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不可解な亘理名取議会

2011年12月05日 | ごみ問題

 本日13時30分から亘理名取共立衛生処理組合(亘名)議会が、岩沼市総合体育館の二階会議室にて開催されました。亘理町と山元町は先月の選挙で新しい議員による議員が招集されました。

 新議長は亘理町から選出されている島田議長が選出されました。議長選出は選挙によるものではなく、慣例による各自治体ごとに持ち回りで推薦されるのです。

 亘理町も山元町も4人の内2人が入れ替わりました。次は今月選挙の岩沼と来月選挙がある名取市の番です。議長や副議長(山元町:齋藤氏)選出そして議会運営委員などの役職が決まりました。

 一般質問は名取市の森議員と、亘理町の佐藤議員がそれぞれ行いました。テーマはそれぞれ震災後の焼却施設などのことが主ですが、新鮮味のある情報は乏しかったと言えます。

 補正予算の説明に私は質疑を行いました。1点目が白石市にある旧し尿処理施設改修です。「本格稼働が遅れている理由は何か」と質疑しました。現在はし尿処理を山形市内まで運送し依頼しており多額の経費が掛かっています。

 それを白石市にある施設を早期に稼働させると計画していましたが、遅れていたからです。結論から言うと、施設があまりにも老朽化していたからです。

 また2点目はごみ焼却施設の建設用地買収価格を3億円から1億2千万円ほど減額していました。現段階で焼却施設は計画通りの建設予定地に進むみたいです。

 私はこの件で本当にこの場所に建設して良いのか、管理者会でどのような話し合いが行われたのか聞きました。管理者(井口市長)は多方面に検討したと、、、

 津波震災をもろに受けた場所を変えることもなく、予定地を買収する計画が進んでいます。買収価格は震災前の半額を予定しているとのこと、もしこの価格で買収されれば集団移転地などによる価格にも影響しそうです。

 この半額に対し、名取の議員が根拠を示さなければとか質問されていましたが、全体的に食い下がることはありません。震災でお金が無い時期にこれで良いのかと不可解さを覚えました。

 2時間あまりの議会に一般質問を除くと私を含め3人しか質問しませんでした。16人中4人が入れ替わり、また2ヶ月後には数人が入れ替わることもありえるのです。

 亘名は名誉職ではない、千慮しがちで良いのだろうか

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