その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

お米の調整

2016-10-03 12:07:34 | 新規就農

『赤とんぼ』も戻って来たような…

稲刈、乾燥も済んで、ようやく「籾摺り」作業…選別機でくず米を振り落とし、30.5kgの玄米を出荷用の袋に詰めて調整作業は終了であります。取れた「籾」の量で、概ね収量は予測できますが、品質は調整してみないと分からない。選別機から吐き出される玄米を両手で受けて日光にかざすと…「あたたたたぁ!」カメムシによる斑点米が混じっております。今年も捕虫網を振って「カメムシ」の発生を予測しながら、殺虫剤散布を控えたつもりでしたが、やられてしまいました。
ひと握り(1,000粒)に2粒の斑点米が混入すると2等米格下げであります。値段にして1俵当たり600円の差…3等米なら1,600円の差となってしまいます。


管理不足と言われれば、その通りであります^^;

一年の結果が出て、一喜一憂する…しかし、相談はしてみるものです。いつもお世話になっている『セイジさん』に話すと、所有する選別機(今度は、斑点米を除く機械)にもう一度かけてみたらとのアドバイス…早々に出荷しなければならない事情も無いことですし、今週試して見ることにしましょう。(切り替えは早い^^;)
「今年は何をやっても上手く行かない年である。」…否、「今年は、疲れたことを理由に何もやっていないから結果が伴わないのである。」気持ちは早めに切り替えて、次に進むことにいたしましょう。
減農薬で安心・安全を売るつもりではありますが、商品としての規格が落ちたのでは仕様がない。まだまだ修行の日々は続くのであります。

コメント
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