震災翌日(3/12)に予定していた「宮城県陸上競技スポーツ少年団連絡協議会」の総会が本日、仙台のホテルにて開催されました。13団体が所属する今年の総会は出席人数が少なかった。
陸上競技というマイナーな競技はボールを追いかけることもなく、ただひたすらに走るだけのイメージがある地味な競技です。しかし競技人口は決して少なくありません。
今年の高校総体は今週、『仙台市陸上競技場』(宮城野原)で行われました。毎年利府の『宮城スタジアム』で開催されますが、震災の影響でスタジアムの上部(せり出しているところ)が破損しているためです。また、グランディ21が遺体安置所になっていることもあり総合運動場そのものが使用できなくなりました。
そのような中、スポーツ少年団出身の選手が好記録で活躍していることは嬉しい限りです。岩沼の子供達も将来活躍できるようがんばりたいものです。
明日は我がスポ少である『岩沼ジュニアランニングクラブ』が活動を始めます。公共施設を使えないので土ヶ崎の集会所で開講式を行い、その後名取高校のグランドで練習する予定です。
会員の中には玉浦小管内の子供達も含まれており、家屋が被災されています。今年に限り会費を免除し、一日でも早い復興の足がかりになればと思っています。
加盟13団体中5月に活動を始めるところは少ないようです。主に石巻管内の団体はめどが立っておりません。他の自治体も公共施設が使用不可なのです。
総会後の懇親会は震災のことについて情報交換です。「がんばろう!!岩沼」のことも話しながら支援物資をお願いしましたが、趣旨が違うと笑いながらのヤジが飛ぶ。少し期待できそうです。
震災で暗いニュースばかり報道されるより、これからは明るいニュースが大事だとご来賓の後藤佑哉スポーツ少年団本部長が言ってました。
今年は72名の子供達が将来のアスリートを目指す。
陸上競技場は,いつから使えるのでしょうね?
しかし、総合体育館は深刻です。昨日の大雨で雨漏りがひどいです。一日も早い復旧をしなければなりません。