サンジェルマンでお買い物の続き~~
******
9.21mon ゲンズブールの家とかフロマジュリーとか
ラデュレのかさばる紙袋を持ち、次なる目標はやはりショコラティエのル・カカオティエと、フロマジュリーのアンドルーエ。この2件は向かいにあるので楽~
なのだが、ラデュレからそこへ行く途中にうまいぐあいにあるのがセルジュ・ゲンズブールが住んでいたという家。もちろん一般公開しているところではないので、外から見るだけなんだけど。墓に行ったし、家もね。
ここは裏通りのさらに裏通りという感じで、静かな細い路地。家に近づいてみると・・・家の向かい側にちょっと怪しげなムッシュがいる。身なり的にはホームレスな雰囲気で、片手に酒瓶。なんかゲンズブールにふさわしい感じである~。一応警戒しつつも写真を撮るには家の向かいがいいので、推定ホームレスに限りなく接近する。
緊張しつつ写真を撮る。車がちょっと邪魔で残念。
壁がすごいことになっているけれど、これは苦情とか出ないのかな。日本だとまず放置では済まされないだろう。放置されているのだと思いたい。
こんなありさまで
ゲンズブールらしい
この家か~と思う以外に楽しみ方もないので、そうそうに立ち去る。
フロマジュリー&ショコラティエには、ゲンズブールの家の前の道をまっすぐ行くだけだ。ワタシのためにあるような配置。
勇んで道を進んでいると、こんどは店の前で呆然としているマダムがいる。なんだろうと思っていると、なんとその店はワタシが行くはずのフロマジュリー。お・お休みですか^^;
そうか~月曜休みか~。見ると日曜と月曜休みって書いてある。
思わずマダムと顔を見合わせて苦笑する。意思が通じ合ったww
となると向かいのショコラティエも・・・休みだ~~残念。
お休みの写真は撮らなかったな~
世界最古?の百貨店
チョコはまあさっき買ったのでいいとして、チーズはどこかで買わねばならんねえ。奥さんのリクエストだし。
ということで、気を取り直して次の予定地、グラン・デピスリー・ド・パリへ向かう。ここはパリ最古の、いや、世界最古の百貨店といわれるル・ボン・マルシェの別館。生活用品や食料品がわんさと売っているという話だ。
サン・ジェルマン通りからはちょっとあって、ラスパイユ通りを南下する。暑いけど歩く。
ラスパイユ通りから右にちょっと入らなければならないのに、うろ覚えで行ったらまっすぐ行き過ぎてしまった。ワタシ土地勘なくてもけっこう迷わない自身があったのだが、パリではどうやら地図必須らしい・・・
地図をみて接近する。おお、見えてきた。ル・ボン・マルシェ。そしてグラン・デピスリー・ド・パリ。店内に入ると、おお~広大な食料品売り場。1F(パリの0F)が食料品というのもなかなかいいね。
ぼん・まるしぇ~
ぐらんでぴすり~
ばら撒き用に(というと聞こえが悪いが心はこもっているw)ほどよいものと、家用になにか。まずはチョコかお茶かなあと物色する。
チョコは食べない人もいるのでお茶とかかなあと見てみると、なるほど~猫沢さんが推奨するだけあって、クスミティーの小缶パックは実にお手ごろだ。小分けにできるし、品もよさそうだし(いい香りがする~)、缶もかわいいし。いろいろ見たけどフォションとかマリアージュフレールとかは日本でもいくらでも目に付くし高い。
というわけで、クスミティー小缶パックを3セットお買い上げ~
これ。缶はきれいだが机はちょ~きたねえ!
チョコはどうもそれほどおいしそうな感じがしない。やはりショコラティエで買うのがよさそうだし、そうなると鮮度の問題もあるし~
ほかにフォアグラもたくさん売っていた。安いのを買おうかなとも思ったが、安物を買ってもしょうがないし、かといって高いものを買う予算もない^^; ま、高嶺の花ということにしておこう。
そして、家用のフロマージュを買おうと売り場へ。フロマージュ売り場はしっかり店員さんがおり量り売りをしている。むむむ緊張するが、挑戦だ。もともと知識がないので、見た目でおいしそうなものを選ぶ。ブルーチーズ系のものも欲しかったので、いかにも臭そうな表面の黒いもの(名前をメモらなかったのは失敗、しかもそいつは全然ブルーチーズではなかった^^;)と、カマンベールをひとかたまりずつ。マダムにまた「これとこれしるぶぷれ」をやる。それで終わりか?と訊かれたらしいので、その言葉を繰り返す。ブルーチーズ系のものとあとは変わったのがほしいんですけど。とか会話をしてみたいもんである。
あとは生ハムとかワインとかも物色したが、やはりお土産的には限界が。帰りもリュックを飛行機に預けるので、おのずと量もそんなに買えないし、割れ物もムリである。
カウンター売り以外にもチーズのパックがあったので、見た目ゴーダチーズ風のものを二つ選ぶ。チーズは前に買ったのとあわせてこれで6種類なんでいいかな。
レジにならぶ。すると前に並んでいたマダムがお財布をいじっているうちに5ユーロ札がはらりと足元に。気がつかないようだったので、誠意のこもった声で「マダム?」と呼びかけ、足元を指差してみる。マダム、怪しい東洋人に一瞬警戒顔だったが、足元を見て納得。笑顔でお礼を言ってくれたが、その意味はわからんのでした。。表情で必死にyou're welcomeと伝える。
と・トイレに行きたくなってきた!
百貨店なのでトイレがあるだろうと、本館のほうにも行ってみる。が、ざっとみたところトイレがない!2フロアくらいをお客のふりをしてふらふらしてみるが、ない。
うむむ~誤算。(あとで調べてみると、どうやら4Fにあったらしいです。)
しかたなくちょっと我慢。
トイレを探しつつ本売り場で撮る。多分撮影は禁止だろう?
グラン・デピスリーの外でおいしそうなパニーニを売っていたので、ここでお昼ご飯にする。4ユーロくらいでしたかね。その場でオーブントースターで温めてくれる。道端でぱくっと一口。
う・うまいっ!!;;
泣くことはないが、泣くほどうまかった。こんな法外に美味な食物がこんなさりげなく販売されていていいのか?素材も新鮮そうな野菜がはさまっている。先日のファラフェルもそうだけど、こういう手軽な食品が妙においしいと思う。ブーランジェリーもそこらじゅうにあるし、パリはなにか東京とは違う食糧事情にあるのだと実感する。
法外に美味い!パニーニを食う
レ・ドゥ・マゴやらトイレやら
すっかりおなかは元気になったのだが、買い物をした結果荷物が大分重くなってきた。ここで予定では夕方まで買い物をするはずだったが、この時点でまだ13:30だよ。昨日停留所で死闘したバスで帰るのもなんだし、ここはノンビリとふたたびサンジェルマンにもどってカフェといこうではないか。休憩だ休憩だ(休憩好き)。
セーヴル通りで斜めにサンジェルマン通りへ戻る。思えばここでサン・シュルピス教会にでもいけばよかったが、そこまで頭は回らず(脳内には「休憩」の2文字、いや、ニコチン欠乏?)
再びサン・ジェルマン・デ・プレ教会。ろまねすく~~
サンジェルマン通りで、有名カフェのどちらにするか悩む。が、悩むまでもなくカフェ・ド・フロールはテラスはみたところ満席。ドゥ・マゴはひとつ席が空いていたので、そちらに座る。日が当たって暑いけどまあいいや。びしっと服を決めたムッシュが注文をとりにくるので、緊張したけど相手の目をみて、きゃふぇ・くれーむ・すいるヴぷれと言ってみる。一発で通じた。そりゃあ通じるだろうけど。
ポットに入ったコーヒーとミルクが来て、カップに3杯は飲めた。いい気分だ^^
ドゥ・マゴのカフェクレーム^^
1時間ほどモレスキンにパリ記アナログ版を書いたところで思い出す。そうだ。トイレ!カフェで借りるのもよいが、荷物が重いので一旦帰ろうと思ったので、いいや、がまんして帰ろう!と、バスに乗る。もう乗りなれた27番バスなので、途中景色を楽しみつつパリ住人気分を味わう。
再び中世美術館の3世紀遺構。3世紀!!
そうそう、バスに乗るあたりであの公衆トイレに出会う。いかにも個室がそのまま外にあります的トイレは、興味はあるもののちょっと敷居が高いなあ^^;もっと緊迫した状況だったら使っていたかも。
これよ。
と、とわれっと映像で終わるww
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9.21mon ゲンズブールの家とかフロマジュリーとか
ラデュレのかさばる紙袋を持ち、次なる目標はやはりショコラティエのル・カカオティエと、フロマジュリーのアンドルーエ。この2件は向かいにあるので楽~
なのだが、ラデュレからそこへ行く途中にうまいぐあいにあるのがセルジュ・ゲンズブールが住んでいたという家。もちろん一般公開しているところではないので、外から見るだけなんだけど。墓に行ったし、家もね。
ここは裏通りのさらに裏通りという感じで、静かな細い路地。家に近づいてみると・・・家の向かい側にちょっと怪しげなムッシュがいる。身なり的にはホームレスな雰囲気で、片手に酒瓶。なんかゲンズブールにふさわしい感じである~。一応警戒しつつも写真を撮るには家の向かいがいいので、推定ホームレスに限りなく接近する。
緊張しつつ写真を撮る。車がちょっと邪魔で残念。
壁がすごいことになっているけれど、これは苦情とか出ないのかな。日本だとまず放置では済まされないだろう。放置されているのだと思いたい。
こんなありさまで
ゲンズブールらしい
この家か~と思う以外に楽しみ方もないので、そうそうに立ち去る。
フロマジュリー&ショコラティエには、ゲンズブールの家の前の道をまっすぐ行くだけだ。ワタシのためにあるような配置。
勇んで道を進んでいると、こんどは店の前で呆然としているマダムがいる。なんだろうと思っていると、なんとその店はワタシが行くはずのフロマジュリー。お・お休みですか^^;
そうか~月曜休みか~。見ると日曜と月曜休みって書いてある。
思わずマダムと顔を見合わせて苦笑する。意思が通じ合ったww
となると向かいのショコラティエも・・・休みだ~~残念。
お休みの写真は撮らなかったな~
世界最古?の百貨店
チョコはまあさっき買ったのでいいとして、チーズはどこかで買わねばならんねえ。奥さんのリクエストだし。
ということで、気を取り直して次の予定地、グラン・デピスリー・ド・パリへ向かう。ここはパリ最古の、いや、世界最古の百貨店といわれるル・ボン・マルシェの別館。生活用品や食料品がわんさと売っているという話だ。
サン・ジェルマン通りからはちょっとあって、ラスパイユ通りを南下する。暑いけど歩く。
ラスパイユ通りから右にちょっと入らなければならないのに、うろ覚えで行ったらまっすぐ行き過ぎてしまった。ワタシ土地勘なくてもけっこう迷わない自身があったのだが、パリではどうやら地図必須らしい・・・
地図をみて接近する。おお、見えてきた。ル・ボン・マルシェ。そしてグラン・デピスリー・ド・パリ。店内に入ると、おお~広大な食料品売り場。1F(パリの0F)が食料品というのもなかなかいいね。
ぼん・まるしぇ~
ぐらんでぴすり~
ばら撒き用に(というと聞こえが悪いが心はこもっているw)ほどよいものと、家用になにか。まずはチョコかお茶かなあと物色する。
チョコは食べない人もいるのでお茶とかかなあと見てみると、なるほど~猫沢さんが推奨するだけあって、クスミティーの小缶パックは実にお手ごろだ。小分けにできるし、品もよさそうだし(いい香りがする~)、缶もかわいいし。いろいろ見たけどフォションとかマリアージュフレールとかは日本でもいくらでも目に付くし高い。
というわけで、クスミティー小缶パックを3セットお買い上げ~
これ。缶はきれいだが机はちょ~きたねえ!
チョコはどうもそれほどおいしそうな感じがしない。やはりショコラティエで買うのがよさそうだし、そうなると鮮度の問題もあるし~
ほかにフォアグラもたくさん売っていた。安いのを買おうかなとも思ったが、安物を買ってもしょうがないし、かといって高いものを買う予算もない^^; ま、高嶺の花ということにしておこう。
そして、家用のフロマージュを買おうと売り場へ。フロマージュ売り場はしっかり店員さんがおり量り売りをしている。むむむ緊張するが、挑戦だ。もともと知識がないので、見た目でおいしそうなものを選ぶ。ブルーチーズ系のものも欲しかったので、いかにも臭そうな表面の黒いもの(名前をメモらなかったのは失敗、しかもそいつは全然ブルーチーズではなかった^^;)と、カマンベールをひとかたまりずつ。マダムにまた「これとこれしるぶぷれ」をやる。それで終わりか?と訊かれたらしいので、その言葉を繰り返す。ブルーチーズ系のものとあとは変わったのがほしいんですけど。とか会話をしてみたいもんである。
あとは生ハムとかワインとかも物色したが、やはりお土産的には限界が。帰りもリュックを飛行機に預けるので、おのずと量もそんなに買えないし、割れ物もムリである。
カウンター売り以外にもチーズのパックがあったので、見た目ゴーダチーズ風のものを二つ選ぶ。チーズは前に買ったのとあわせてこれで6種類なんでいいかな。
レジにならぶ。すると前に並んでいたマダムがお財布をいじっているうちに5ユーロ札がはらりと足元に。気がつかないようだったので、誠意のこもった声で「マダム?」と呼びかけ、足元を指差してみる。マダム、怪しい東洋人に一瞬警戒顔だったが、足元を見て納得。笑顔でお礼を言ってくれたが、その意味はわからんのでした。。表情で必死にyou're welcomeと伝える。
と・トイレに行きたくなってきた!
百貨店なのでトイレがあるだろうと、本館のほうにも行ってみる。が、ざっとみたところトイレがない!2フロアくらいをお客のふりをしてふらふらしてみるが、ない。
うむむ~誤算。(あとで調べてみると、どうやら4Fにあったらしいです。)
しかたなくちょっと我慢。
トイレを探しつつ本売り場で撮る。多分撮影は禁止だろう?
グラン・デピスリーの外でおいしそうなパニーニを売っていたので、ここでお昼ご飯にする。4ユーロくらいでしたかね。その場でオーブントースターで温めてくれる。道端でぱくっと一口。
う・うまいっ!!;;
泣くことはないが、泣くほどうまかった。こんな法外に美味な食物がこんなさりげなく販売されていていいのか?素材も新鮮そうな野菜がはさまっている。先日のファラフェルもそうだけど、こういう手軽な食品が妙においしいと思う。ブーランジェリーもそこらじゅうにあるし、パリはなにか東京とは違う食糧事情にあるのだと実感する。
法外に美味い!パニーニを食う
レ・ドゥ・マゴやらトイレやら
すっかりおなかは元気になったのだが、買い物をした結果荷物が大分重くなってきた。ここで予定では夕方まで買い物をするはずだったが、この時点でまだ13:30だよ。昨日停留所で死闘したバスで帰るのもなんだし、ここはノンビリとふたたびサンジェルマンにもどってカフェといこうではないか。休憩だ休憩だ(休憩好き)。
セーヴル通りで斜めにサンジェルマン通りへ戻る。思えばここでサン・シュルピス教会にでもいけばよかったが、そこまで頭は回らず(脳内には「休憩」の2文字、いや、ニコチン欠乏?)
再びサン・ジェルマン・デ・プレ教会。ろまねすく~~
サンジェルマン通りで、有名カフェのどちらにするか悩む。が、悩むまでもなくカフェ・ド・フロールはテラスはみたところ満席。ドゥ・マゴはひとつ席が空いていたので、そちらに座る。日が当たって暑いけどまあいいや。びしっと服を決めたムッシュが注文をとりにくるので、緊張したけど相手の目をみて、きゃふぇ・くれーむ・すいるヴぷれと言ってみる。一発で通じた。そりゃあ通じるだろうけど。
ポットに入ったコーヒーとミルクが来て、カップに3杯は飲めた。いい気分だ^^
ドゥ・マゴのカフェクレーム^^
1時間ほどモレスキンにパリ記アナログ版を書いたところで思い出す。そうだ。トイレ!カフェで借りるのもよいが、荷物が重いので一旦帰ろうと思ったので、いいや、がまんして帰ろう!と、バスに乗る。もう乗りなれた27番バスなので、途中景色を楽しみつつパリ住人気分を味わう。
再び中世美術館の3世紀遺構。3世紀!!
そうそう、バスに乗るあたりであの公衆トイレに出会う。いかにも個室がそのまま外にあります的トイレは、興味はあるもののちょっと敷居が高いなあ^^;もっと緊迫した状況だったら使っていたかも。
これよ。
と、とわれっと映像で終わるww
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