♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■すべての事について感謝しなさい

2005年09月10日 | Weblog

 世の光の時間です。お元気でしょうか? 羽鳥 明です。

 今日の世の光は、皆様からお寄せいただく「心に残る聖書のことば」の御紹介です。

 神奈川県藤沢市にお住まいの福田あつ子さんからは新約聖書テサロニケ人への手紙第一5章16節から18節までのことばをお寄せくださいました。お読みしましょう。

 「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。

 第5子で三男を生後43日で突然亡くした時、すぐ思い出されたのがこの聖書のことばでした。神様にその時申し上げました。「絶えず祈りなさいというのは分ります。でもどうしてこんな時にも喜ばなければならないのですか。感謝をしなければならないのですか。息子が死んだ時にも感謝せよとはおかしい。いつもというからはいつもでしょう。すべてのことというのはすべてのことでしょう。だから息子が死んだ時も喜べ感謝せよと言うのですか。くどくどと繰り返しこの事を神様に申し上げました。それは近くの銀行の裏手の道を自転車で走っている時のことでした。「あなたはどうして感謝しなければならないのかと言っている。それならあなたの心からすべての感謝、すべての喜びを追い出してごらん。そこで何か出てきますか。」と神様に言われた気がしたのです。考えると、そうすると出てくるものは後悔や愚痴そして不信仰、なぜこんなに早く息子を取られるのですかという文句。そうだ、私から出てくること、私の中に残っているものは不信仰だけだと思いました。神様がこのみことばをお与えになったのは私を守られるためだったのだ。神様は最善しかなさらないお方なので息子の短い人生もそれが最善だったのでしょうと、すべてはよく分らなくても私は十分納得をしたのです。

 福田さん、その通りでしたねえ。私にとってもこのことば、毎日唱えることばの一つです。

 福田あつ子さんの心に残る聖書のことば。
 「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。」テサロニケ人への手紙第一5章16節、17節、18節のことばです。

 それではまた聞いてください。

 ( PBA制作「世の光」2005.09.10放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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