世の光の時間です。お元気でしょうか。村上宣道(のぶみち)です。
えー、今日は10月6日、個人的なことを言って申し訳ないんですけれども、実は私の誕生日なんですねえ。 で、私の生まれた日。 ですが自分の生まれた日というのは自分で分からないですよね。 この日に生まれたというように教えられて、そしてその通り信じて今日に至っている訳なんですけれども。
あのう、聖書ではですね、もう一度生まれるということ、そういうことが書かれてある訳なんですねえ。 で、イエス様がニコデモという人に向かってですねえ、 ———この人はユダヤ人の指導者と言われる人で、そしてそういう立場にありながらイエス様の所にお話を聞きに来たという、まあ謙遜な、で敬虔なそういう人、社会的にはリーダー的な人、でその人がイエス様の所にお話を聞きに来た、でイエス様はその人に向かって———、 「あなたも新しく生まれないと神の国に入ることはできませんよ。 神の国を見ることができませんよ。」(ヨハネの福音書3章3節参照)というふうにイエス様はおっしゃたんですね。
何もこの人が、いわゆるその、ほら、「足を洗って出直しなさい!」なんて言われるそういうタイプの人ではない立派な人であるということは(イエス様は)御存知でしたけれども、人は新しく生まれないと、 ———肉から生まれたままそのままの状態で(は)——— 、天国に入ることはできないのだというふうにイエス様がおっしゃったんですね。
えー、私は牧師の家庭で育ちました。 だから何となくそのままずうっとクリスチャンでいっちゃうような、そんなつもりでいた所もあるんですけれども、一人の方が「あなたはいつ生まれ変わったんです?」って聞かれたことがあるんですね。 私は「えっ?」って。
その時にヨハネの福音書3章を開いてその方が「誰でもね、新しく生まれないと神の国には入れないんですよ。 生まれ変わらなければだめなんですよ。」っていうふうに言われたんですね。
で、人間の力で、じゃあ今日から生まれ変わろうって決心して生まれ変われるというようなものではない。 それこそ神様の助け・神様の力によって、神の霊によって新しく生まれる。 そのために、私たちが新しくなるためにイエス様が十字架で罪を解決して、よみがえってくださったイエス・キリストの力によって、そこに神の霊が働いて人間が生まれ変わることができるという(こと)。
ボーン・アゲインという言い方があります。 ボーンというのは「生まれる」ですよね。 アゲインは「もう一度」。 そうなんですね。 私はこの肉体の誕生日だけじゃなくって、霊においての誕生日を与えられたというのは本当に感謝だなあと思います。
あなたもいかがでしょう。 生まれ変わることが必要なのではないかな?、と思うんですけど。
( PBA制作「世の光」2008.10.06放送でのお話しより)
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