白いすずめ…5年前の画像です。
「ヒメノモチ」を刈り取って3週間経ちました。我が在所では、一本の杭に稲を48束「6束(たば)×8束(そく…と呼ぶ)=48束(たば)…不思議な単位であります。」を掛けるのが一般的であります。しかし、杭掛けは途中架け替え作業をしなければいけないので、『夢屋農園』では、杭を棚組みにした「ハセ掛け」を行っております。
栽培面積が多ければ、コンバイン刈り取り後、乾燥機で乾燥という手順もあるのでしょうが、わずか7aですから、乾燥機にも収まらず天日乾燥…美味しいお米ならよろしいのですが、値段も変わらず手間だけが掛かる^^; 週末から雨の予報であり、脱穀作業の見通しが立たないため、急遽稲束を車庫に運び込むことになりました。(また、余計な手間が掛かってしまいます^^;)
「ノビル」の蕾であります。
今年もまた「すずめ」の大群に穂をつつかれたようで、棚組みした杭の下には大量の籾殻が落ちております。想定30kg位の減収でしょうかねぇ?(実に悠長な旦那さまではある^^;)これだけの餌を提供しているのだから、何かしらの恩返しがあってもよさそうなものであるが、何も残していってはくれないのであります。(「宇治拾遺物語」では「腰折雀」というお話があって、老婆に感謝の種を渡すのだが…。)
ある調査によれば、冬を越せる「すずめ」の生存率は、およそ半数程度だとか…悠長なご主人が秋に餌を提供しても、恩返しに来れるのは半数に減っているということですかねぇ。春には虫をついばんで、益鳥にもなると言われておりますが、見えないところで恩を返してくれているに違いない。有形無形の「恩返し」に感謝することにしますか^^;(何か宗教掛かって来ましたかねぇ?…このブログ。)