( 「鯨波」ひだほまれ純米吟醸・滓がらみ )
■2014/4/25(金) 晴
久しぶりの今里「酒屋へちかん」へ
あの幻のブログ(ほとんどの人は知らない)以来の訪問。 ここは本来、地酒屋さんなのだが、金曜夜だけは、奥さんの造るちょっとした惣菜をアテに立飲みができる地酒店になり、日本酒ファンが夜な夜な集まってくる。
(関西では珍しい日本酒「タクシードライバー」の正規取扱店としても知られる。)
http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/bb83aaada9214027ac1ec105443a7068
私がお店に入ったのは丁度午後8時を廻ったばかり、先客が二名 一人は私のこと見たことがあると言われ、「恵方呑みの・・・」で印象があるそうだ。
もうひと方は、なんと愛知「長珍」酒造の蔵人さん。 昨年の「愛酒でいと」では、スタッフとして働いていたとのこと。
名前だけは知っている「長珍」は、一度飲んでみたい酒だが、大阪でも取扱店は二店しかない。 へちかんで取り扱いするようになったのかと思いきや ここ今里の出身で実家が近いから店に寄ったのだそうだ。
どんな米を使ってお酒を造っているのか尋ねると 麹米は山田錦で、八反錦を掛けた酒だとか・・・と、いきなり私の好きな八反系の酒米が出てくるものだからすぐにでも呑んでみたくなった。 愛知県ということで、私が「義侠」の話をすると「義侠さんとこは隣町です。 うちも義侠さんには負けませんから」とライバル心を感じるコメントが返ってきた。
そんな今夜は、中央に設けられた とろ箱を積み上げて作ったテーブルで、「鯨波」の純米吟醸を頂くことにした。 関西で唯一、「鯨波」と取引をしているのが、ここ「へちかん」 生産量200~300石という少量な酒で、地元の岐阜・中津川近辺は別にして関西ではレア酒の部類に入る。 近々、蔵元さんともまたお会いできる。
(私のお酒を注いでいるところ 手前は今年の8月で3歳になる麻文くん)
以前 幻の鯨を追いかけて たどり着いたのがここ「酒屋へちかん」だったわけで、鯨が案内してくれた店ということになる。 今夜の「鯨波」は、ひだほまれ100% 精米50%磨きの純米吟醸・滓がらみ なかなか旨みを感じる。それでいて泳ぎ軽快。
今夜は、ここ「へちかん」からとあるところに一本の日本酒(一升瓶)を送った。 さてそのお酒・・・・ どうなりますことやら またいずれブログで紹介できればと思う。
その後 奈良からみえた日本酒好きなお客さんを交え、1時間ばかり 午後9時 今里を後にした。
http://blog.with2.net/link.php?1601745
(寅)