ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

アジアサッカー8強入りへ

2007-07-17 11:52:29 | スポーツ一般
実に過酷なアウエーでのベトナム戦だったが、圧倒的な強さで快勝。8強入りだ。
いよいよ決勝トーナメントに進出する。
準々決勝、準決勝も同じスタジアムで戦えるアドバンテージを得た。
今週末からの決勝トーメントから目が離せなくなった。

今大会も連覇してアジア地区トップチームとして、北京五輪、南アフリカW杯の出場を果たして欲しいものだ。


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オールドファン

2007-07-16 15:31:01 | スポーツ一般
昨日のアメリカンフットボールのワールドカップで日本代表は惜しい優勝を逃した。
今大会から急遽参加した、国技でもあるアメリカ代表が延長の末に日本に競り勝った。
昨日は楽しみにしていた男子プロゴルフの中継がなかった。そのためにアメフット中継を終始見てしまった。

日本ではあまり話題にならないこの競技だが、小生は20歳の頃からの付合いがある。
当時は大阪の本社勤務で、一年先輩の方に西宮球場に連れて行って頂いて大会を見たのが初めてだった。
もともとアメフットは戦前から、関西の大学が先鞭をつけて盛んだった。
関西学院大、甲南大、神戸大などが強く、どちらかと言へばハイカラな感じのスポーツに見えた。
特に関西学院大は、その当時から本場のアメリカにコーチを派遣して勉強させるなど積極的な戦力向上を果たしていた。
「甲子園ボウル」は東西大学のチャンピオン同士の戦いだったが、関西学院大の優勢は断然だった。その後に関西の他の大学や、関東勢の大学も徐々に力を入れだした。
特に篠原監督の率いた日本大学が、独特のショットガンホーメーションを編み出して関西勢を圧倒した。
そのころから社会人チームが結成されて、大学OB選手の受け皿となり、どのチームも強力な戦力を持った。
正月の「ライスボウル」も東西対抗から、社会人チームのチャンピオンと甲子園ボウルの覇者(大学チャンピオン)の戦いで、日本一を決める大会になった。
やがて京都大学が、「東海」と言ふ伝説のQBを得て、関西学院大や日本大学をも圧倒し日本一にもなった。
そして現在は立命館大や法政大などを頂点に、多数の大学が割拠して力を競い合っている。
一方、社会人チームも「Xリーグ」を結成して、3地区18チームが鎬を削っている。さらにX2が18チーム、X3が22チーム、X4が4チームと社会人チームも負けてはいない。
今のところ、大学OBの有数の選手を選別して加入させている、社会人チームが優勢なのは当然だろう。

アメリカではやはり大学チームが主流であったが、NFLがアメフツトをプロとして結成後、急速にMLBやバスケに匹敵する勢力を固めてきた。NFLのチャンピオンを決めるスーパーボウルは全米を沸かせる。
今回のW杯には、NFLのプロ選手や大学体協の現役選手は選出されていないが、その他の全米大学選抜選手が主になったチームだった。
そして今回のW杯は、アメリカ、日本が圧倒的な戦いぶりで決勝戦に進んだのだった。

アメリカでラグビーと野球から編み出されたアメフットだが、実にアメリカ的な競技であり面白い。
それだけにアメリカがこの大会から出場してきたことは興味深い。
何時の日か、日本チームが最強のアメリカチームを圧倒できる日がくるのだろうか?

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「孫」との付き合い方

2007-07-15 13:23:29 | 
筑紫哲也さんのエッセィを読んでいたら、古い友人との付き合いの席では「病気」と「孫」の話は厳禁だそうだ。それが最近自分の病気療養もあり、今後はそうもいかないだろうなと述懐されている。
そして「孫」の話をしないのは、自分自身に「孫」が居ないせいもあり、他人の「孫」自慢を聞きたくないらしい。
確かに同じ年代の元の同僚達との宴席でも、最近の中々結婚しない子女たちを抱えた連中にすれば、得々と語る他人の「孫」自慢など聞きたくないに違いない。
幸いに我が家には「孫」が一人居る。今年から小学校に入学した。

考えてみたら子どもが成人すれば当然親元から離れて行く。結婚したらなおさらの事だ。
ところが「孫」ができると、再び親と子は近い存在に早変わりしてくる。
どなたでも同じだと思うが、祖父母にとって「孫」は無性に可愛いものである。
親になった我が子の手助けをもして上げたい。子の方も「孫」を祖父母に見せて、自慢や愚痴も聞いてもらいたい。
そして自分たちだけで育児に困る場合は、祖父母に手助けを求められる。
そんな事でお互いに家族は、さらに上手に紡ぎあいをしていく様になる。

そして年寄りと「孫」の間には、何か深いところで通い合うものがありそうです。
年寄はほとんど無条件で「孫」の言ふことを受け入れる。「孫」も遠慮なくわがままを言ってくる。
「孫」は私をむしろ祖父であるよりも、友人かそれ以下としてしか見てない様な事もある。
(大好きなTVのアニメやゲームの登場人物などを、ほとんど私が知らないのが大いに影響している様だ)それはそれで「孫」が本音でぶっかってくるのが判っているだけになお可愛いのだ。
「孫」にとり、いいなりになってくれる人の存在が、ありがたく、大いに自尊心ももてる事になる。
この夏休みにも、是非我が家に遊びに来たいと言ってきている。優しく受け入れてやりたい。
しかし甘やかすだけでは「孫」をわがまま一杯に育てる事になりかねません。
その辺の限度は今後も弁えて付き合いたいと思っている。

「年寄りっ子は優しく育つ」と昔から言はれます。
子どもの情緒を安定させ、ひいては他人に対する思いやりを持つ子に育てるのが、親に協力していく祖父母の務めであろうと考えた次第です。そして強く逞しい健康体を持った子に育て上げたいものだ。

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見事な勝利、日本サッカー

2007-07-14 15:08:12 | スポーツ一般
サッカーアジアカップ初戦で、思わぬドロー発進となった日本代表。
昨夜の試合が正念場だった。負ければまさかの予選敗退の汚名を負うことに。
しかし初戦の後に激怒して奮起を促がしたと言ふオシム監督の声が届いたのか、見事な試合運びで勝利。相手のUAEも後がない状況で、必死の覚悟で戦ってくる展開だった。
そして前半での3得点で断然優位に試合を進めての勝利。
これで予選リーグ突破に王手をかけた。次戦のベトナム戦で勝利すれば文句なしの1位通過だ。
オシム監督はこの試合に負ければ「サヨナラだ」と親しい方に話していたとの報道もあった。

この試合で気になる点が2つあった。

2トップにした攻撃は高原の動き方を良くしていたが、国内組の巻の動きが目立たない。
中村俊もこの間のキリンカップの時と同様に本来の動き方が出来ていない。
しかし高原にしても、中村俊にしても欧州リーグで鍛えてきている。
日本選手にない逞しさ、力強さでチームを引張っている事には変わりがない。
両選手が交代した後のチームに、やや相手を圧倒する力強さが伝わらない。
後半にやらずもながの得点を与えてしまった。暑い、湿度が高いのはどのチームも同じ状況だ。
前半の貯金がものを言い、後半追加点が取れないながらの勝利だった。
カタールの試合でも後半終了間際の失点だった。後半の息切れに要注意だ。

それと中村俊がイエローカードを貰った場面だ。PKのボールを置く位置をレフリーが指定した。
それをさらに置き直したのだ。これが2回続いたためのイエローカードだった。
過去2連勝している日本代表には、それなりにアジア各国が警戒している。
トップチームとしての誇りがあるのは良いが、驕りがあってはいけないと思うのだ。
GKの遅延行為なども現に慎まないといけないと思う。
レフリー達はかなり日本チームに厳格に当たってくる。

16日のベトナム戦で勝利して、3連覇へはずみを付けて欲しい。

ヤフーからの転載

               
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 「命名権」ビジネス

2007-07-13 17:21:59 | ニュース 
財政難にあえぐ地方自冶体で、企業や商品名のついた公共施設が急増している。
もともと米国で盛んだった命名権(ネーミングライツ)に、自主財源確保に躍起の自冶体が着目したからだ。
慣れ親しんだ名前が変わることへの反発や、買い手がつかないケースも出ているそうだ。
国内の公共施設で初めて命名権が導入されたのは2003年。東京スタジアム(東京都)だ。
味の素スタジアム(通称アジスタ)への改称が先駆けになった。
当時は東京交通局の路線バスにも、盛大な企業広告が車体の側面にお見得している。

朝日新聞が47都道府県と17政令都市の公共施設を調べたところ、11日時点で10都道府県と6市が計23施設の命名権を売却していた。このうち14施設が今年に入ってからの名称変更だった。背景に地方の財政難がある。年間契約額は100万円台からまちまちだそうだ。
プロ野球やJリーグチームの本拠地となると、1億円を超すこともあり財源確保に躍起の自冶体側には魅力がある。
命名権活用に積極的な新潟県では、ハコモノ施設だけでなく県道にも導入を考えているらしい。
新しいところでは渋谷公会堂がC・C・Lemonホール(渋谷区)となるなど、市や区でも導入の動きがある。

企業にとっても命名権の購入は即効性のある広報戦略のひとつだ。
千葉市に新設の蘇我球戯場の命名権を得て「フクダ電子アリーナ」と名付けた医療機器メーカー「フクダ電子」は、JリーグJF市原・千葉のホームスタジアムとして「フクアリ」の名がすっかり定着した。契約金は年間8000万円だが「それ以上の価値がある」と大喜びだ。
「大塚製薬」は徳島県から鳴門総合運動公園の命名権を得て、野球場は「オロナミンC球場」陸上競技場は「ポカリスエットスタジアム」とした。スポーツ振興にも地元企業として貢献。同時に企業のイメージアップも期待している。

政府も昨年5月に財政再建を理由に独立行政法人(独法)が運営の国立施設の命名権売却を表明した。
しかし国立競技場を運営する日本スポーツ振興センターなどは、「企業名をつける事で、同業他社のスポンサー大会が逃げる事も考えられる」として慎重論もある。
またメディアへの低い施設の多くは苦戦を強いられている。栃木県や佐賀県でも6施設で公募中だが、スポンサーは決っていない。
参院選でも争点のひとつになる、地域の疲弊を背景にした命名権ビジネスは今後も広がるのではと思います。

今日の「クスリ」古代米や色んな稲で描かれた巨大な蛙に仰天。
 アサヒコムから

         
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ビール離れ、笛吹けど消費者踊らず

2007-07-12 13:00:58 | ニュース 
上半期ののビール関連出荷量が発表になった。
結果は一言で言えば、「笛吹けど消費者踊らず」だった様だ。
1992年に現行の統計を始めてから、出荷量は上半期としては過去最低に終わった。
シェア拡大と消費喚起を狙い、大手4社は「近年にない、異常な新商品ラッシュ」で17の新商品を発売した。
トップはサッポロビール。「消費者が求める商品を出さなければ」と6商品を投入した。
キリンビールは「一番搾り」以来の17年振りに定番ビールを出し計4商品を投入した。
上半期出荷量トップのアサヒビールは「発泡酒」を2商品。
シェア4位のサントリーも5商品を発売している。「激しい乱打戦だった」そうだ。
そして結果は、大手5社で前年比-1.9%減の2億2626万ケースに落ち込んだ。
大手4社はそろって前年割れだった。黄信号が点灯したと業界では深刻に受け止めている。
業界全体で新商品を次々に投入したが、数が多すぎて消費者に覚えてもらう事も難しいし、売場のスペース確保も難しい。
しかし他社とシェア争いから、経営効率が悪いが対応せざるを得ないとボヤキの声も出ている。
ただ、サントリーの高級ビール「ザ・プレミアム・モルツ」やアサヒ、キリンの機能性発泡酒などは売れ筋である。ビール離れには、消費者が求める新商品を的確に開発して行くしかない様だ。

キリンビールの調べでは、1998年には成人男性の48.5%が「だいたい毎日」ビールを飲んでいた。それが2006年には40.8%までに減少しているらしい。
特に30代では53.0%から33.6%に急落している統計がある様だ。
「大学生の飲み会も低調気味だし、携帯やIT関係に時間も金も投資しているようだ」と業界関係者は見る。

元来小生は殆どアルコール類は嗜まない。従つて「ビール」「発泡酒」「第3のビール」の区別さえつかない。
確かに已む無く出席する宴席などでも、乾杯はまず「ビール」となるが、後は「日本酒」か「焼酎」だ。
特に小生の様な高齢者の席でもビール離れは確実に進んでいる。晩酌などでも「焼酎」派が増えていると見る。
それにやはり飲酒運転を忌避する為に、外食産業などでも飲酒の機会が減少している事は否めない。

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「イチロー」選手の快挙

2007-07-11 18:20:18 | 野球
今朝はMLBのオールスター戦を観てしまいました。
イチロー、斉藤、岡島トリオの共演を楽しみにしたのです。
イチロー選手が魅せて呉れました。2安打の後の第3打席、見事なランニングホームランでした。
永い歴史を持つMLBのオールスター戦で、ランニングホームランは始めての快挙でした。
イチロー自身も始めての経験で、子どもの様に興奮してはしゃいでいたのが印象的でした。
文句なくのMVPは当然の結果だ。今年FA権を獲得するイチロー選手。
地元サンフランシスコのアナウンサーが来季はサンフランシスコGにお出でよと言っていたのが面白い。
そして夕刊は、「イチロー」選手は来年から5年契約で総額1億ドル(122億円)で契約更新と伝えた。シアトルMは「イチロー」選手を引き留めるために、「イチロー」選手が慕う監督を就任させている。

斉藤投手も一インニングながら、三者凡退に討ち取る好投を観せてくれました。
岡島投手の出番がなかったのが寂しい感じです。

今年は日本人選手の活躍が観れた素敵なオールスター戦でした。
来年はニューヨークでの試合になる様だ。
松井、松坂、田口、岩村、大塚等の好選手たちにも是非出場して貰いたい。

ヤフーから

          
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ドラマ「新マチベン」

2007-07-11 12:13:05 | TV DVD
NHK土曜ドラマは割合に好きな番組だ。
その中で1976年2月に始まった、山田太一作「男たちの旅路」と言ふドラマが大好きだった。
約30年前の放送開始だが、4シリーズ13話に及ぶ骨太のドラマだった。随分昔の話になる。
特攻隊生き残りの戦中派ガードマンを演じた、鶴田浩二がはまり役の主人公でした。
他には桃井かおり、水谷豊、森田健作、岸本加代子、柴俊夫、池部良等が出演。
戦後生まれのドライな若い世代との葛藤、反発、共感、和解を描いた社会派のドラマと記憶している。当時の社会現象を取上げたドラマだった。共感を得る場面が多く楽しみに観た記憶が残っている。確か何年前かにアーカイブとして、繰返して再放送されていたから観られた方も多いと思う。

そして今回は「新マチベン」の放送だ。
60歳にして司法試験に合格して、晴れて弁護士の資格を得た主人公「渡哲也」が主演だ。
同じ年配で同時に司法研修を終了した、石坂浩二、地井武男の3人で弁護士事務所を開設する事に。
その3人が偶々、電車内で痴漢と声を挙げた女性を助けた事から損害賠償の裁判を引き受ける破目になる。
しかし法廷で痴漢にあったのは全くの嘘で、女性がある復讐の為に容疑者を裁判に引き込もうとした事が判明する。
女性の説明で、元の夫が勤務先の電機メーカーで、欠陥商品の責任を取らされて懲戒解雇された事。さらにそれを苦にした娘が投身自殺している事が判明する。そして元の夫の上司が今回の痴漢容疑者だったのだ。痴漢容疑者は濡れ衣を晴らさんとして逆に女性を訴える。
あくまで裁判で女性を守ろうとする3人の新米弁護士達は、女性の意向を汲み夫の解雇が不当だったと争う事に。
あくまで法廷には立たないとする元の夫だったが、懸命に説得して解雇された時の事情を証言させる事が出来る。
この証言で、裁判は和解に転ずると同時に、別れた夫婦の絆を取り戻すきっかけも出来た。

団塊の世代の定年に絡んで、高齢者の第2の人生のあり方が論議されている。
長い社会経験を経て司法試験に合格した3人の新米弁護士達、長年の夢を持ち続けた結果だった。
主人公は新聞記者として仕事に明け暮れた末に妻を失い、何か挫折も味わう。娘に去られた過去をも持っている様だ。
超難関の司法試験に5度目の挑戦で合格し、弁護士バッジを手にした。
若い修習生に「前向きな趣味」と揶揄されたが、「たしかに私は、君らより年をくっているが、趣味で司法試験を受けたんじゃない」と言い返す。
会社に定年はあっても人生には定年はない。一花も二花も咲かせる事が出来る年齢だ。意気込みを買いたい。
今後は何とか恵まれない方たちに味方になり、活動したいと勢い込んでいる。

このドラマの第3回目以降の展開を楽しみにしている。
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帰国残留孤児の事

2007-07-10 14:09:34 | ニュース 
安倍総理の決断で、帰国残留孤児の支援問題が決着する事になった。
残留孤児たちは、旧満州の開拓の名の元に進められた国策によって生み出された。
勿論、大部分の日本人達は家族と共に日本に帰る事が出来たが、家族と共に彼の地で亡くなった者も多かった。
しかし、日本に帰る途中に親を亡くしたり、家族と別れ離れになってしまった子どもも多数存在した様だ。その子ども達は、心ある中国の人に拾われたり、保護されて育ってきた。
一部には単に労働力として拾われて、過酷な生活を送った方も居た様だ。
長ずるに及んで日本に帰国していた家族の消息が分かったり、お互いの国の方針もあり日本人として帰国する事が出来る様になった。
そして終戦の混乱の中で旧満州に置き去りにされてから62年になる。
その間に速やかな帰国と自立への支援を国は怠ってきた。
帰国した残留孤児の皆さんは、生まれ故郷の日本に「帰ってきてよかったと心からいえる生活」にはほど遠かった。
高齢者になった多くの方は、生活保護を受けながら、私達は2度日本国に裏切られたと嘆いている。そして国に損害賠償を求めて裁判を起していたのだ。

山崎豊子さんの小説「大地の子」は、この残留孤児の物語だ。
妹と共に中国に残留せざるを得なかった主人公。日本人の子として、養父母の下で幾多の迫害を跳ね除け、遂には瀕死の床にあった妹に出会ったり、日本に残った父親と劇的な出会いを重ねる。
日本に帰国を勧める父親に、自分を拾い育ててくれた養父母に感謝しつつ、自分はこの広い「大地の子」として中国で生きる決心を語る場面が実に印象的な小説だった。
その後にNHKのドラマにもなり、多くの方の協賛を得た。
主演の「上川隆也」はこのドラマで一躍スターになった。共演の仲代達也や中国の両親役の俳優も実に奥の深い演技を見せてくれたので、このドラマを覚えておられる方も多いと思う。

小生が学んだ村立中学校にも、昭和28年頃にやはり帰国した孤児が居られた。帰国の事情は良くは分からない。
村で受け入れたのだが、本人は学校の用務員室に居宅して、日本語を学びながら働いて居た。
中学校の卒業記念写真に彼も一緒に写っているが、確か年齢は20歳位だったろう。
生きておられれば小生より少し上の、高齢者になっている筈だ。今はどうされているのだろうか?。

ようやく永年苦労をされた帰国残留孤児のみなさんに、少しだが援助の手が差し伸べられた事は一歩前進と言える。
この様になかなか目が届いているとは言へない人達が、人間らしい尊厳を持って生活できる場を提供するのも政治の大きな課題だと思う。参院選挙でも慎重な一票を投じていきたい
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悔しい引分け

2007-07-09 21:45:41 | スポーツ一般
サッカーアジアカップ第1戦、終了直前にファールから技ありFKを決められて悔しい引分け。
日本代表は後半早々に得点して有利に試合を進めたが、ペナルティエリア直前のファールが痛かった。
勝ち点3がどうしても欲しい試合だった。

次試合では是非とも勝ち点3を取り、3連覇に弾みをつけて欲しい。


郷里山形で見つけた、古い火の見櫓の半鐘をデジカメで狙った。偶然に晴天を飛ぶジェット機の飛行雲も捉える事が出来た。ご披露する次第です。

          
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