♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■確かに答えられる神

2008年10月23日 | Weblog

 世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか。 福井 誠です。

 今日のバイブルメッセージは「確かに答えられる神 」です。 それでは聖書の中のマルコの福音書11章24節から読んでみましょう。 

 「祈って求めるものは何でも、すでに受けたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになります。

 イエスが空腹を感じられた時のこと、何か食べるものがないか、とそばにあったいちじくの木を御覧になりました。 しかしその木には一つの実も見つからなかったので、イエスはその木を枯らしてしまうのです。 何ということでしょうか。 ずいぶんイエスというのはわがままで身勝手ではないか、と驚かれる方もいるかもしれませんねえ。

 ところでイスラエルでいちじくが収穫されるのは、6月と、8月から9月の二回とされています。 イエスがいちじくの実を得ようとしたのは、イスラエルの過ぎ越しの祭りの時期にあたりますから、ちょうど4月になります。 実がないのも無理がありません。 しかしいちじくが実を結ぶかどうかは、すでに4月頃には判るのだそうです。 つまりこのいちじくの木は、葉は茂っていても実を結べない木、病気になった木でした。 普通は、放っておいたら他の木まで駄目になってしまうかもしれない、と斧で断ち切られる木だったのです。 ですからイエスの行為は、自然の摂理に逆らって自分の欲を満たす身勝手な行為というものではありませんでした。 むしろイエスは病気の木を斧ではなくことばで一瞬にして枯らされて除いてしまわれたという訳ですねえ。 
 となればこのお話しの中心は、イエスの超自然的な力、神の力の偉大さを語っています。 木が枯れるというのは時間のかかる出来事ですが、それを一瞬にしてなしてしまう力が神にあるということですね。

 ですから神に祈り期待するということは実は大変なことです。 神のそのような恐るべき力が現わされることを祈り求めている訳ですから。 そして神は、祈り求めるものは何でも受けたと信じなさい、と祈りの祝福を約束されています。 聖書を読み、確かに答えてくださる神を知っていただきたいと思います。 

 (PBA制作「世の光」2008.10.23放送でのお話しより)

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TBA 2008 世の光ラリー(リスナーの集い)が 協力教会を会場に
10/29-11/3 東海各地で連日開催されます。

詳しくは ここをクリック--->●TBA 2008世の光ラリー日程

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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