♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■エラーはつきもの

2005年09月22日 | Weblog

 お元気でいらっしゃいますか。世の光の榊原 寛(ひろし)です。
 
 野球などで一つのエラーがチームの負けにつながることってよくありますよねえ。サッカーではですね、オフタイム(※?)のエラーが取り返しがつかない負けになることがあります。相手チームにとってはこれほどラッキーなことはない訳です。ましてやですねえ、オウンゴール(※過って味方チームのゴールにポールを入れてしまう事。自殺点)などで試合が決まってしまったとしたら、まあ当人にとってもそうですがチームにとってはどんなにつらい事だろうかと思っています。

 中谷彰宏(あきひろ)さんという方が書かれました『なぜあの人は困った人とつきあえるのか』っていう著書に、こんなようなことが書かれているんですねえ。「エラーはつきものです。ここで勘違いをしてはなりません。エラーをしたから負けるのではありません。仲間がエラーして他の選手が、なあんだ、あんなところでエラーをしやがってとふてくされる事によって負けるのです。チームワークとは仲間のエラーにふてくされないことです。ふてくされた瞬間、敗者になるのです。」と指摘しているんですねえ。

 ふてくされた瞬間、もう負けになるんです。チームワークというのはそんな所にものすごい重大さというか重要さがあるんですよね。

 聖書の中にはこのことにぴったりのことばがあります。新約聖書ペテロ第一の手紙の4章8節です。
 「何よりもまず、互いに熱心に愛し合いなさい。愛は多くの罪をおおうからです。

 「愛は多くの罪をおおうからです。」チームワークというのも愛がなかったら成り立たないと思うんですねえ。さばきあったり、欠点や失敗をつっつきあったりしていてはどうでしょうか、夫婦というチームも家族というチームも職場というチームも負け続きです。もし神様が私たちを御覧になって、神様が私たちのエラーを責めたりですね、失敗にお怒りになったり、犯した罪や不信仰を裁くばかりとしたら、まあ息が詰まりますよねえ。息が詰まるどころか生きてゆけません。しかし、聖書の中には「神様は愛です。」と書かれていますように、キリストによって私たちをすっぽり覆ってくださり、愛してくださっているんですねえ。私たちのエラーを赦してくださる。私たちの失敗を赦してくださる。いえ、私たちが犯した罪をもすべて赦してくださる。なぜならば私たちの罪を全部引き受けてキリストがあの十字架に身代わりにかかったほどに私たちの罪を覆ってくださると言うんですねえ。仲間がエラーをしても心の底からドンマイ(※「気にしないでいこう」の掛け声)ならいくつエラーしても決して負けではないんですね。

 さ、今日も神様のチームの一人として勝ちに行きたいと思いますよ。

(PBA制作「世の光」2005.9.22放送でのお話しより )

*****

さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせて日曜日の朝、教会に行ってみましょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

***

このサイトは URL名として http://yonohikari.biblical.jp 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする