2013年、皆さんあけましておめでとうございます。私の場合、正月三が日は駅伝で幕開けし、駅伝で過ごしました。実業団のニューイヤー駅伝、そして箱根駅伝の2日間で正月3が日は有意義だった。
今年の箱根は宮城県出身の高校生が頑張りました。10人の走者に加え補欠が6人までエントリーできますが、なんと13人もメンバー登録していました。
その内、11人が実際に走っています。1区、2区、5区が一人ずつ。4区が2人、8区、9区は3人ずつ力走していました。ご存じだと思いますが、8区は青学大の高橋選手と9区駒沢大の上野選手は区間賞の走りです。
出身高校も高校駅伝で強かった仙台育英のみならず、東北、明成といった私立高校だけではありません。仙台三、利府、古川、石巻高校と公立出身者もいます。
箱根を走るため全国から強者が関東の大学に集うようになりました。なぜなら、箱根駅伝を走るためには陸上競技関東学生連盟に所属しなければなりません。そのため関東の大学に入るしかないからです。
経済的な面を考えると関東以外から大学に通うためには、学費や生活費などの仕送りが最低でも一年間で250万円かかると聞きました。四年間で実に一千万円ほどになる計算です。
箱根をめざす学生はどのくらいいるのかというと、全国から毎年百人は軽く超えると聞きます。宮城からも関東学生連盟に所属している学生は多いです。
宮城から関東などの大学に入学することは、宮城からそれだけのお金が出ていくことになります。またその逆もあり得ますが、経済面だけを考えても箱根駅伝はすごい経済効果をもたらしていますね。
宮城から多くの選手が輩出されていたからでしょうか。昨年は宮城でも実業団のクイーンズ駅伝や、大学女子駅伝といったビックな大会が開催されました。施設が充実していなければ、大会は開催されません。
人が集まることでの経済効果を考えなければと思っています。行政は企業誘致に力点を置いていますが、実現するまでの経済効果はかなり疑問だと思う。
今日、ジュニアランニングの初練習がありました。子供たちは30人しか集まらなかったが、仙南の高校生や近隣の中学生が陸上競技場で汗を流してました。
競技場などの施設が無ければ指導者も競技者も集まらないし、他市他町から岩沼に集まることはありません。向かいにある壊れたままの体育館を眺め、早い復旧を願うばかりあったが、足元が変に動く、、、
トラックのゴムが浮き、陸上競技場も壊れていた。