Credo, quia absurdum.

旧「Mani_Mani」。ちょっと改名気分でしたので。主に映画、音楽、本について。ときどき日記。

ポール・ニューマン、いやさ、ブッチ・キャシディ

2008-09-30 22:24:12 | cinema
ワタシの心の名作である『明日に向って撃て!』の
ブッチ・キャシディ

包容力があり、度胸もありながら
実は人を撃ったことが無いという
アンチ・ヒーローなヒーロー

過酷な現実をユーモアと楽観で生きてゆく
そうした人間像に
若かったワタシはホントに惹かれたものです。

ブッチ・キャシディ&ザ・サンダンス・キッド
ポール・ニューマンとロバート・レッドフォード

二人はずっとワタシの心の中に居続けるのです。


ポール・ニューマン
2008.9.26没 83歳
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「コッポラの胡蝶の夢」フランシス・F・コッポラ

2008-09-28 22:17:13 | cinema
コッポラの胡蝶の夢 スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]

Happinet(SB)(D)

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コッポラの胡蝶の夢
2007アメリカ/ドイツ/イタリア/フランス/ルーマニア
監督・製作・脚本:フランシス・F・コッポラ
原作:ミルチャ・エリアーデ
音楽:オスバルド・ゴリホフ
出演:ティム・ロス、アレクサンドラ・マリア・ララ、ブルーノ・ガンツ



こいつは大変面白かった。

コッポラによる久々の、そしてインディペンデントな映画は、まさに商業主義と無縁な、純粋な映画体験を目指して作られた傑作でした。


ルーマニア1930年代
愛も人生の目的も失った老人ドミニクが自ら命を絶とうとブカレスクへ赴くが、復活祭の日の雷にうたれて瀕死に。
しかし奇跡的に生命をとりとめ、のみならず老人は若返り、かつ超人的な知能を得る。
奇跡の出来事に目を付けたナチの手から逃れ、転々としながら自分の脳裏に浮かぶ事柄を記録するとともに、習得した多くの言語だけでなく、それでは記述しきれない思考をすべて記述するために、自ら言語を考案してしまう。
ある日ドミニクは、嵐の近づく山道でクルマに乗った若い女性ヴェロニカと出会う。ヴェロニカはかつてわかれた恋人ラウラと瓜二つ。ヴェロニカの運命を予見したドミニクはヴェロニカの後を追うが・・・

・・・・で、本当に面白いのはここからの展開よ(笑)


ドミニクが追うのは言語の起源。思考の根源。この常人を越えた欲求に、意外な形でヴェロニカが絡んでくる。
そして舞台はルーマニア、スイスからインドやマルタ島に及ぶ。
ドミニクには分身が現れ、ドミニクの行動に干渉してくる。
時制は巧妙に組み替えられ、時を越えたイメージが画面の端々にちりばめられる。


・・・これぞ観たかった映画です。こういう映画が観たかった。
コッポラはついに遺作体制に入ったのか?これから彼がなお映画を撮るならば、それはもう間違いなく期待作でしょう。



***

原作はエリアーデの小説「若さなき若さ」で、映画のタイトルも原題はそれである。言語と愛と生と死を絡め合わせるところなどはさすがにエリアーデという感じがする。スリリングで詩情にあふれた作品であろう。(未読なので想像)

女性の撮り方はさすがという感じだ。魅惑的で上品だ。
ラウラ、ヴェロニカ、ルピニの3役をこなすアレクサンドラ・マリア・ララはもちろん非常に美しく撮られているし、ゲシュタポの回し者の女性も、ラストのホテルのフロント女性も、とにかく女性はみな魅力的だ。
すばらしい。

アレクサンドラは「ヒトラー 最期の12日間」で観客すべてを魅了したであろうあの秘書役の人。彼女はルーマニアの人だったんだ。
(ということは、ここでもブルーノ・ガンツと共演ですな)
フロントの女性も「4ヶ月、3週と2日」のアナマリア・マリンカだったりする。
配役も手抜き無しだ。

観る余裕のある方は、迷わず劇場へGO!です!>


【追記】
エンドロールがないのもよかった。
その分冒頭にキャスト/スタッフ字幕が短く出るだけ。
昔っぽいスタイルである。
パゾリーニなんかもこのスタイルである。



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今日は誕生日

2008-09-27 18:31:07 | diary
XXさいになりました。
XXねん生まれなので。

たまたまあちこち在庫切れだった機種が入荷してたので
勢いで機種変。
いままで使っていたminiSDカードが使えないとか
前の機械はUSIMカード抜かれたら写真も見れないことに
後になって気づくなど、さっそくいろいろ問題があるが
とりあえず誕生日プレゼントだ・・自分へ


それから、諸般の事情でTVを新調したのです。
届いたのが今日で
画面がでかくなったのでいままで届いていたケーブル類が
届かなくなるなどの問題があるが
とりあえずは無事映り



大画面で『2001年宇宙の旅』を観るのが楽しみだ。
が、いまのところばあちゃんにTVは占領されている^^;


いろいろなひとからお祝いメールなどいただき
これもうれしいし

なんといっても休日ですよ。


ゆうごはんは手巻き寿司で、
最後はケーキでしめると思われる。

わたしは幸福である。
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「パコと魔法の絵本」中島哲也

2008-09-26 23:25:45 | cinema
パコと魔法の絵本 通常版 [DVD]

アミューズソフトエンタテインメント

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パコと魔法の絵本


2008日本
監督:中島哲也
原作:後藤ひろひと
脚本:中島哲也、門間宣裕
美術:桑島十和子
出演:役所広司、アヤカ・ウィルソン、妻夫木聡、土屋アンナ、阿部サダヲ、加瀬亮、小池栄子、劇団ひとり、山内圭哉、國村隼、上川隆也



前知識一切なく観ました。下の子といっしょに。
笑いのノリがお芝居的/お笑いノリだなあと思っていたら、原作はお芝居だったんですね。
80年代野田秀樹や鴻上尚史らのポップは後に商業的演劇と苦もなく融和するわけだけど、その系譜上にある作品という感じだ。
ふ~ん、今のポップはお笑いとゲーム世界のCGなのかあ~と感心して観ていたら、劇場にいた子供たちはウケルウケル。どーでもいいギャグに大湧きで、これまた感心した。子供たちは「ポニョ」よりもずっと笑っていた。そういう意味でもこれは観ておいていい映画だ。

さてと、この映画、おもしろいなあと思ったのは、劇中劇といえる「ガマ王子とザリガニ魔人」の物語が、繰り返し繰り返し語られるところ。飛び出す絵本を読むという形で、パコや大貫の声による幾度とない反復を鏡として、次第に変化する大貫の心や、パコに伝わる不器用な愛情や、周囲の人物の変化が投影される。徐々に現実世界に(その世界もすでに十分おとぎ話的だが)CG=夢想世界が混入してきて、最後に劇中の芝居として全員参加で展開する物語は、劇中劇+夢想世界という3重構造で、色鮮やかに、スピーディーに、ロマンティックに花開く。人が変化するという物語を、非常にうまく繰り広げて見せてくれた。クライマックスといえる芝居シーンでは思わずうるうるとしてしまったよ。

ありそうでなかなかないタイプの日本の映画。芝居を下敷きにしつつ、映画ならではのイメージの重層化により独自の感動を織り上げた。ノリがおわらいであろうと、また、芝居では想像力で勝負のところを全部CGにしてみせることの是非はあるにしても、ワタシにはいい映画に思えたのでした。

****

みんなメイクやコスチュームがすごいので、誰が誰だかわからなかった^^;。役所広司だけは演技でわかったけど、小池栄子ってあとで知るまではまったくわかっていなかった。(後の人たちはもともと名前を聞いたことあるくらいの認識しかないワタシ)
土屋アンナが普段のキャラに近い分、小池栄子のぶっ飛び度がすごく感じた。逆に土屋アンナは可愛くなる瞬間に実はぶっ飛んでいるのかもしれない。

アヤカ・ウィルソンはすげーかわいいけど、演技的にはどうじゃろね?まあこのファンタジーにはああいうたたずまいこそが命なので、よい人選だったろう。『ローズ・イン・タイドランド』のジョデルとか『パンズ・ラビリンス』のイヴァナ系の顔立ち=ワタシ好み



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ツイン・ピークス エピソード20

2008-09-24 22:41:57 | TWIN PEAKS
ツイン・ピークス ゴールド・ボックス【10枚組】【初回限定生産】

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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1991アメリカ
監督:トッド・ホランド
製作総指揮:デヴィッド・リンチ、マーク・フロスト
脚本:ハーレイ・ペイトン
音楽:アンジェロ・バダラメンティ
出演:カイル・マクラクラン、マイケル・オントキーン、ジョアン・チェン、パイパー・ローリー、シェリル・リー、シェリリン・フェン、ララ・フリン・ボイル、メッチェン・エイミック、ジャック・ナンス、エヴェレット・マッギル、キミー・ロバートソン、グレイス・ザブリスキー


ツインピークス・エピソード20

そういやツインピークス連続で観てたんだ
最近すっかり忘れてた^^;

で、エピソード20はますますよくわかんない回

いろいろな人の関係が走馬灯のように浮かんでは消える

・ジェームズの逃避行での火遊び(は、なにやら陰謀の匂い)
・ジェームズを探すドナ
・エドとノーマのあいびきをハンクにおさえられる
 (危機一髪のところネイディーンに助けられるエド)
・でもネイディーンはマイクにぞっこんだし
・ジェシーをなんとか救いたいハリー
・すっかりいかれちゃって南北戦争ごっこに明け暮れるベン・ホーンは、しかしキャサリンとまさかの再火遊び
・ボビーは辛抱強くベンに雇われたチャンスをモノにしようとするし
・ニッキーの捜査をするディックとアンディの凸凹コンビは養護施設に忍び込んで書類くすねようとするし

ぐちゃぐちゃ~~

これに、保安官達は麻薬取引におとりを送り込んで現場を押さえようとする話がかぶさる。
おとり(名前忘れちまったが女っぽい名前)とデニース(デニスの扮装でしたが)がヤクの売人を装って取引にジャン・ルノーをおびき寄せたところまではよかったが、おとりの腹に仕掛けた盗聴器が、「多汗症」のせいで取引中に煙を噴いて、潜入がばれちまった!

デニース達を人質に閉じこもるルノーたちに、張ってたクーパーが身代わりを申し出る。

クーパー危うし!

数時間の立てこもりの末、デニースがデニースの扮装で(ややこしい)食べ物を持って潜入をこころみる。潜入ついでにするするとスカートをまくり上げると、そこはうずくまるクーパーの目の前。デニースの足には拳銃が!
さっと拳銃をとるクーパーは、ルノーを撃つ!

ルノーの最後の所作がなまめかしい。
ああ、ルノーもいなくなって、悪役がまた他に移るんだなあこれが・・


てなことで無事終わったと思ったら、保安官事務所が停電に。
発電所もいかれているらしく、なおかつ森で爆発があり
火災も2カ所
なんだ?なにごとだ?

と、暗闇の保安官事務所になぞの死体が!
そして死体が指差すのはチェス盤

これは!ウインダム・アールだ!いよいよ本命が来たか!?

(と思わせておいて、なんだかな~な展開になるんだよなたしか)


あ、そうそう、あと、レオ・ジョンソンが息を吹き返しちゃったよ~
シェリーの運命やいかに^^;

*****

ルノーが死の直前に、クーパーがツインピークスの悪夢をもたらしたのだということを話す。これは単に弟達が死んだことへの腹いせ以上に、クーパーに不吉なモノを見て取って憎んでいたということである。なにげない会話だが、意外と重要な味方を示している箇所なのかもしれない。


それから、冒頭、ブリッグス少佐が秘密を語ろうとして語り得ないシーンの最後に、天井のスプリンクラーから水が滴り落ちるショットがあり、これはリーランドの最期の記憶を呼び起こさずにはいられない秀逸なショット。



ツイン・ピークス―ローラの日記 (扶桑社ミステリー)
ジェニファー リンチ
扶桑社

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********************

ページトップ↑にあるのは全作パックのゴールドボックス。
下↓はシーズン別バラ売り。
特典がそれぞれ違うので要注意


ツイン・ピークス ファーストシーズン

パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

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ツイン・ピークス セカンド・シーズン Part1 スペシャル・コレクターズ・エディション 【3枚組】

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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ツイン・ピークス セカンド・シーズン Part2 スペシャル・コレクターズ・エディション 【3枚組】

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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映画版前日談
ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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「シャイニング」スタンリー・キューブリック

2008-09-23 22:27:31 | cinema
シャイニング

ワーナー・ホーム・ビデオ

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シャイニング
1980イギリス
監督:スタンリー・キューブリック
原作:スティーヴン・キング
脚本:スタンリー・キューブリック、ダイアン・ジョンソン
出演:ジャック・ニコルソン、シェリー・デュヴァル、ダニー・ロイドスキャットマン・クローザース


コンチネンタル版(短いバージョン)で鑑賞。
この映画は観てないと思っていたけれど、観てたわこれ。前に。たぶんTVで。

怖いシーンはみんな覚えていた。怖いのはジャックの顔ではなくて、あの双子、血の洪水、REDRUM。そのイメージの使い方が怖い。

それらそれぞれが明確に種明かしされないところがまた好みです。惨劇があったんだよということはのっけから雇用主により語られるんで言ってみればバレバレ。しかし、どうやら惨劇はそれだけじゃなかったんじゃないのか?このホテル。作家くんがおかしくなっちゃうのも、直近の惨劇の痕跡がとりついたとか、そもそも鬱屈した暴力性を持った男だとか、夫婦間に抑圧された憤懣があるとか、そういう明示される要因以外にも、まだなにかあるんじゃないか?そんな謎を残した映画です。
その謎はラストのセピアのカットで最大限にかもし出されるわけですが、そういう謎の重層性、見せているものと見せていないものの両方の恐怖という点がこの映画の面白いところだと思います。

ジャックは結局何者だったんでしょうか。トラウマを抱え外部からやってきて、ホテルに残る怨念に取り込まれ、最終的にホテルの「住人」になった「新人」なのでしょうか。それとももともと過去の、語られない事件の一員で、輪廻的に現代に生を受け、ホテルに回帰する運命にあった「原住民」だったのでしょうか。原作は未読なのでなんともいえませんが、どちらとも取れるつくりになっているところがいいですね。
エンディングの音楽もまあありきたりとはいえ恐怖と享楽の衝突という異化効果の手本のようなはまり方をしています。

欲を言えば、タイトルになっている「シャイニング」=テレパシーのような能力がもうちょっと生きているとさらに面白かったかもしれない。料理長のおじさんと少年による活躍の場がもっとあったらよかった。肝心なときにその能力は生かされないというのもまあよいのかもしれないが&あまり能力物にすると「シックス・センス」のようになってしまうかも・・・

****

ボールルームのざわめきは村上春樹「レキシントンの幽霊」を思い出させますね。あれは「シャイニング」が下敷きにあったのかもしれない。

ホテルの回廊を三輪車?で走り回る少年を背後からずっと追うショットが、終盤の追跡劇のイメージを先取りしているとか、前半の迷路の散策がやはり後半のクライマックスを暗示しているとかいうところ、映画のつくりとしての出来はさすがといえましょう。

また、オープニングの険しい山道や壮大な湖面を、なめるように写していく空撮のなまめかしい質感は、ヘリの影やローターがちょびっと写りこんでしまっているとはいえ(笑)、十分に禍々しさを湛えていたと思います。

そして一番キューブリック的(と勝手に思ったのは「時計じかけのオレンジ」との通底にあるのですが)だったのは、ジャックの変貌を彼の「三白眼」により印象付けていることですね。これはキューブリックの肌触りなのか、ジャックの技なのかはよくわかりませんが、ここはキューブリック的と見ておくほうが面白い。

***

音楽も見所で(聴き所で)
バルトーク、ペンデレツキ、リゲティのコワいところを持ってくるという手法は、キューブリック的であると共に、『エクソシスト』などとともに「ホラー音楽としての現代音楽」という観点を切り開いた記念すべき事件の一つでもありましょう。
それは後にデヴィッド・リンチにこっそり受け継がれていたりするわけですが。

ウォルター改めウェンディ・カーロスも頑張っていたようですし(でもちょっと印象浅し)

で、イギリス映画だったんですねこれ。。。



なわけで、トラウマ的な刻印をワタシに残していたという点で、ワタシ的には好きな映画です。(70年代風な画像のタッチも好きですし)



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エスクァイア10「SF再読」

2008-09-23 01:14:23 | book
Esquire (エスクァイア) 日本版 2008年 10月号 [雑誌]

エスクァイア マガジン ジャパン

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なんとなく勢いで買ってしまい、楽しく読んだんだけどぉ
なんか、不満~~~

おもにクラークとディックが扱われているんだけど、再読というよりは入門~
クラークのほうは晩年作の共著者であるバクスターのインタビューなんかあってそれなりに充実しているんだけれど、ディックのほうはどうでもいい対談とかでちょっと内容不足。

いちおうワールドワイドに今世紀のSF名作を振り返ったりもしているんだけれど、これも英米に偏り過ぎでつまらないし~


とぼろくそに言ってみる。
まあ、なんだかんだいっても読んだ帰り道にクラークを1冊買ってしまうワタシではありますが。
ディックファンにはあまりにも物足りない特集でした。


他にコッポラのインタビューby蓮実氏や、「ピアノチューナー・オブ・アースクエイク」試写会招待などもあり、雑誌としてはなかなか面白かったのであります。



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ライブ音源をUPしました

2008-09-21 21:03:35 | son*ima通信
先日8月21日のson*imaのライブから
3曲を
オフィシャルサイトに上げました

未発表曲もあるので
良かったら聴いてみてください

ちょっと音量が小さいのが残念ですが、
ボリューム上げて聴いてください。


ではでは


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SBさんにはやられっぱなしですわ

2008-09-21 00:56:00 | diary
台風はどこへ?
と拍子抜けの朝を迎えたmanimani地方でしたが、
久々に灼熱の日差しのなか、
さる事情から電化製品を見に○マダ電気におでかけたのさ。

で、お目当ての電化製品は無事購入し、
ふと「そうだ~ケータイ機種変しようかなあぁぁ」
と思いケータイ売り場へ

で、SBのおねえさんとしばし新機種選び。
あれこれみて、iPhoneもみて、機能やらさわり心地やら
インカメラがあるだのないだの、途中お昼ご飯を挟み(笑)
都合1時間半くらいはケータイ談義。

でようやく機種を絞り込んで、すっかりその気になったところで、
「では、在庫をしらべてきますね~」
とおねえさんは去る。

そして戻ってくると
「申し訳ありません~在庫がぜんぜんありません~」

うむむむむむっっっっ!?
それを先に言ってもらいたし!^^;
この費やした時間と、
すっかりその気になったこの購買意欲
どうしてくれるのさ?!

むむ~~~ムカつく~~~&%$#”!!!


どうもSBさんには定期的にいい目を見せてもらうよな~~
警戒してるんだけど、ふと油断しちゃうんだよな~
くそぉまたひっかかったよSBの罠に!

「入荷しだいおとり置き&ご連絡致しますが、どうします?」
とか言われたが、なんだかしゃくなので、
「いや、もういいです」
とむくれて帰ってきました。

くやしいから帰り道に二つのSBショップに寄ってみたけど
全部在庫無し。
でも店頭にはしっかりディスプレイされてるんだよな~
サギだ!置いてないなら飾るな!!
プンスカ!

**

というドオでもいい話ですが、
ひとつまえの「20世紀少年」で書いた内容が、
なんだかちょいと論理矛盾的なかんじがしてきちゃったので、
さっさと過去記事に葬ろう、というわけなのでした(笑)

一句

 機種変は あたまが冷えたら そのうちね





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「20世紀少年」堤幸彦

2008-09-19 21:08:55 | cinema
公式サイト

20世紀少年
2008日本
監督:堤幸彦
原作:浦沢直樹
脚本:福田靖、長崎尚志、浦沢直樹、渡辺雄介
音楽監督:白井良明
出演:唐沢寿明、豊川悦司、常盤貴子、香川照之、竜雷太、石橋蓮司、中村嘉葎雄、黒木瞳、光石研、洞口依子


戦略的ネタバレゆえのわかりやすさに回収された無数のエピソードたちを哀れに思う。

完全コピーともいうべき徹底したキャスティングとエピソード(アングルすらもコピーしていた)による忠実度にも関わらず、映画と原作はおどろくほど違っていた。

それは「エピソードと謎の関係」が逆転していることによる違いだ。

原作の戦略は、「ともだち」の謀略や「ともだち」とはなにものかということについてはひたかくしにする、というものだったと思う。読者は何かを指し示すようで依然謎に満ちている小さなエピソードの連なりを読み進めるうちに、ぼんやりと「ともだち」の不気味な姿を霧の向こうにはじめて感じ始めるというわけだ。エピソードが謎を導いている。

かたや映画版はどうか。
映画版は、原作が完結している弱みか、「ともだち」の謀略が何であるかを秘密にできなかった。秘密にしてもいずれわかるだろうし、しらじらしいことおびただしい。だからはじめから宣伝文句で明らかにしていた。世界の破滅。
このネタバレ行為によって、映画にちりばめられるエピソードのすべては、破滅への前触れであるというあらかじめの意味づけのもとに受け止められる。エピソードには謎をかもし出す役割はもはやなく、もはや謎でない「謎」に導かれてすぽっと収まる収まりのいい「説明」としてしか生き延びる術はない。
原作の、カオスに潜む魔物的興奮はこの映画には微塵も無い。


このことが映画自体のあっけらかんとしたわかりやすさをもたらし、「原作を読んでなくても大丈夫」的感想につながるのだが、この種の映画の本来の常套句は、やはり謎をひたかくし(『ブラックダリア』のように)、巨大ロボットのぼんやりしたショットをほんの一瞬だけちらつかせることで(『クローバーフィールド』のように)、期待をあおり大量集客する、という手であって、実はそうしたかったのだというのが製作者の本音なのではなかろうか??すくなくともワタシが製作者だったらそう思う。

この映画、ここはむしろしらじらしくても常套句に従うべきではなかったか?意味不明のエピソードを浴び続け、惑う観客に、最後に血の吹き出る人間たちを見せる、ええ?そういうことだったの??これが正しい物語のあり方であったろうと想像しないではいられない。原作を読んだモノにとってはどちらでも結果は変わらないし、原作を読んだことのない人には、原作と同じようなスリルを提供できたと思うのだ。

ま、ことはこうなってしまっているのだから、あとはTVまがいのキャスティングショーを楽しむことにしよう。第1部では活躍の機会のないカンナを初め、ヨシツネ、マルオ、オッチョ、ケロヨン、小泉響子etc.etc..らの役者魂を第2部以降では期待したい。

***

結局宣伝でひた隠しにしたのは、イントロばかりが繰り返されたマークボランの歌声だったなあ(笑)

TVドラマ的テンポと演技のなかで、ひとりぽつねんと、そのたたずまいだけで映画を感じさせていた洞口さんには感謝しよう。
黒木瞳の涙がどうもCGっぽいのを補ってあまりある風情であった。

光石研は最初彼だとはわからなかったが、結果的にちょい役で残念である。




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4周年+1周年

2008-09-18 21:49:17 | diary
ふふふっ
今日はこのブログ開設4周年目の日なのです。
そして期せずしてワタシの職場本復帰1周年の日でもあるのです。
なんの因果でしょう??

滅多見ませんが今日は過去記事をちょっと読み返してみました。
そこには全く書いた覚えのない文章と、
全く見覚えのない人格がいました(笑)

人間の細胞は500日くらいで入れかわると言いますが、
(いや、500日というのはまったくのうろ覚えですが・・)
それに伴ってやっぱり人格もすこしは変わっているのではないでしょうか?
でなければ、こんなに違う人間像があらわれるはずはありません。
きっと入れ替わっているのです。
そうに違いない。

ならばこのブログも複数の人間による共著なのですな。
複数を生きた自分の
ナメクジの這ったあとのような痕跡ですな。


この4年の間にあったこと・・・

○病欠と休職をした
○son*imaのCDを作った
○son*imaのライブを1回やった

この3つくらいでしょうかね(笑)
あとの隙間は映画と本で埋めた。


決して多くはないが確かにいる読者さまに感謝しつつm(__)m
これからもナメクジは這い続けるでしょう。

お気楽な生活が続く限りは
そしてgooが安泰な限りは・・^^;





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「時計じかけのオレンジ」スタンリー・キューブリック

2008-09-18 21:35:02 | cinema
時計じかけのオレンジ

ワーナー・ホーム・ビデオ

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久々に観たが、かなりの部分を忘れていた。ほんとに記憶は当てにならない。

生理的嫌悪ともいえる毒気を含んだ作品だが、はじめに悪意によって観客に催させた吐き気を、中盤から劇中人物に担わせるところなんかは、まったくもって人を食っている。暴力を主題にしつつ、ばかばかしいナンセンスとつきぬけたユーモアがあるあたりが、さらに毒々しい。こういう、ひとつ筋の違ったセンスというのか、そういうものがワタシはかなり好きであり、深夜コーヒーをお供に(酒は飲めないので)にやりと笑えない笑いを笑いながらこの映画を見ることは、極上の楽しみなんだか不幸なんだか良くわからないという楽しみを味わうのである。

**

ついでにキューブリック「シャイニング」も観たんだけど、両者に共通したのは「三白眼」で勝負!というところかな(笑)

「シャイニング」では中盤、意を決したように三白眼でカメラをにらんでみせるジャック・ニコルソンが印象的だが、「時計~」では冒頭から画像の中心にマルコムの三白眼が陣取っている。

印象的な目の飾りといい、途中まぶたを無理矢理見開かされる治療といい、これは眼球の物語でもあったなあ・・と、治療シーンでは観てて目がひりひりしてくるワタシです

****

しかし
マインドコントロールと行動心理学がごっちゃになったようなあの「治療」にはなんだかこれまたケムに巻かれたようなばかばかしさ満載だよ。
いまならもっと脳外科的あるいは分子生物学的意匠で飾られるのかもしれないけれど。
あれが非人道的だ~とか世論が巻き起こるのは、凶悪犯罪や性犯罪がここまではびこった今となっては、なんだか牧歌的な気もしたよ。
それでも毒が衰えた感じはしないのがキューブリックのスゴいとこだけど。


****

ウォルターカーロスによるサウンドトラックは驚くほど古びておらず、むしろなお個性的でかっこいい。これはサントラを買い直すかな~という勢いである。
遠い昔なぜかフランス盤サントラLPを買って、「雨に唄えば」のくだりを芝居の劇版に使った記憶があるなあ。


原作本にも興味はあるが、ちょっと読みづらそうな気がする。
(わけわかんない造語が満載だったよ)
時計じかけのオレンジ 完全版 (ハヤカワepi文庫 ハ) (ハヤカワepi文庫 ハ 1-1) (ハヤカワepi文庫 ハ 1-1)
アントニイ・バージェス
早川書房

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エリセのBOXは買いか?

2008-09-16 22:07:33 | cinema
ビクトル・エリセ DVD-BOX

紀伊國屋書店

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ビクトル・エリセの「ミツバチのささやき」「エル・スール」「挑戦」をおさめたBOXが発売されるのだが・・・買うべきかひたすら悩んでいる。
「ミツバチ~」「エル~」はともに劇場で観ているのだが、もう20年も前のことで、ほんとに断片でしか覚えていない。
ぜひもう一度観たいと思ってはいるが・・・

「マルメロの陽光」が入っていればきっと買うだろう。
なぜあれは入らないのか?

K書店さんのBOXは不思議なセレクションが多いが、まあもちろんそんなことはきっと承知で、その時点での最大限の努力をしている結果なんでしょうから、文句は言いますまい。
(グリーナウェイもファスビンダーもゴダールもなんとなく半端なBOXで終わってしまっているようではありますが、文句は言いますまい^^;)

う~~ん
エリセどうしよう
80年代にタルコフスキーだヴェンダースだと騒ぎ、
タルコフスキーをコンプリートした自分としては
ここはフンパツしてエリセをそろえたっておかしくはないだろう

10ミニッツオールダーのエリセもすばらしかったし

・・・
う~~~~ん、どうしよう^^;


もうすぐ誕生日だし誰か買ってくれませんか?!(それかいっ)
(しかし発売は11月だけど)




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「ストレンジャー」30周年記念盤 ビリー・ジョエル

2008-09-15 02:19:24 | music
ストレンジャー(30周年記念盤)(DVD付)

SMJ(SME)(M)

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ビリーの「ストレンジャー」。こいつを買うのは実に4回目である。どんだけ好きなんかい?ということだけど、最初はもちろん普通にLPレコードを買ったわけだけど、CD時代になって買いなおし。しばらくしたらCD-Rとのハイブリッド盤がでたので映像目当てに買いなおし、最初のCDは友人に譲り。そして今回の30周年記念盤で4回目だ。最近この「○○周年記念盤」という商法が定着してきてなんともな~定番だったら在庫切れないように出し続けることこそがメーカーの責務だろう?~とか思いつつも、今回あっさりその商法に乗り^^;
なにしろ今回のは本盤のリマスターに加えて、特典としてライブCD(1977年NYカーネギー・ホール未発表音源)とライブDVD(78年英BBC放送「Old Grey Whistle Test」でのパフォーマンス)が付いてくる。77年といえばビリー絶好調の「Songs in the attick」と同時期のライブではないですか。買いでしょう。

というわけで、特典のほうをメインに聴いているわけです。まだDVDは見ていないですが、ライブCDのほうは、やっぱり「Songs in the Attick」でのテイクは選りすぐりベストテイクだったんだなあという感想ですね。あれと比べると今回のライブはややテンション不足。それでも「新曲」として「イタリアンレストラン~」などをやるビリーのはつらつとした感じは実に気持ちがいい。

****

「ストレンジャー」以前のアルバムは、セッションミュージシャンなどによるレコーディングだったが、ライブ活動はビリーのバンドが担っていた。「ストレンジャー」のプロデュースをやることになったフィル・ラモーンはビリーのライブを見て、このバンドを使わない手はないと思い、「ストレンジャー」のレコーディングにはバンドメンバーが参加することになった。そんな逸話を聞いたことがある。

「ストレンジャー」は最盛期のバンドメンバーによるこなれた演奏であることも成功の要因なのだろう。音の充実感という点では以前のどのアルバムに比べても勝っている。まさに世界的アーティストとしての出世作といえる記念すべきアルバムなのだろう。

よく知られた代表作である「ストレンジャー」「素顔のままで」が含まれているが、ワタシが好きなのは「ウィーン」「シーズ・オールウェイズ・ア・ウーマン」などの地味曲。そこにこそ彼のストリートセレネーダーとしてのよさがにじみ出ているのだと思う。

結局30年このアルバムを聴き続けてしまったわけだ。



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「レイクサイドマーダーケース」青山真治

2008-09-13 19:15:48 | cinema
レイクサイド マーダーケース

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2004日本
監督/脚本:青山真治
原作:東野圭吾
出演:役所広司、薬師丸ひろ子、柄本明、鶴見辰吾、杉田かおる、黒田福美、眞野裕子、豊川悦司


青山真治による、原作ものの映画化。
製作にフジテレビが絡んでいることからくる先入観か、なんだかTV2時間ドラマのようなタッチだったな。
それでも証明の「暗さ」や夜の森の「湿度」や湖畔の「霧」をしっかり描けるところが映画的だったし、冒頭近く踏み潰した蛾の体液の粘着度や、カメラマンが写した被写体が後半になって事件のまがまがしさを強調するように再現されるところなどは、まったくTVドラマ的風土を逸脱する監督のこだわりであっただろう。

登場人物それぞれが主演というべき存在感を持っているのだが、特に薬師丸ひろ子による、素朴さや純粋さを欠いた魅力を失いつつある女性像が目を引く。彼女と役所広司の夫婦としてのふさわしくなさが、この映画の特異点となって全編の非TV的居心地悪さを保っていると思う。


とはいえ、原作にあると思しきプロット、受験戦争が親や子の現実感覚をゆがめた結果による事件と隠蔽工作というプロットはやや凡庸にすぎるだろう。随所にでるお受験への批判とその批判が虚しく潰え去る現実の醜悪さという構図も、真のドラマを彩る単なる小道具かと思いきや実は本気のメッセージだったりするかもしれなくて鼻白むし、謎解きの意外さも今の世相ではそれほどの衝撃はない。後半、肝心の子供たちは影をひそめてしまうのも物足りない。危うげな子供こそ青山的映像なのにもかかわらず。

プロデューサーは青山お抱えの仙頭氏(どちらが抱えられているのかわからんが)ではあるけれど、やはりこれは雇われ監督的仕事だったかと想像する。青山真治原作による諸作品において、その脚本やプロットが思いのほか重要であったことを想起させる作品に、この映画は結果的になっているだろう。原作は未読だが、原作を下敷きに枠組みにとらわれず思い切り埃を舞い上げて飛び立つような切り込み方を映画には期待したいところだ。



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