模様見てたら食べたくなった(笑)
外は大荒れ、爆弾低気圧の通過であります。夏場は台風の直撃などほとんどない山形県置賜地方でありますが、冬場は西高東低の気圧配置から、暴風雨、暴風雪に見舞われることが年に2~3度。こんな日に外作業をさせるのは、さすがに憚れたので、長男『ポン太郎君』には、作業小屋で秘伝大豆の豆叩きをしてもらいましたよ。「青肌大豆」は緑色が鮮やかで、郷土料理の『浸し豆』には欠かせません。固く乾燥した青大豆をひと晩水に漬けて戻し、煮こぼした豆に醤油・みりんなどで味付けし頂く。数の子を和えれば『数の子豆』として正月料理や祝い事に欠かせない一品であります。
でもね、乾燥大豆を売りに出しても、まぁ売れないでしょうねぇ。水で戻して煮るというひと手間が掛けられない方々が多いのではないでしょうか?スーパーでは出来合いの『浸し豆』が売っていますから^^;
食べ過ぎには注意しましょう!
ここに来て、「大根葉(葉大根)」の売れ行きが好調であります。立派な大根1本が100円で売りに出ているのに、同じ種を遅蒔きして、小さな根の付いた状態でひと握り袋詰めし売りに出しておりますが、出せば売れるといった状況であります。かつては、収穫した大根のもろ、葉っぱも煮て食べておりましたが、少々おしゃれ気に「葉大根」として売っている。一生懸命育てた「小松菜」が売れないのとは対照的であります。まだまだ煮物好きのお年寄りも多いから売れるのでしょうけれどね^^;
先週、団地に住む友人宅に、収穫した大根の葉をひと抱えお届けしました。(そのままでは廃棄するだけなので無料です^^;)団地住まいの方々は、小鍋で少量煮て食べる程度かと思っておりましたが、さすがバアちゃんは、大鍋で煮たかったようであります。一年間、スーパーに出品して、地元の買い物動向が少しだけ掴めて来たような気がします。この時期は「小松菜」よりは「ほうれん草」かな…買い物動向が掴めれば、あとは年間栽培計画書を作って回すだけ…試験的栽培の一年でありましたが、来年からは計画的な栽培に少しずつ移行出来るのではなんて考えております。
この時期、お転婆娘『シロ♀』の頭の模様を見ていたら、脂の乗った〆サバと味噌煮が無性に食べたくなりました。季節感を無くした日本人などとも言われますが、身体の中には季節の料理がインプットされているようでありますなぁ(笑)