あらら「お気に召しませんかぁ^^;」
三日程晴天が続いて、今度は雨である。土日は晴れて、月曜日が雨…因果な商売でありますなぁ^^; まぁ、雨の日でもハウスの中で草むしりくらいは出来るから、長男『ポン太郎君』の作業には影響はありませんけれどね。『おやじぃ』は、ハウス内の花菜や雪の下に埋けた大根、ハクサイを掘り出して、久し振りに直売所に出荷してみました。流通体系が整備されたとは言え、雪の季節のお安い葉物は人気が高いのでありますよ。昨年は雪が無くて、露地の花菜を大量に出荷出来ました。(同級生『園ちゃん』の取り残しの花菜を頂戴したものでありますけれど^^;)二年続きで雪が無いなどと言うことはあり得ない。これは良い作物だわぁ…なんて思って今年作付けした露地の花菜は全滅ですなぁ。辛うじてひと畝だけハウスに植えた花菜を今出荷しております。(今度は、二畝にしようなんて、また来年の皮算用をしておりますよ^^;)
直売所からの帰り道、アルバイトの土木工事の現場確認に行って来ました。「見積書の埋め戻し土量が、大幅に不足しそうなんですけれど…。」(現場代理人) 「この現場は社長が見積もった工事だから、不足分は社長の報酬カットで!」とまぁ冷酷な回答をしながら、来年度の工事費で、当初想定外の増高分を調整しなければなんて考える。雨の中の作業に「もうマンマの時間だよ。」と労いの言葉をかけながら帰って来ましたけれどね。
これに卵をのせたら何うどん?
雪の中の作業も大変だけれど、冬の雨は気が滅入る。耕地整理済みの水田なのに「土側溝?」時代背景が違うとは言え、無駄な(二重投資の)公共事業である。本来ならばコンクリートで基礎固めをして、排水フリューム管を埋設すべきなのだが、根固めした程度で鉄コン水路を埋設しておりますよ。十数年後、また「半端で無駄な工事をしたものよ。」と言われそうな土木工事でありますなぁ。お国からの交付金を活用して、安上がりの工事で農業従事者の無駄な作業時間のカットを目指しておりますが、本当にこれで良いのかねぇなんて考える『おやじぃ』…しかし、まともな公共事業で、投資をしても負担金を賄いきれない、改良まで待てないといった裏事情もある。苦肉の策がまた無駄な投資を生んでいるとも言えなくもない。大体ねぇ、整備したところで後継者が減っていく一方なのですから。まぁ、こうしたアルバイトで何とか冬場を食いつないでいる『おやじぃ』が偉そうなことも言えないけれどね。
さて、本日は友人『ノロ社長』のお手伝いで、宮城県まで荷揚げ作業であります。農業だけでは食えず、アルバイトで黒字化する経営…これでは後継者は出来ないわなぁ(笑えない)