディオンのサブちゃんがいないにも関わらず!

円山さんのギターのワザモノがいつも以上に凝っていたのもあるでしょう。
が、曲によってパーカッションの響き方が違うような
ベースの唸り具合が違うような
そんな不思議なサウンドだったのです。

そういうのって考えてできる部分もあるけれど
それだけでできることでもない
熟成したものと
新しいアイディアとが出会って
体が曲に寄り添って勝手に出来上がる境地だと思うんだよね。

そういうバンドになってきたということでしょうねー
インプロヴィゼーションの部分も
どんどん自由度が増してきて聴いていて面白いしね。


と褒め讃えるわけですが。


円さん




事件(笑)としては
まず名曲「スクーター」やりました!
今回のアレンジがすごいよいのよね
パーカッションがところどころ際立つようなアレンジで
そこではコンガがはじけるようによく鳴っていて
ファーストアルバムでは涼しげなフレンチ・オリエンタルな(なんじゃそりゃ?)曲でしたが
今回は勢い余っていろいろなものをまき散らしながら街を疾走するスクーターになっておりました。
その若々しさと楽しさにうるうる。

そして大事件としては(笑)
大名曲であるところの「赤い星」!!
これが超グレードアップして帰ってきたのです。
前半ベースの渋いラインのみで歌われるのだけれど
中盤ギターが深いリバーヴ+αをきかせて深いヴェールをかける
その瞬間にトリハダがぞわわと立つ。
あの半音下降するクリシェを含む進行を目をつぶって聴く。
これが30分続いてもいい。
終わるな!



そして驚愕すべきはw
I wanna go to America」をやってしまった!
ことですかね!
これは大変だ。
こういうキャラはあまりライブでは見せてなかったのでは?
曲の最後ではしっかりウケをとっていたしw
この勢いでは、アレをやる日も近いのかもしれない。
アレ・・・曲名を覚えられないのだが・・・
あれですよ。


(なにいってんだ?)


調べた。「1999696699XXX」ですよ。
これライブでやったら笑うな~~w




バイオリンを弾く!猫沢エミ!


あそうそう、
今回3人の別ユニット(?w)Sphinxを名乗って
アヴァンギャルドなインプロヴィゼーションを披露した場面もありました。
こういうのも面白いね。

内容的には
手前味噌するならば、ワタシのようなヤツらが80年代にやっていたようなことで
まさにそういうフリーインプロロックバンドでライブをやっていた時代を
なつかしく思い出した。

そういう点ではなんというか
状況を更新するようなものではなく
どんなに内容が先鋭的であっても
悪く言っちゃうとどこまでも余興的におさまってしまう印象だったな~

むしろ実は
様々な出自の音世界をとりこんで成長変化する
猫沢的ポップの世界のほうにこそ
過激な突破口がありつづけているように思う。

ポップの方が過激なのだ。


******


C'est vous sur le pont
scooter
Les Cafes
赤い星
私の世界
スフィンクス
 ~Zo-wa-zo Oiseaux
I wanna go to America
TABACの森
Madrigal
Swing

死んだら土になる



あれ?
Zobi la moucheやったよねぇ?
メモに書いてなかったけど
やった?よね?夢?



あー、大大大事件がまだあったわ(笑)
アンコールに「死んだら土になる」やったんだわ!
最初のアルバムからファンキーなナンバー
ワタシ、死んだら立派な土になる~
っていう死生観。

猫沢エミは最初から猫沢エミだったんだな~~w



******

ライブの後はトークショー
というか
ほとんど座談会の雰囲気
お客さんが発言しだすまであと2回くらいあればいいでしょうかw

人数的に女子率が多いのはいつものことですが
話の内容がどんどん女子濃度が高くなって
室内に女子圧のような異様な密度がどんどん高くなるのが感じられ(笑)
(猫沢ゼミ化)

濃厚な話がひたすら続いたのですが
そのへんはワタシの手に余るので、
このへんでwww


******


しなあやさんと行きました。

受付をかなきさんがやっていて
トークショーのあいだステージの片付けを
常連のお客さんが混じってやってましたw

こうしてどんどんアットホームになって行くのか?!?


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Quand la femme tient la barre de sa vie N°2-猫沢エミライブ&トーク@TRAUMARIS

2011-01-24 05:36:07 | 猫沢エミ
Quand la femme tient la barre de sa vie N°2
-猫沢エミライブ&トーク@TRAUMARIS
2011.1.22sat

猫沢さんのライブ行って来ました。

恵比寿のTRAUMARISでの2回目のライブ+トーク
今回は前回で学習したので、
早めに行って最前列テーブル席をげと。

久しぶりに猫沢エミかぶりつき!で参戦です。



今回は、というか毎回言ってはいるのだけれど
すばらしいの一言なライブでした。

2曲目からスイッチが入ったようにサウンドがドライブし始めて、
一体感というとなんかつまらない言い方だけど
そういう感じ。

そこに乗る猫沢ヴォイスがまた今回は妙にしっくりなじんでいて
しっかりミックスした音源のよう。
音質だけじゃなくてノリも。
しっかりサウンドにささえられてのびのびと歌う歌が
現前してましたね~



ということで、なにやら急に成熟の感のある猫沢バンド。
今回はギター+ベース+アコーディオン+パーカッションという布陣で、
この編成が実によいですね。
もっと小編成でも成り立つ猫沢エミ世界だけれど、
やっぱり音の構成が充実するということも
必要なことなんだなあと実感するのでした。

最近では最強のライブでした。
この黄金編成はぜひ今後も続いてほしい!

*****

音としても歌としても最強だったのだが、
それに輪をかけて、
アコーディオン田ノ岡三郎氏のオリジナルインスト曲も披露。

ピアソラチックな、エモーショナルな、
かつ半音を多用したブロークンな旋律を持ち
ラテン+ヨーロピアンなコードでぐいぐい推進していく
まあ、すげー曲!
やっぱ彼は天才だったのだ!!

思わずサブちゃんのCD二枚をお買い上げた。

さぶちゃん



そして極めつけは!
コロムビア時代最後の名曲「SWING」をとうとうライブで!
一気に涙腺が緩み、同時に元気になった。
なつかしいということをおいといてこの曲はすごいいい曲だと思うんだよね
リズムも歌詞もメロディもみんなそれぞれの世界でスウィングしている。
(ノリがいいというダケじゃないということよ)

しかもSWING、前半はベースのファンキーなラインだけをバックに歌われるという
大胆なアレンジ。
ベース(しかもウッド)だけで歌うってスゴいムズカシイと思うんだよね。
ベースが手数の多いラインでコード感をしっかり出していたということなのか
自然でスムースな歌だったのがすごい!

もちろん中盤他の楽器がわぁっ!とはいってくるとこで
また涙腺崩壊なわけで!



てことで、素直に感動して帰ってきましたのよ~

トークの方は聴きたかったけれども
翌日オケ練参加の予定だったので
体力温存のため今回はパス。

もっと若かったら(かつお酒が飲めたら)朝までトークに付き合いたい!!


髪を切ったグル(岩見さんね)


円山さん



*******

ALASKAの恋
C'est vous sur le pont
Les Cafes
私の世界
Zo-wa-zo Oiseaux
Mon petit chat
さぶちゃんの大脱走(仮題)
Attends
I am a kitten
(三分休憩)
TABACの森
madrigal
(?)
Zobi la mouche
SWING

ノワイエ




いま気づいたのだけれど
前回のライブとほぼ同じ選曲+曲順でした。

さぶちゃんの大脱走ってのが田ノ岡さんのオリジナル

三分休憩てのは、そこで当日お店にある食べ物メニューのハナシをしたら
なんだか全体休憩モードになったので、
いきなりおやつタイムになり(笑)
猫沢さんもタバコ休憩してた(笑)
ライブ中にこういう臨機応変な展開ってのはいいよね




そういえばマドリガルの次にやった曲
タイトルはなんなんだろう?
何度も聴いた曲なのだが??
ワタシが忘れちゃってるだけなのか???
(たらったったらーらー、たらったったらーらー)
リフが5拍子のヤツ。

あとあれだな、みんなでソロ回しする曲が多めだったね。

それとー
猫沢さんの服が
今回はケモノちっくな
毛がぼわぼわしているもので
ワイルドでよかったですね~

もしかしたら「SHELL」のジャケで着てた??
と思ったけど未確認(すぐに訊けばよいのに、そういう思いつきをすぐに忘れちゃうのですねー)



あ、そうそう
次回は2月12日(土)に
やはりTRAUMARISでライブ+トークの3回目だそうですよ
迷えるジョシ(かつ終電を気にしないでいい女子)には
おすすめ!

http://necozawa.seesaa.net/
twitterも始められたそうですよ~

********

照明は
猫沢さんは暗く
後ろの壁は明るく
という斬新な(笑)

なので写真がぼよぼよですじゃ。

写真と言えば、1回うっかりストロボを激しく光らせてしまったのはワタシです^^;
すみません
歌ってる最中じゃなくてよかった。。。



あと、yukkoさん来てた?
ちゃんと認識してなかったかもで、すみません。




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猫沢エミ LIAISON-La fête de NOËL@渋谷Liaison

2010-12-20 01:11:55 | 猫沢エミ
LIAISON-La fête de NOËL@渋谷Liaison
2010年12月18日(土)
猫沢エミ(vo.per)+円山天使(g)+田ノ岡三郎(Acco)



猫沢さんのライブにまたもや行ってきました。

そういや昨年のいまごろに
すっごいさむ~いライブがあったなあと思い出しつつ
今回は渋谷に最近出来たカフェ・リエゾン
普通に暖かい部屋でのライブで安心ですw

リエゾンのオーナーさん?も
猫沢さんのライブでよくお見かけする方で、
昨年には、いつかお店を持ちたいと仰っていたのですが
本当に実現してしまったのですね。
めでたいことです。
末永く続くように、ときどき行けたらいいなと思います。

*****

猫沢さんのライブ
編成は前回に続き、ギターとアコーディオン
最強の組み合わせですね。

アコーディオンはメロディはもちろん
コードでリズムも刻めるしドローンもできるし
ベース的な低音もでるしで、
音の彩りが豊かになってすばらしいです。

前回はわりと静かというか厳粛な感じのする白い箱だったせいか
今回は同じ編成だけどなにか開放感がありました。
客席に近い感じもありました。
座った位置にもよるのかもしれませんが。

前回は席もぎっしり、立ち見もぎっしりで
飲み物の注文にもイケナイしトイレにも行けない的な人口密度だったのですが
今回もまあぎっしりながら少し余裕があって
ほっとしました。
もうちょっとゆったりとくつろいで聴けるといいのですが
まあ、贅沢なんでしょうね~



あらためて歌声を聞くと
やっぱり昔の、というかCDとして残っている声からは
ずいぶん変わってきているのだなあと
思いました。

声質も基本はかわらないにしてもやや太くなっているようでもあるし
それは歌い方というか、歌への気持ちの込めかたの変化であり
また歌い方に幅が出ているということでもあるでしょうね。

以前はどこかつきはなしたような
独特の声がこの世界とは別のところで聴こえているような
そんな感じが魅力でありましたが
いまはもう少し生身の人間が歌う歌に近づいた
そのことでいろいろな歌い方が出てきたって感じでしょうか。

そんなことを思いながら聴いてました。
昔はゾビラムーシュみたいなワイルドなモノは想像できませんでしたからねw



******

<やった曲>

羊飼いの少年へ
C'est vous sur le pont
Les Cafes
私の世界
Zo-wa-zo Oiseaux

Last tango in Paris(アコーディオンソロ)
レントゲン
Attends
I am a kitten
TABACの森
madrigal
Zobi la mouche
Mon petit chat

Mandarin world
Marshmallow-Waltz



レントゲンは久しぶり。
絶妙にいい曲だよね
曲は朝本浩文さん

Attendsもいいんだよねー
CDのフルートがいっぱい入った感じも好き。
今回のアコーディオンが効いた感じも好き。

アンコールの
マンダリン・ワールドも
マシュマロワルツも久しぶり~
前者は熟れ熟れのあふれんばかりの幸福感
後者は生の最後を思う叙情
歌もここでは昔の猫沢エミのままでした。

田ノ岡さんのソロでやった
ラストタンゴ・イン・パリは
すごかった。
あんだけアコーディオンが弾けたらどんなにうれしいだろう。
とうらやましっと。



******

次は1月22日のようですよ。
ギター+アコーディオンにさらにベースが加わるとか
そりゃあスゴい楽しみです。

円山さんギター


田ノ岡さんアコーディオン


焼きカレーたべました。





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Quand la femme tient la barre de sa vie -猫沢エミライブ&トーク@TRAUMARIS

2010-11-19 04:25:00 | 猫沢エミ
Quand la femme tient la barre de sa vie
-猫沢エミライブ&トーク@TRAUMARIS

2010年11月7日(日)
open:18:30~ start:19:00~

『パリと東京を自由自在に行き交う、波瀾万丈のクルーズの舵をとりつづけてきた猫沢エミが、息のあったメンバーを従えたライブにひき続き、「女が人生の舵をとるとき」というテーマで胸襟を開ききった女子トークショーを、友人でイラストレーターのSinoと共にお送りします。会場となる、アートカフェ・新生トラウマリスの素敵な空間で、心行くまで音楽に、人生に酔いしれる50名様限りのプライベートイヴェント。
猫沢ファンのみならず、舵取りに迷える女子は特に必聴です!』
(猫沢さんのHPよりコピペ)

という女子力全開のイベントに臆面もなく行ってまいりました。
50名対会場キャパとしては、一言で言うと「ぎゅうぎゅう」(笑)
猫沢さんのライブはわりといつもぎゅうぎゅうなので驚きはしないんですけども。
世の中のイベントとかパーティーとかはこんな感じなんでしょうかね?これが普通?w

で、そのぎゅうぎゅうの中、50人中男子は推定8名。途中からもうちょっと来たかもしれまへん。いつも女子率は高いのですが、この日は格段に高く、なんというか、まあ、幸せですよw

テーマに結構ストレートな自己啓発的な言葉を持ってきていて、そういうことでこの女子率かしらね。
自己啓発的なものって引きつけられる人が多い一方で、それでぐっと引いてしまう人がいると思う。音楽なんかやっている人は特に若いうちはどっちかというとこういう話は「けっ」て感じで粋がっちゃう気がするけれど、それをストレートに出してきたところに、猫沢エミの「現在」がよく出ているようだにゃ~

粋がるのもわかるけれど、そこは一発素直になって年齢も経験も思いもみんな引き受けてオープンになってみるってのも、ある意味殻を破って行くことじゃない?~という感じかな。(憶測)

****

で、この日は前半がライブで、後半トークショー。
このトークショーが時間無制限デスマッチ的様相を呈したのでした(笑)。
21時前にはたぶんライブは終わったんですけど、その後の女子トーク!が23時ころまでノンストップ。トラウマリスの人から「中締め動議」が提出されてなんとか中締めをしたんですが、話的にはまだこれから!って感じ満々w

恐ろしい。これが女子のトークなのか。。

内容は、猫さんとSinoさんのそれぞれの「舵をとったな!」という転機についてから始まったんですけど、猫沢さんの節々での出来事の細部語りが暴走して、おかしなエピソードばかりガンガン語られる、って感じでした。

猫沢さんの大体の遍歴はワタシはどこで聞いたものかなぜか知っていて、自分でも笑っちゃうのですが、その「概略」としての知識について、猫沢さんから細部を語られて、あーそんなすごい話だったのね~!とより掘り下げられちゃいました。

いろいろ面白かったんですけど、幼少の頃バイオリンを買ってもらって習う話、買う前にご尊父さまが「ホームセンターで板買ってこい!」と言ったとか(笑)その父君が酔うとバイオリンを壊そうとする話とか、父に投げられても壊れず弦もゆるまないスズキバイオリンのすごさとか、隣町のバイオリンの先生に通うのに、電車禁止、自力で通うように言われたとか、その自転車で通う雪の日に転んでバイオリンが車道にからーんと飛んでいって、でも壊れなかった話(笑)とか・・・

そのほかもめちゃめちゃに可笑しかったんですけども、
○○テレビの大道具係を受けに面接に行った話
ラテンパーカッションの仕事を始めてやったときの話(人生におけるチャンスは身の丈にあった形ではやってこない。チャンスは試練の顔してやってくる。←いやーそのとおりだわよ)
歌手としてデビューするきっかけとしての交通事故
その前にあったいくつかの「デビュー」の話(和製シーラ・E+コカコーラのCM(笑))

キリがないす。

Sinoさんからは、女は自分の船を持っていて、前方にある氷山には早くから気づいていろいろ気をもんだり動き回るのだが、一緒にいる男は全然氷山に気がつかない。女の発しているメッセージも全然理解しない。切羽詰ってきてようやく見えてくると、「彼女が「急に」こんなこと言い出してさあ!」と大騒ぎする。全然急じゃないのに。氷山が見えてからの男のあわてっぷりはそれはもうかわいそうなくらいだ、というようなことを。

あー耳が痛い。
男は氷山を見たくないんだよと言う話がありましたが、たぶんほんとに気がつかないんですよw。間抜けというか、現実とのチャネルが細いというかいいかげんで、ほわーんと半分空想の世界を生きてるんだよね、男って。しかもそれには気づいてないとか。
許してくださいw

*****

ライブですけど、今回は久々に田ノ岡さんのアコーディオンが入り、とってもよかったですね~
やっぱりメロディアスで持続する音があると音楽のレイヤーが一つ増える感じがするね。

田ノ岡さんのアコーディオンはワタシの耳には「液体」に聴こえる。遠くからすーっと流れ込んでふわっと音楽の器を満たしてまたどこかへ流れ去っていくような液体。流れて満ちてまた流れてまた満ちる、そんな音が見える。

1曲目のFiliti can-canなんかはそういう音がとてもよく似合う。
他の曲も、歌の合いの手に粋なパッセージがすっと入るだけで曲の世界はぐっと広がったり色が変わったりする。

円さんのギターも表情豊かだと思うんだけど、
田ノ岡さんでさらに多層化して豊かになる。
田ノ岡さんレギュラー化を望む~。


カメラ忘れたのでiPhoneのカメラで。
印象派みたいなタッチだな^^;


<セットリスト>
Filiti can-can
C'est vous sur le pont
Les Cafes
私の世界
Zo-wa-zo Oiseaux
Mon petit chat
Attends
I am a kitten
TABACの森
madrigal
Zobi la mouche
夏の模様

私のパパ
T'en va pas


「TABACの森」は、勝手に岡田史子のマンガを思い出しながら聴く。
「彼の骨を拾いに森へ行く」と言う歌詞は、歌では比喩的で、骨の白いイメージがタバコにつながっていくちょっと洗練されたイメージを作っていくのだけれど、岡田史子だったら本当に森に彼の骨が埋まっているだろう(笑)。でも岡田史子のほうは時代の雰囲気もあって、ストレートでグロテスクなイメージに繊細で壊れやすい精神や時間をこめていったのだと思う。込められているものは歌とつながっているような気がするのだ。

************

しかし。
猫沢エミライブ友の会のKさんが、
今回は受付をやっていた!
どういうことなんだ!
いつのまにかお客さんから=お金を払う側から、お金をもらう側に移っている!
なかなか衝撃的だ!したたかというか。
若いってのはいいな~(爆)
ワタシも20年前だったら転進やってたかも?

それともいまからでも遅くないのかも?w
第二の人生を猫沢エミのマネージメントに費やす。
中高年のマネジメントスタッフがいたっていいじゃないか!!

いやまてよ?
どうせならバイオリニストとして売り込むか
「中高年メタボバイオリニスト、猫沢バンドに加入!」
いいじゃ~~ん?

・・・え?およびでない?こりゃしっつれいしましたーーー(古っ!)


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猫沢エミLive @ La cave IDEALE 神楽坂

2010-11-17 01:24:11 | 猫沢エミ
Bonozur Japon 創刊3周年記念・猫沢エミLive @ La cave IDEALE 神楽坂”
2010年10月16日(土)
1?re -open 17 :30 start 18 :00
2?me-open 20 :00 start 20 :30

出演:猫沢エミ(Vo,per)円山天使(G)岩見継吾(Wb)


書くのが遅くなっちまった。
先月のライブです。


すごーーーく久しぶりに神楽坂という所に行ったのだが、記憶がダメなのか街のほうが変わってしまったのか、見覚えのまるでない景色で驚いた。
何回か行ったことのある由緒正しそうなコーヒーショップはありそうなところには見当たらなかった。
飯田橋の坂の始まるところの角はペコちゃん焼を売っていたと思ったが、ペコちゃん焼は奥まったところに移動していて、角は不動産屋になっていた。これはこちらの記憶も怪しいが。
たしかウェンディーズもあったと思うのだが、先日の撤退のためかあるいはそれ以前からか、やはり見当たらなかった。
そのかわりこじんまりとして居心地よさそうなレストラン、ビストロ、バー?の類がたくさんあって、楽しそうな街でもあった。
坂の上の点心などを売っている店はちゃんとあった。なんていうとこだっけ?

という中で、やはりもちろん見覚えのないワイン屋さん(ワインカーヴというのか)が今回のライブ会場。
ワインセラーが壁面に並び、フロアではスタンドテーブルやカウンターで軽くワインが飲める。おつまみもラスク豚のサラミとかチーズとかがある。ワイン好きにはいいですねーワタシは飲めませんがね^^;

そこは南フランスの??地方のワインを扱っているということです。猫沢さんはその縁でボンズールの取材で同地方の町セットに行っています。
セットは若き日のアニエス・ヴァルダが疎開した町で、そこで彼女はフィルムを取り始めたといこと。処女作もその町を舞台にしているとか。
猫沢さんは先日のヴァルダ『アニエスの浜辺』でプロモートをしていたこともあって、このつながりの妙。(と仰ってました。)

*******

さてと、ライブのほうですが、例によって女子率の高いスタンディングなライブw。お客さんはとても行儀がよく、なんとなくやりにくそうにする猫沢さんもいつものとおりw

それでもこの空間に臆することなく音の方はパワフルで、割とハードな曲もぶちかましてました。

<セットリスト>
C'est vous sur le pont
scooter
私の世界
Les Cafes
Zo-wa-zo Oiseaux
Mon petit chat

Attends
I am a kitten
TABACの森
Madrigal
Zobi la mouche
夏の模様




今回の事件wは、新曲「Madrigal」があったことですね~。歌詞がよく聞き取れなかったのですが、かわいそうな私?人?の歌?だ?というような印象でした(なんのこっちゃ)。暗い雰囲気、シャンソン的な感覚を踏まえつつビート感のある曲。21世紀の猫沢エミはこれなのだなあと変な感想を抱く。
曲のあとに題名を言ったのですが、ワタシの耳には「みどりがめ」と聴こえたので、手元のメモにはもちろん「みどりがめ」と残っていますw

「スクーター」もやりましたねー!バンド編成では前にやりましたが小編成でのこれもなかなかステキでした。若々しい曲で、前へ前へと行く疾走感がたまらんですよ。

1曲目の「C'est vous sur le pont」は、以前にもまして言葉が曲に溶けて溶けて、これは初めて聴く人には歌詞がわからないのではないだろうか?ともおもうし、リピーターにはそのなんというかワビサビ的領域に突入してきた歌い技が大変心地よいのだ。

「Attends」では途中ビートが倍?になったりして、単調さを回避してるとこなど、技に支えられつつ、小編成でのライブにしっくりくる曲に仕上がっていると思う。いい曲なんだよねーー。

「Mon petit chat」は、これは泣けた。愛猫ピキさんのことがあってからはこの曲の意味も変わってきていて、歌い方も遠くを見る目の先にあるものも変わってきているのだろうな。と思うとこっちもうるうる。

そんな感じですかね。

帰りがけ、スタッフの方に「最後の方にやった激しい曲のCDはないんですか?」と訊いているお客さんもいて、あれはインパクトあったみたいですねー(Zobi la mouche)。



今回はワタシの新しいボーカリストMさんといっしょでしたが、彼女は「ベースの人すごいはじけてましたね」とぽつりと(笑)
いや、普通でしたよ?(笑)

ギターもまた飛び道具を仕込んで不思議なエコーを返したり、ガットギターのディストーションサウンドを聞かせたりw




*********

この日は2部制だったので、終演後うだうだとしたのち、第二部のお客さんと入れ替わりで会場を後にしました。第二部参加の猫沢友達Kさんともすれ違うことができてラッキーにゃ^^

バスク豚のサラミとチーズも食ったぞ。



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