すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

国会は解散やむなしか

2011年07月23日 | 政治全般

 梅雨らしい時期がなかった東北地方で暑さが続き、このまま本格的な夏(8月)を迎えるのかと心配していたら、大型で強い台風6号が暑い夏を吹っ飛ばしてくれた。国会も暑さに一息ついたからだろうかやっと動きが出てきました。

 子ども手当が満額の2万6千円から1万3千円に減額され、一律支給と単純だったが今度は複雑になってきた。新しい案は所得制限が1千万円世帯以上一律9千円。だが、一般世帯では0~3歳未満は1万5千円、3~12歳までは第1子、2子は1万円、第3子以降は1万5千円と設定され複雑です。(ちなみに一般世帯の中学生は一律1万円)

 子ども手当が民主党から提案された時、これは良い案と素直に思いました。我が家は高校授業料無償化が始まる時に高校を卒業し、恩恵にあたらなかったが、少子高齢化は日本経済にとって悪影響でしかない。子ども手当の支給で少子高齢化が解消されればと思っています。

 しかし、鳩山前政権が打ち出した所得制限1800万円世帯以上には、かなりの抵抗感がありました。小さな子供を持つ親で所得が1800万円も、、あっけにとられた。

 私が結婚したときは300万円にも達していなかったのに、バブルを迎えやがて破綻。その後のゼロ金利政策などで景気が上げ下げを繰り返すことで給料は上昇しました。今の若い世代にそのようなことが今後あるとは考えられないのです。

 今回の民主・自民・公明の3党で合意を取り付けようとしている所得制限の1千万以上は高すぎると思いませんか。子供を持つ親(30~40代)で手取額1千万円以上に子ども手当を出すなんて考えられない。

 あまりにも世論からかけ離れていると感じます。しかし、民主党内からはこの修正案が公約違反とのろしが上がり、自・公は1千万円以上の9千円を支給しないことを求めている。(当たり前だ!)

 国は震災後の政策に遅れを出し、2次補正のここでもいざこざが絶えない状況です。せめて震災対策の3次補正を通したら、解散やむなしと考えるようになってきた。

 かなり強大な台風が国会ごと吹き飛ばしてくれないかな(特に民主党)。早く解散し将来不安の少ない世の中にして欲しいです。今の世の中子ども手当を出したって、

 子どもを育て就職難では、産む気になれないよね。

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