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ゆうゆうの教会便り

私の教会のこと、教会生活をボチボチと・・・・

私の祈り

2019-07-21 22:09:39 | 祈り
     主の祈り

    天にまします我らの父よ。
    願わくは御名(みな)をあがめさせたまえ。
    御国(みくに)を来たらせたまえ。
    みこころの天になるごとく、
    地にもなさせたまえ。


先週は三日間、妹家族のお見舞に行きました。
妹の長男(私の甥・独身・一人暮らし)は今年の1月頃から職場で猛烈ないじめにあって
鬱状態です。月曜から土曜までの5日間、朝9時から夕方6時までの正味8時間、何の
仕事も与えられず、誰も口を利いてくれず、ただ職場に座っているのが今の甥の仕事
だそうです。鬱で幽霊のようになってしまった長男を見かねた妹はせめて、との思いから
毎夜電話をし、昼休みにはメールも入れて息子と会話しているそうです。
甥の休みの、日曜日、月曜日の二日間は自宅から一時間半かけて甥のマンションに行き、
疲れてただただ眠っている甥の面倒を看ています。

私の妹は「脊柱菅狭窄症」で、激痛のためスムーズに歩けません。そんな妹が途中何十回も
ベンチに座ったり腰を曲げたりしながら車と電車で毎週通っているのです。
さらに、妹のお連れ合いは三年前に胃癌のため胃の全摘手術をしていて、抗癌剤治療は終え
ましたが、肝臓などにも転移しています。男性は(というと語弊がありますので、妹の
お連れ合いは、と言いましょうか)気持ちが弱いのでしょうか、息子の現状を直視できない
ようで、妹の愚痴を受け止めて聴くことすらできないようでした。

負いきれないような苦しみの中にある妹は私に「一度、息子の状態を見てほしい、私が
どんな状態か見てほしい。話を聞いてほしい」と言って来ました。妹と私は電話では結構
頻繁に話をしていますが、「是非一度、実際に来て、見てほしい」というのです。
三日間、妹と共に行動して、衝撃的な甥の変わり様、やつれよう、妹の痛みと苦しみ、
お連れ合いの胸の痛みをヒリヒリと感じました。私はずっと見ていました。妹の話も
たっぷり聞きました。でも私は、まともに目を合わせることすらできない甥の姿を見て
甥と言葉を交わすこともできませんでした。
甥のために、妹のために、祈ることも思い浮かびませんでした。

電話で妹の話を聞いては、神様に「甥を鬱の暗闇から引き上げてください、妹の症状を
少しでも和らげてください、医師たちが狭窄症の治療方法を一日も早く発見しますように!」
と、毎晩祈っていたのに、今も毎朝毎晩お祈りしているのに。
甥と妹を前にしては祈ることを忘れていました。
どんな風に祈れば良かったのか・・・・・よくわかりません。
「○○君をお救いください、☓☓ちゃん(妹のこと)の足の痛みを和らげてください。
お連れ合いの病が再発しませんように!」と祈るべきだったのでしょう。
祈ることによって、神様に手を合わせることによって甥や妹に平安が与えられたかも
しれません。本当に私は生ぬるいクリスチャンです。(泣)
甥が嫌でなかったら、また甥のマンションに行きましょう。
そしていつの日か甥と一緒に手を合わせ神様に祈りたいです。これが今の私の祈りです。

追記(2019/07/22) 
良いときも悪いときも神様により頼める私でよかったです。
キリストによる平安を与えられている信仰に感謝です。
妹も甥も神様の御言葉に触れ、その福音に与る日が来ることを神様に祈っています。   

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オオムラサキツツジの蜜を吸う<モンキアゲハ>です。
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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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いつもありがとうございます (のり)
2019-07-23 20:51:41
何か月か前から、ゆうゆうさんのブログを楽しませてもらっています。さて、今回、ゆうゆうさんの深刻な状況を知り、いたたまれず、初めてコメントをお寄せいたします。とはいえ、どう言えばよいか、よくわからないのですが、ただ、どうか、ご自分の信仰のことで、情けなく思わないでいただきたい、と申し上げたいと思います。神様が、道を開いてくださり、いつの日か、妹さん、そのご主人、そして甥御さんが癒されますように。
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のり様、おはようございます。 (ゆうゆう)
2019-07-24 10:38:34
ブログを読んでくださって、その上コメントも、ありがとうございます。とても慰められました。苦しんでいる妹や甥の前で、一体何を言えば、何を祈れば、その心が癒やされるのか全く思い浮かばなかったことはショックでした。ただ見て聞いて、言葉が出てきませんでした。離れていれば祈ることができるのに・・・・・負いきれないような苦しみの中で頑張っているクリスチャンで無い人にどんな風に祈れば慰めになるのでしょう。少々混乱状態です。妹や甥が信仰に与っていたら、共にいてくださる神様を知っていたら、とつくづく思いました。
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