♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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PBA『世の光』を文字で 

■心の思いと行い / 羽鳥頼和

2011年08月13日 | Weblog
■心の思いと行い / 羽鳥頼和
2011/8/13放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 羽鳥頼和です。今日は、心の思いと行いについてお話ししたいと思います。言行一致と言って、言ってることとすることが一致してることは良いこととして覚えられています。同じように心の思いと行いも一致してることが良いと思います。

 聖書には心の思いと行いが一致していなかったために悲惨なことになってしまった人物のことが記されています。その人物とはアマツヤという王様です。聖書は「彼は主の目にかなうことを行なったが、全き心をもってではなかった。」(歴代誌第二 25章2節)と彼の行いは良かったが、彼の心は良い心ではなかったと記しています。実際のアマツヤの心は神様を信じないでお金の力や軍事力そして偶像の神々を頼りにしたのでした。結局アマツヤは味方の裏切りによって殺されてしまいました。どんなに良い行いをしても心が悪いと悲惨なことになってしまうという例です。良い行いを良い心ですることが大切なのですね。そのことを強く思わせてくれる詩があります。

  心は誰にも見えないけれど 心遣いは見える。
  思いは見えないけれど 思い遣りは誰にでも見える。

 これは宮澤章二さんの『行為の意味』という詩の一節です。宮澤さんのこの詩はこう続きます。
  温かい心が 暖かい行為になり、
  やさしい思いが やさしい行為になるとき
  心も思いも初めて美しく生きる。
  それは 人が人として生きることだ。

 ほんとにそうだと思います。先程の聖書は、アマツヤは全き心を持っていなかった、と語りながら人が持つべき心はこの全き心であると教えています。全き心とはまことの神様を信じる心です。私たちは人を妬んだり憎んだりしてしまいます。温かい心・優しい心を持てない私たちは神様を信じることによって、暖かい心・優しい心を持つことができるようになるのです。なかなか良いことを行えない私達ですが神様を信じることによって、神様の助けによって、暖かい行い・優しい行いをすることができるようになるのです。人は神様を信じることによって、本当の愛を知り、人を愛することができるようになるのです。

 ぜひこの素晴らしい神様に出会うためにキリスト教会にいらしてください。

  ( PBA制作「世の光」2011.8.13送でのお話より )

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