ゆうゆうの教会便り

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讃美歌21 81番 「主の食卓を囲み」

2014-11-05 13:03:20 | 讃美歌
讃美歌21 81番 「主の食卓を囲み」   作詞・作曲 新垣壬敏(あらがき つぐとし) 

美竹教会では毎月、第一主日礼拝には聖餐式があり、主の体をあらわすパンと主の血潮をあらわす
葡萄酒(ジュース?)を皆で味わい、主の食卓に招かれている平安を感謝します。
聖餐式で歌った讃美歌です。 
「マラナタ」とはアラマイ語で、主よ来てくださいと言う意味だそうです。

  1 主の食卓を囲み、いのちのパンをいただき、
    救いのさかずきを飲み、主にあってわれらはひとつ。
 (くりかえし)
     マラナ・タ、マラナ・タ、主のみ国がきますように。
     マラナ・タ、マラナ・タ、主のみ国がきますように。

  2 主の十字架をおもい、主の復活をたたえ、
    主のみ国を待ち望み、主にあってわれらは生きる。
   
  3 主の呼びかけにこたえ、主のみことぱに従い、
    愛のいぶきに満たされ、主にあってわれらは歩む。

作詞・作曲は、カトリックの信徒:新垣壬敏(あらかきつぐとし)さん(1938~)で、
現代日本の代表的な作曲家のお一人です。オペラ「26人の殉教」(田中澄江脚本)は
代表作として広く知られています。
新垣さんは、フィリピンで漁業組合長の仕事をしていた父とスペイン系フィリピン人の
母との間に生まれ、カトリックの信仰の中で育ちました。
戦争末期には6ヶ月も山の中で逃げ回り、1946年に沖縄に帰国しました。
敗戦後の混乱期であり、18歳になってピアノを沖縄の駐留米軍の中にいた
コーニー・ブラウン女史(ボストン音楽大学教授)から教わりました。
1964年に、パスポートを取得(沖縄が本土復帰以前)して、国立音楽大学で学びました。
カトリック教会では、第二ヴァチカン公会議(1962~66年)が開かれ、ミサが、
ラテン語から自国語に変わることになり、新垣さんにとって大きな転機となりました。
新垣さんの音楽は、母が歌ってくれた子守歌のスペインの響き、フィリピンの音楽、
琉球の旋律、幼少時代から身についたグレゴリオ聖歌などが影響されているようです。

マナラ・タは、1983年、カトリックの司祭が叙階されるときの贈る歌として生まれた讃美歌です。
カトリックだけではなく、超教派的に歌われ『讃美歌21』や『新生讃美歌』、『古今聖歌集』等に採用され、
フィリピンの『バンブー・ヒムナル』にも英訳され歌われています。

新垣さんは「ごらんよ空の鳥」や「マラナタ」、「キリストはぶどうの木」をはじめ、『典礼聖歌集』や
新しい『カトリック典礼聖歌集』の中の数々の聖歌の作曲をされています。
白百合女子大学教授で、長年、東京カトリック神学院でも神学生の典礼指導にあたっておられます。
イエズス・マリアの聖心会ともかかわりが深く、「指なき合掌」という福者ダミアン神父の歌も作曲なさり、
『カトリック典礼聖歌集』に入っています。    (以上、ネットのあちらこちらのサイトからの引用です。)

ココをクリックすると讃美歌21 81番のメロディを聴くことができます。



公園の池に鴨たちが渡ってきています。
<オナガガモ(♂)>です。

美竹教会のホームページです、クリックしてお訪ねください。
渋谷の地にあって美竹教会が周囲の方々にとって燈台のようになったら嬉しいことです。
悩む人、重荷を負う方々が一人でも教会の扉を開けて神さまの御言葉に出会いますように!
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