日本経済新聞の一面に「働けない若者の危機」と題して連載されている。今の日本経済を象徴するような不況下で、若者が苦しみ、経済格差のしわ寄せが及んでいることを連載しています。
大学卒業時に就職氷河期を経て長く派遣を経験し、結婚や独り立ちなどは遠い夢だと結んでいます。若い世代は先の見えない将来に不安を覚えています。
岩沼市議会、会派誌『未来いわぬま』が、昨日新聞折り込みで市内各戸に配布された。議員が会派誌を発行することは良いことと思うが、中身は首をかしげるものになっていると言わざるをえません。
いつも是々非々(ぜぜひひ)を語る飯塚議員ですが、我が家の広辞苑に【是是非非】と記載されてある。(どちらが正式かは別にして)意味は良いことは良い、悪いことは悪いと、事に応じて判断することです。
飯塚議員は先の12月議会に「集団移転に関すること」で一般質問をしていますが、そのことを記載せず3月の代表質問を掲載しました。同会派の布田恵美議員は12月議会のことをしっかり掲載しています。
なぜ、飯塚議員は新鮮味のある12月議会のことを記載しなかったのでしょうか。それは被災者が市長に要望書を出した「新たな集団移転地」について一般質問をし、議場で市長に「(被災者の)要望書は受理しないでください」と言い放った。
被災者8世帯が出した要望書は、議会に提出したものではなく、市長に出したものです。議会や議員が否定することではありません。12月議会はそのことを議場に持ち込む異例さ、異常さがありました。
私が議会で飯塚議員の行動を見て想うことは、飯塚議員の是是非非は是是が市長や執行部であり、非非が市民や被災者と思えてなりません。議員は市民から選ばれたものであり、市民である被災者の思いを否定したことに同僚議員として残念でならない。
文中赤線を引いた個所に「市民の声を聴きながら、、、よりよいまちづくり」とあり、また、最後に「市民の皆様の声に耳を傾け真正面から議員活動に取り組んでまいります」と結んでいます。
今月26日に「未来いわぬま活動報告会」が市内2ヶ所で開催されるようです。窮屈な仮設住宅に住む被災者の要望を否定しながら、どのような報告会を開催するのだろうか。報告会で是是非非は
先の見えない被災者に、耳を傾けてくれるのかな。