その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

恋する季節

2021-02-10 08:48:46 | 転職

『半三郎くん』はお手上げ状態です^^;

恋の季節を迎えた友人『ノロ社長宅』の『半三郎くん♂』は、我が家の『さくら姐さん♀』が大好きで、姐さんが散歩をして『半三郎くん』の家の前を通る時間を律儀に毎日待っております。しかし、『さくらさん♀』の憧れの君は、パーマ屋の凛々しい『タナ様(猫♂)』であり、定位置の南側の窓辺に『タナ様♂(タマ無し族)』の姿が見えないとがっかりして帰って来る。異種間の恋愛は成就するとは思えないのでありますが^^;
『さくら姐さん』に会えなかったと意気消沈している『半三郎くん』を抱きかかえて、一度我が家まで連れて行ったことがありましたけれど、見知らぬ家では心臓をバクバクさせて震える小心者なのでありますが、恋する力というものは彼に勇気を与えるらしい。『半三郎くん♂』は、短い脚をフル回転させて、昨日は二度ほど我が家まで訪問したらしいのである。まぁ、顔を舐めてもらえる程度のお付き合いであり、余り煩わしいと圧倒的な体力差で、『さくら姐さん♀』の前足一本で抑えつけられてしまうのにねぇ。(モテない男の常でありますなぁ^^;)


庄内・鶴岡市のお土産に

雪は静かに降り続き、春はまだまだ先という感覚ではありますが、動物たちの「春」を感じる時計は進んでいるようであります。雪片付けが主な仕事になってしまい、およそ農作業など縁のないような毎日でありますが、動物たちが「春」を感じているということは、そろそろ「ブドウ」も春を感じ始めるころだろうから剪定作業をしなければならないのかも知れない。(果樹にはほとんど手を付けていないから、頃合いというものが分からないのでありますよ。)
叔父の葬儀に参列して、買い求めた「だだちゃ(父ちゃん)豆大福」でありますけれど、ふと我が親父の最期を思い出しました。食欲が湧かない親父が「ジャムパンだったら食えるかも知れない。」「あんびん(大福)が食べたい。」なんて言い出しましてね。順調に回復していると思っているから、「残念、今日はクリームパンで我慢してくれ。」なんて、代替えのパンでお茶を濁してしまいましたよ。(まさか急に息を引き取るなんて思いもしませんでしたから…。)
はてさて、我が最期の食事は一体何を所望するのだろうか?人生を20年ずつに区切るとすれば、齢60ならば、そろそろ冬の季節を迎えたことになるのでありまして、二度とは来ないであろう「春」を懐かしんでいる…無い物ねだりと言えばそれまでではありますが、春夏秋と経験を積んで、大成させるのが「冬」と考えることにしよう。あはは、いつまでも権力にしがみつくことを排して「精進潔斎」…出来るはずもありませんが(笑)

コメント
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