その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

桃と太郎(昇天)

2012-10-19 09:38:33 | 夢屋工房

『桃と太郎』さんの目的は鬼退治…何だかんだと言ったって、日本一高い建築物から下界を眺め鬼を探さなくてはいけないのであります。「はとバス」を利用したのも、団体さんの特権で専用通路でトン豚とんと昇っていけるからでありまして、「東芝」と名乗る4人の力持ちが、40人の豚とんトンを僅か50秒程で350mの高さまで引っ張り上げておりました。世界には、それにも勝る力持ちが存在するようで、アラブ首長国連邦のブルジュ・ハリファは160階建で「オーチス」さんという力持ちが636mの高さでエレベータを毎日引っ張り上げているようであります。田舎者からすれば「いや~高いねぇ~!」なんて眺めていた東京タワーでさえ眼下に見えてしまう訳ですから、やっぱり凄いですよ。田舎では、消防の半鐘櫓に昇れば景色が一望できる訳ですから、こんなに高い構築物を造る必要も無いのでありまして、また、こんなに高い物を造ろうなどという発想も生まれないのでありますよ^^;

360度のパノラマ画像なんて、ネットでググればお手軽に見ることが出来るのでありまして、『桃と太郎』さんの場合は、350mの高さに設置された便座を記念撮影するのであります。大体、外から覗かれるなどという心配が無い訳ですから、全面ガラス張りにしたら、さぞかし爽快感に浸れるのではないだろうかなどと下らないことを考える…一回に流れるトイレの水は10ℓ程だそうですから、350mの高さまで毎日々々水を汲み上げている方は大変だろうなどと思うのでありますよ。

 

そうそう、本題はこの世の鬼を高い場所から探すことにありました。意外と簡単に「鬼」に遭遇いたしましたよ。鬼の角をモチーフにしたワンピースを着たお姉さんが沢山いましたから…ミナペルホネン(皆川明さんという日本人です。)によるデザインの誘導員用のユニフォームのようでありますが、モデルさんが着ると膝上くらいの着丈なはずなのに…(失礼、お顔は写してませんからお許しください。)ならばと気を取り直し、展望デッキに設けられたガラスの床を覗き込むと人が小さ過ぎて、どれが鬼やら判別できないのでありまして(当然)、『桃と太郎』さんは、展望回廊へは向かわず、お上りさんの常道であるショップへ向かうのでありましたとさ^^;

コメント
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