世の光の時間です。お元気でしょうか。村上宣道(のぶみち)です。
えー、秋もたけなわというところですが、秋にはいろんな言い方がされますねえ。 えー、芸術の秋とか、読書の秋とか、収穫の秋、まあ実りの秋、食欲の秋とかですね。 えー、秋はやっぱりこういろんなものが採れる実りの秋ということと食欲の秋とはやっぱり関係するのかなあ(と)。 体調もちょうど食欲が出るようなそういう体調の時期なのかなあ、季節的にもですねえ。 そんなふうに思ったりするんですけれども。 まあ最近は食べるのはいいんですけれども、メタボ(※内臓脂肪症候群)の心配とかですね、そういうのがいろいろあって飢餓状況の中にある国々もあることを思うと何かそんなことは本当に申し訳ないような贅沢な悩みのように思うんですけれどもねえ。
えー、私たちはそうして食べることはとても大切なことですし、食べられることは幸せなことなんですけれども、同時に私たちの心の糧といいましょうかね、そういうものも、体は元気で丈夫で太っていても中が痩せていくといいましょうか貧しいというのはどうなのかなあというふうに思わされたりする訳ですよね。
で、イエス様がおっしゃいました。 旧約聖書のことばを引用して、「人はパンだけで生きるのではない。神の口から出る一つ一つのことばによって生きるのだ」(マタイの福音書4章4節参照)というふうに言われました。 私たちは精神的な一つの存在でもありますよね。 体だけ、肉体だけの存在ではない訳でして、何を見、何を考え、何を読み、何を聞くかということ、そうしたことがらによって内なるものが形づくられていくということを思います時に、ただ体のための食べ物だけでなくって、心の食べ物。 読書の秋というふうに言われますけれども、本当にこう聖書はですねえ、神様のことば、私たちの心と魂を養う大切ないのちの糧であるということを知っていただいて、ぜひこの機会に聖書に親しんでいただけたらなあというふうな思いも致します。
で、イエス様は、「わたしを食べる者は永遠に生きることができる」(ヨハネの福音書 6章51、57、58節参照)というふうなおっしゃり方もなさいました。 「わたしを」というのはイエス・キリストを。 「イエス・キリストを食べる」という言い方は変ですけれども、食べるってことは信ずることの一つの表現でもありますよね。 イエス・キリストを信じ、心に受け入れる時に、イエス・キリストによっていのちが与えられ、喜びが与えられ、力が与えられるということですねえ。
そういう意味でこの食欲の秋、心も一杯に満たしていただきたいと思いますね。
( PBA制作「世の光」2008.10.20放送でのお話しより)
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