すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

すさまじき給与その後

2010年07月02日 | ブログ

 昨日の続きを詳しく書いてみたくなりました。「すさまじきもの」とは古語で興ざめするとありました。くどいですが、現代社会で興ざめするとはあまり使いません。現代風では興味が無くなる、シラけるとありました。

 岩沼市のホームページをご覧になったことがあるでしょうか、少し下部の左欄に「市の概要」とあります。そこに住み良さランキング、成長力、財政健全度などすばらしい数字が記載されています。

 市長の自慢するとおり。住み良さは宮城県で2位、成長力と財政健全度はなんと東北で1位。市長から自慢されてましたので知ってましたが、住み良さって実感がありますか。以前、ブログに書きましたが大型の家電屋さんや書店が無いのに、、、うーん。

 県内1位はそればかりでなく、市長の給料も1位でしたね。他所の市長はどうなっているのか、月額で塩竃989千円、名取975千円、岩沼950千円? 岩沼は他所より低いのよ、なぜ県内で1位なの?理解に苦しむ?

 市長は毎月95万円から5万円を下げていると聞いたことがあります。塩竃は98,9万円×12=で1186万円になります。他にボーナスも有るはず、でも昨日の報道では977万円しかありませんでした、よほど給料を下げているのでしょう。

 塩竃の財政はH21予算で229億円に対し、岩沼129億円です(一般会計)。人口5万8千人に対し、4万4千人。市税収入は61億円に対し65億円です。

 あとの詳細は省きますが、市債(借金)、基金(預金)や交付税などを比較すると財政内容は大きく違います。財政が苦しいから自ら下げざるを得ない状態にあるのでは、と推測しています。

 多くの市民は市の財政が豊かだと言われると、市民も豊かだと思いがちです。市民サービスを削れば、財政は豊かになるのです。それに加え財政健全度1位は、行政側の固定費(給料など)を削減する理由にならなくなる。 儲かってからいいんじゃないか~

 参議院選挙の公約に、公務員改革だとか衆参の議員定数削減だとかが謳われています。岩沼市長にも選挙公約で給料の大幅削減を謳って欲しかった。 退職金が2000万円だもんな~

 このブログを読んですさまじきもの(シラける方)、私の他にもいますよね!

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