「岩沼市震災復興計画素案」市民説明会が岩沼市総合体育館2階会議室で行われました。配布された資料の一部は本日の全員協議会で渡されたものではなく、以前(7/6)の古い資料でした。(何故?)
集まった市民は関係者(議員など)を含め約50人。震災の復興計画なのに関心がないというか、少ないなと感じました。それもそのはず、近くの仮設住宅者は説明会を知らない人が多かった。
広報いわぬま8月号には載っていたものの、仮設住宅には回覧板での通知すらありません。それでも震災復興計画の市民説明会とあってテレビ局がカメラを廻しています。
そのためか市長の弁舌は絶好調、例により長~い説明と答弁です。後ろには職員がずらりと並ぶその前で、市長一人が得意満面の訳の分からない答弁で気を吐く。(聞いていて良く分かりませんでした)
質疑には被災者の切実な質問がありました。自分たちの地域が危険地帯と言われ家を建てられなくなったと考えていたが、今回の説明で家を建てても良くなった。今までの説明が違うと憤慨していました。
会議終了後、議会での説明では集団移転に関し最大で1,650万円の補助が出るとのことでした。6項目の上限値なので全てに合致した場合その金額は補助されます。
しかし、そのことは各被災地域ごとに説明が違っているようです。隣に座った方の地区では集団移転が進み、100%移転することで各世帯がどこに住んでも補助対象になっているそうです。(知らなかった) でも、知らない地区は補助金が出ることさえも知らないと憤るわけです。
説明会の最後に主催者から「パブリックコメントなのでこれからも意見を求めます」とのこと。今週日曜日に震災復興会議が招集され、水曜日に全員協議会が行われ、その日の夜は市民説明会と慌ただしい、何故こんなに性急なのでしょうか。わずか1時間足らずで説明会は終わったのです。
被災者が混乱していても、9月議会に提案するの?