すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

新監督にザッケローニ

2010年08月31日 | スポーツ

 ザッケローニ氏がイタリア出身では初となるサッカー日本代表の新監督に決まった。監督選びで難航し親善試合(パラグアイ・グアテマラ戦)が間に合わないと、メディアからは再三煽られていた。

 「なりたい人よりさせたい人」で難航したと、日経新聞社の武智幸徳氏はコラムで紹介している。これまで代表監督の人選がこのように話題になった事は、かつて無かったように思われる。

 コラムの中でこれまでの代表監督人事は、「手近なところで商談をまとめてきた」とある。また、「縁故に頼ってきた」とも書いてある。それがすべて悪いとは言えないが、、、

 日韓の代表監督フィリップ・トルシエ氏は、W杯開催国の監督に自ら売り込んできたとも書いてある。記憶ではアーセン・ベンゲル氏から代表監督を断られて、そのついでがトルシエだったような。

 オフト氏やオシム氏はJリーグなどで監督を務めていたし、「なりたい人」と書かれれば確かに辻褄が合うように思う。それでもしっくりこないが一線級と交渉した事実があり、そのことで時間的にも難航した。 少し納得?

 サッカー協会の原技術委員長は欧州や南米に乗り込み「日本をワンランク上に押し上げてくれる指導者」「世界の市場で引き合いになる監督」招へいに尽力した。と大仁邦弥副会長は太鼓判を押す。

 民主党の代表選が確実となった。「日本をワンランク上に押し上げてくれる指導者」「世界の市場で引き合いになる首相」を目指しているのだろうか。代表選の報道だけで、日本のドタバタが世界中に広がる。

 「日本が選ぶべきでない人」とは、イギリスのフィナンシャル・タイムズが社説で酷評している。小沢がどうのこうのとはこの際言わないことにしたが、今回の代表選で民主党は納得できる政策と行動力を示してほしいのだ。

 しかし、ここまで一線級の首相を選ぼうとした努力が見えないのに、国民に諸外国にどう説明するの、納得できない。茶番だ! それに比べサッカー協会が選んだザッケローニ氏には頑張ってもらいたい。

 ワンランク上を目指すサッカー協会、民主党は何を。

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