そこから先にどう進むの?
いつから制定されたのか分からない「山の日」…今年は土曜日と重なってさらに存在感が薄れております。そもそも「山」って何なの?周囲よりも盛り上がった場所を指すそうで、日本で最も低い山は仙台市にある「日和山」標高3mなんだそうですが、人工的に盛り上げた場所だそうですから、山に対する考え方に少々驚きをもっております。
「お山の大将俺ひとり~!」…築山に登って、後から登る者を突き落とす子どもの遊び…そんな遊びやったかなぁ?造り酒屋の裏に、通称「砂場」と呼ばれる遊び場があって、当時は一部土が盛り上げられた場所がありましたが…確かに登った記憶はある。高々1m位の場所であるから、占有したところで、大した自慢にもならなかったし、むしろ、ビー玉やめんこをやる場所としての価値(記憶)の方が大きかったような気もするのでありますが。(そうそう、山を独り占めするより、ビー玉を勝ち取る方が価値が高かったような気がする。)
場所取りをする。ビー玉(物)を取る。TVゲームのクリア度を競う。大人たちには価値の無さそうなことに夢中になる子どもたち…待てよ。ポストを巡って、数合わせをする大人たちがまだ居るのだから、「お山の大将」に成りたい人種は確かに存在する。勝ち得たところで、大した価値も無いような気もするが…。