( 賑わう阪急「蔵元まつり」会場 ) 4/12
■2014/4/12(土) 晴 「蔵元まつり」-①
45の蔵元・480酒が揃った阪急の日本酒イベント「蔵元まつり」に立ち寄った。
▲入口看板左上の「梅乃宿」吉田佳代社長が目立っている。
第三回目と歴史は浅いが、何しろ新装・阪急百貨店になってから始まったイベントだけに阪神の日本酒祭りとはまた雰囲気が違って、新鮮で洒落た「日本酒イベント」企画に思える。
前回は、私の誕生日に開催されて行けなくて 今回をとても楽しみにしていたイベント。 その期待を差し引いても余りある満足感が味わえた。 私に言わせれば、入場料無料なのが不思議なくらい、有料にしても私なら足を運んでいるはずだ。
▲長いグラスとパンフ・480酒のリストを渡され自由に利き酒できる。
まず、ゲートをくぐる前に自分に言い聞かせたのは、うっかり飲みすぎないこと。 45蔵の各2酒を10CCずつ頂いても 90酒飲んだら900cc 軽く5合。 でもだいたい15~20ccは注ぐから すぐに1Lは超えて飲みすぎ必至。 今回は、25蔵一蔵20CCを目安に回ることにした。
▲山形では「鯉川」と並んで大の贔屓銘柄『米鶴』 「かっぱ」と「米鶴スパークリング」
■本日のお目当ては、「米鶴」 私は、15年以上も「米鶴」ファン。 私の知る「うきたむ」について須貝杜氏とお話しすることができた。
▲山形「米鶴」の須貝杜氏
■また石川県加賀市の「常きげん」聞き上手な品のいい蔵人と思って知らず知らずしゃべっていたら実は、その方、鹿野社長ご本人だったりとエンジョイしすぎてしまった。
▲石川県「常きげん」の鹿野社長
能登四天王と言われた農口杜氏は引退されて、今はその弟子が後を継いでいるとのこと。 ここの酒を置いている奈良・葛城の酒販店「エポック」の名を出したらもちろんご存知だった。
私にとっては気持ちよく楽しめるなかなかいいイベントだと思いながら各ブースを廻った。 それにしても・・・ 新生ハルカスで注目されている近鉄百貨店・阿倍野本店は、なぜ日本酒イベントをやらないのだろう。 ( ワインのイベントはいつも大々的にやっているのに )
私がもし近鉄百貨店の企画担当者だったら 日本で一番高い場所で「日本最高の日本酒イベント」なんて銘打って全国ネットのニュースに流れるような日本酒イベントをやって、首都圏や全国の酒飲みたちをアッと言わせたいところだけどな~
(建物ができたら次は中身で勝負。 阪急は、実践しているように思える。 近鉄百貨店さんにも、期待することにしよう。)
つづく
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(寅)