すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

成人式は頑張れだった

2013年01月13日 | 日記・エッセイ・コラム

 明日の成人の日を前に多くの自治体では「成人式」が開催され、岩沼市でも市民会館で執り行われました。459名の新成人が新たな誓いを胸に秘め、新たな一歩を歩み始められたここと思います。

 思い起こせば34年前に成人の日を迎えたが、今でも記憶の片隅に鮮明に覚えていることがあります。昔の公民館(現図書館)にあった体育館みたいな建物の中で開催でした。

 前日から雨が降り曇り空で未舗装のため、入り口では革靴が泥だらけになりました。成人ということで多くの同級生はあちこちでたばこを吸っていた。

 ブルーヒーターみたいな大型のストーブはあったが、とにかく寒かった記憶はあります。また、式典で来賓の話など聞く姿勢は感じられず、あちこちで話声が多かったように覚えている。

 いまと変わらない着物姿や紋付き袴での式典参加は、同級生との再会出来ることが楽しみで式典そのものに興味は湧かない。当時は学生だったためスーツは揃えず従兄弟(いとこ)から借りての参加だった。

 現在の成人式は「荒れる成人式」の影響からか、短時間となっています。第一部の式典そのものは30分足らずで終了してしまった。今日の新成人はおしゃべりもなく式典は淡々と進められました。

 式典を開式する際に、東日本大震災で犠牲となった同級生のご冥福を祈り、黙とうから始まったのが良かったのかもしれません。市長と議長の式辞や祝辞は共に6~7分と短かったことも功を奏したかもしれません。

 市長と議長の言葉で記憶に残ることは少なく、何を話されたかよくわからない。市長はノー原稿で話されるが、心に残る言葉を用意されれば良かったと思います。

 新成人によるザワツキや話し声が無かったことは、頼もしい限りに思えた。「新成人のことば」は佐藤真太郎(玉中)さんと石川美笛(西中)さんが、力強く将来に向けて述べられた。(立派でした!)ただ隣で議員がおしゃべりしていたことは残念だった。

 さて、話は34年前に戻るが式場で、同級生の故)菊地博君から誘われ「ふたき」で急遽飲み会となった。そこで知り合った同級生同士がカップルになったりいろいろ思い出は尽きない。

 盛会だったが二次会には参加せず、帰宅後は全日本大学駅伝(熱田神宮→伊勢神宮、以前は1月20日頃実施)に参加のため練習し、私の成人の日は終わった。

 あの時はただひたすらに走ること、それが34年前の私だった。34年経過しても鮮明に記憶していることは、同級生が「頑張れよ」と贈ってくれた言葉があった。

 新成人を取り巻く環境は、私たちの世代と大きく変わってしましました。就職難民とか正社員になれない等の環境は、雇用の面で重くつらいものがあります。

 そこで新成人に贈りたい言葉がある、「頑張れ!」

コメント (1)
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