月の名所「松島」も昼飯前では^^;
久し振りに入った友人『ノロ社長』からのアルバイトの依頼…元請け先で荷上げ職人の手配が付かなかったらしいのであります。「現場8時集合!結構量があるから二人でチンタラ二階に運び上げてくれ。」とのことである。春先の資金不足(結構、種苗費が必要なんです。)を補うには好都合と、早朝5時に雪の峠道を車を走らせること2時間半…現場住所地をナビに入力するけれど、一切ナビの誘導を聞かない『おやじぃ』であります。(高速道路利用を前提としておりますので、経費節減のため勝手知ったる一般道は大いに利用して、現場周辺をナビゲートして頂くつもり^^;)右、左、引き返せetc.搭載ナビは途中、右往左往しているようでありますが、「人生に最短距離の好都合な道ばかりある訳じゃ~ないのよ!」なんて、カーナビに説教しております。(そう言えば、学生時代に道路地図に定規で直線を引いて、国道でも農道でも極力一直線に最短距離を探す強者が居たことを思い出した^^;)
何とか約束の時間まで現場に着いて、『ノロ社長』の到着を待つこと30分…荷下ろしをして30分…さて、作業現場に荷上げしようと思ったら、現場主任が「もういいよ。」ですって!「へ?」1階回りの収納家具なもんですから、運び上げる必要は無いということらしい。(これじゃあ稼ぎになりませんがな↓)ならば、家族に海産物のお土産でも買って帰ろうかと「松島」まで足を伸ばした次第でありますよ。
農場長はウソをつかない^^;
コロナ禍で昨年は従業員慰安が出来なかったことから、ここは農場長交際費(そんなもん経費で落ちない!)で、慰安旅行に切り替える^^; 本来なら、海鮮丼、焼き牡蠣と海尽くしで『おもてなし』をするところなのですが、長男『ポン太郎君』は生ものが一切ダメ…「明日はハードな仕事だから牛タンを食わせる!」とエサで釣ったから、帰り道は、これまた一般道で「牛タン屋」を探し、結局、仙台市内の超有名な「牛タン麦飯」を奢ることになりましたよ。(資金稼ぎどころか大赤字でありますなぁ^^;)
元はと言えば、元請けさん側の仕事の段取りの悪さが原因なのでありますが、『ノロ社長』も作業代金を値切られることは間違いない。「足元を見られているから仕方が無いわなぁ…人生、足元を見る側に立たないと駄目なもんよ。」と『ノロ社長』を慰めて、駄賃の値下げに応じるしかありませんわ。「社長、会社ってぇものは、取引先や従業員を大切にしなければ…。」と『ノロ社長』の誠意に感謝しつつも、その誠意が踏みつけられる側では、犬の遠吠えにも及ばない。
「右だ、左だ、引き返せetc.」もう引き返すことなど出来ないほど我が人生は進んでいるのよねぇ…でもね、若者たちは何も躊躇することなどないのだよ。近道だろうが遠回りだろうが、人生慎ましくても幸せを感じられればね。
そうそう、今回の稼ぎで一番得をしたのは、お土産付きのオッカーたちでありますかねぇ…「牛タン食って来た。」なんて言えませんもの。そういうことにしておこう(笑)