ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

携帯電話のこと

2007-07-23 16:27:27 | 独り言
ケータイはもう「電話」ではないらしい。
携帯電話のヘビーユーザーについて調べてみたら、40%以上の人が携帯では通話していない実態がでた。
民間研究機関「モバイルマーケティングデータ研究所」が、携帯サイト経由で約9500人で調査した。
97%の人は、データー通信の定額サービスに入っており携帯をよく使っているヘビーユーザーだった。
その使用状況だが、1日の通話回数が「ほとんどない」が最も多く44%を占めていた。「3回未満」も35%もあり合わせて約80%がケイタイを「電話」として活用していない格好だったとか。
1日の平均通話時間でも「5分未満」が49%で最も多く、「5~10分」28%、「10~30分」15%と続き携帯電話での長電話は減少している事が分かる。
NTTドコモによると、利用者が支払う月額の「通話料」は減少しているらしい。03年3月は6880円だったが、07年3月は4690円まで減少しているそうである。
一方、メールや音楽ダウンロードなどのネット利用によるデーター通信量は増えているが、定額サービスの普及で、同じ期間のデーター通信使用料は1750円から2010円と僅かな伸びに留まった。総額でも利用総額は減少している事になる。従って今後は「クレジット機能など新しいビジネスモデルの開発」で増収をはかる必要があるとしている。

小生宅でも旧式の携帯電話をレベルアップする際に、貯まっているポイントや長期間割引の活用で、カミさんにも携帯電を持って貰うことにした。
そして娘達との連絡やご機嫌お伺いはもっぱらメールを活用し始めた。確かに通話では手を止める事になり、メールならば手が空いた時に返信も出来るので便利である。「孫」にも時々メールをすると可愛い返事がくる。それも嬉しい事である。メールを打つのも大いにボケ防止にも役立つのではではと思っています。
小生なども散歩に出た時や遠出をした時は、出来るだけテレビ電話でカミさんと話す事にしている。
何も見慣れた顔を見ながら電話をしなくてもと思われるが、それはそれで携帯電話の良さを感じているのである。

カミさんのケイタイは「らくらくホン」で文字も大きく、使いやすいタイプだ。孫の顔が待ちうけ画面に可愛い。

                      


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝青龍逆転の優勝

2007-07-22 18:02:58 | スポーツ一般
名古屋場所大相撲は千秋楽まで縺れた優勝争いだった。そして朝青龍が名古屋場所で4連覇で優勝。
地元の大声援を受けた琴光喜は、千秋楽に無念の敗退で優勝決定戦に残れなかった。
しかし念願の大関昇進は確実のようだ。次場所は大関としての優勝を狙って欲しい。
横綱として初めての場所となった白鵬は、今日の横綱戦で不甲斐ない負け方で大きく期待を裏切った。
来場所の奮起を望みたい。
そして贔屓の高見盛、今場所は全く相撲らしい取り組みが見られずの大きな負け越しは無念だ。
好漢高見盛の来場所の活躍を切望する。まだまだ老け込む年ではない筈だからだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏の風物詩「花火」

2007-07-22 15:47:12 | 独り言
梅雨が明けると暑い夏がやってくる。その夏の風物詩に「花火」大会がある。
主な花火大会は全国で200を超える。
経済産業省で把握している、04年の花火打ち上げ許可件数のランキングがあった。花火を一定数以上打ち上げるには、事前に都道府県の許可がいるらしい。
許可件数の多いのは、静岡、長野、愛知がベスト3だった。中部地方には集落の神社の祭りで花火を打ち上げる地域が多いからだ。特に静岡では年間で730件余の許可申請が出るなど全国ではずば抜けて多い。
「徳川家康がつくった三河鉄砲隊の影響もあると伝えられる」との説もある。砲術の里から腕のよい花火師が生まれ、近隣に花火の楽しさを広めたようだ。(朝日新聞22日なんでもランキングから)

日本の花火は打ち上げられると、空中で球を描くように丸く開くのが特徴だ。
花火師はきれいに丸く開かせることに技を競い合う。各地で花火の競技大会があり、花形は尺玉(約30Cm)の打ち上げだ。実に多彩な花火が競い合っていて、見る者を堪能させてくれる。
新潟県小千谷市では、「世界一」をうたう直径約1.2メートル、重さ420キロの4尺玉を2発打ち上げる。長さ5メートルの打ち上げ筒にクレーンで運び込み、直径800メートルの大輪を咲かせると言ふ。
花火の火薬の量には法の規制があり、実質的には4尺玉の大きさが限度になるそうだ。

花火の原型は江戸時代にあるらしい。しかし当時は炭、硝石、硫黄を混ぜた黒色火薬によるオレンジ色しか出せなかった。それが明治時代になり、西洋から新たな火薬の導入で、明るく、多彩な色が出せる様になった。
とするとTVや映画の時代劇で、鮮やかな花火があがる画面は現代の花火の様には美しくなかった事になる?。

これからの各地での花火大会は、夏の風物詩として定着している。
小生が東京に住んでいた頃には、東京湾花火大会が直ぐ近くであり楽しい思い出にになっている。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本サッカー、何とかリベンジ

2007-07-21 22:26:20 | スポーツ一般
アジアカップ戦は、今夜から決勝トーナメントへ。
日本代表は、ドイツW杯で悔しい逆転負けの宿敵オーストラリアとの対戦だった。
先に得点を許したが、直ぐに同点とした後半を期待したが、ほとんどゴール前を全員で守る敵陣を崩せなかった。

結果はPK戦まで縺れ込んだが、守護神川口のナイスセーブでかろうじての勝利だ。
試合巧者のオーストラリアは今後とも、日本陣営を苦しめそうな予感がする。

日本チームは3連覇に一歩前進したが、さらに強敵が控えている。
慣れないアウエーでの試合が続くが健闘を期待したい。

勝利の瞬間の日本代表  アサヒコムから

            
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

復旧急げ、業界が集結

2007-07-21 10:57:49 | ニュース 
思わぬところで地震被害の余波が出ている。
自動車大手12社が生産工程の中で部品の供給がSTOP。生産ラインが全て止まる事態が発生した。
原因は今回の地震で自動車部品メーカー「リケン」の工場設備が被災した為だ。
部品のひとつはエンジン内の摩擦を減らし、オイル消費量を減らす効果のある「ピストンリング」。
メーカー側は車種ごとに「リケン」と共同で作り込み、精度の高いリング開発をしているだけに、他社製での代替が難しいらしい。この部品で国内シェアは50%、世界では20%のシェアを占める生産をしていた。
それに国内シェアの70%を占める変速機の部品である「シールリング」の生産をも担当している。

工場設備は「地震直後の工場を見たときは、これは立ち直れない思った」と語るリケンの社員がいた程の被害だった。
事態を重く見た自動車メーカーでは、トヨタ自グループが330人、日産自が100人、三菱自が40人、ホンダが30人の社員を応援に送込み、大型機械を中心に機械を元に戻す作業の手助けをした。
被災した工場には、所せましと工作機械類が置かれているが、自動車メーカーのヘルメットを被った男たちで溢れた。
地震の横揺れで大型の製造機械は数メートルずれていた。元の位置に戻すには多くの人手が必要だった。
揺れで床に落ちた製品はすべて廃棄処分としなければならない。業界が終結して支援に全力を尽した。
多くの応援部隊の活躍で、19日現在で設備の設置は80%かた終えた。一部は再開にむけて試運転も始められた。
何とか「来週にはフル生産に近い状態に戻さなければ」と責任者は話している。

元々この「リケン」と言ふ企業は1926年(大正15年)に「ピストンリング」製造方法で世界各国の特許をとる等の高い技術力を持っていた。
大手の系列に加わらない独立系の企業の為に、国内外の自動車メーカーは争うように部品供給を受けざるを得なかった。
しかし工場や子会社が柏崎市内に集中していたことで、被災による生産停止の影響が大きく出てしまった。
そしてもうひとつ見逃せないのは「かんばん方式」と言はれる「トヨタ」方式の部品供給方式を、大手の会社がほとんど採用してきた事だった。
必要な量だけを、必要な時期に供給させて余分な在庫は持たない。その結果は、今回の様に供給が止まると生産ラインまで停止してしまう事になる。

各メーカーは阪神・淡路大震災でも部品供給が途絶えた苦い経験がありながら、今回の震災でも調達先の集中が問題である事が鮮明になった。今後とも調達先の多様化などの、有効な対応を模索していく必要がある様だ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

落合監督の見事な采配

2007-07-20 22:28:52 | 野球
今夜のオールスター戦、見事な落合監督の采配で、セ・チームの完勝だった。
特に、上原、高津、林、木塚、岩瀬、黒田、久保田、クルーン、藤川と救援投手を一回宛投げさせる采配に脱帽。
打ってはラミレス、前田、森野に効果的なホームランが飛び出す、理想的な展開。

日本シリーズや交流戦で劣勢だったセ・のウップンはらしが出来た様だ。

明日は仙台で楽天選手の活躍で雪辱を期したいものだ。パ・ナインの奮起を望みたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プロ野球前半戦終わる

2007-07-20 12:40:37 | 野球
今日と明日は前半戦を締めくくるオールスター戦。
パ・はダルビッシュ、田中の両新鋭を先発させるらしい。
セ・は上原が先発に回るのが、落合監督の意向とか。巨人G の内紛狙い?
そんな生臭い話が飛び出すが、両チームが意地を掛けた戦いを臨む。

下記は各チームの監督が後半戦の意気込みを語る。新聞の切抜きをそのまま紹介。


   
   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

文化大学のこと NO1

2007-07-19 12:58:21 | 勉学
5月末から週1回千葉市文化大学に通っている。
毎週2時間の講座だが中々に中身の濃いもので楽しみに通学している。
そして3回連続の講義が1クールで、既に2クールが終了した。
そして今日から第3クールの始まりの講義があり、午後には出掛けます。

今回は第1クールの「歴史からみる藤沢周平文学」を紹介、小生なりの感想を記したい。
もともと文学と歴史学は隣あわせながら、余り対話をする事がなかった。しかし藤沢周平の作品は、江戸時代を理解する上でまたとない題材である。との観点から歴史学者であり藤沢文学の研究家高橋敏先生の講義に引き込まれた。

「天保悪党伝」講談や歌舞伎でお馴染みである、「天保六花撰」や「天衣粉上野初花」を下敷きにした小説だ。
六話からなるオムニバスの形式を取り、登場するのは6人の人物と周辺に巣食う悪党達だが、何らかの宿命を背負い、お上のご政道に反発して、一種の義侠心を持った人物たちである。
飲む打つ買うは朝飯前、金になれば平気で人を殺す悪党だが、最後まで冷酷な悪に徹しきれず弱きをたすけんがために身命さえ賭す任侠の人の善さを感じさせられる人物たちでもあるのだ。
生きんがために、ゆすり、騙りを繰返し、更には子息の任官の為の賂路の資金を用意しようと、水戸藩にゆすりを掛け破滅する河内山宗俊。そして子分を任じた片岡直次郎。
悲惨な父親の死をもたらした本庄藩に復讐をはかるが、巨大な支配体制の前に挫折する森田屋清蔵。
金子市之丞は博徒として、八州回りから逃れて、追剥に身をやつす。花魁の三千歳とくらやみの丑松も時代に翻弄させられながら、江戸の暗闇の中で生活せざるを得ない。歌舞伎の世界でもお馴染みの人物達に親密感も覚えた。
文化、文政の江戸時代の爛熟期に於ける、アウトーローたちを妖しい魅力を持って描いた作品だ。
見るものは見尽くしたとして、時代小説にのめり込んだ藤沢周平文学だが、現代を江戸時代にスリップさせる手法で描いた、脂ののりきった時代の作品のひとつの様だ。

他には市井の人を題材に「江戸の辺境に生きる」職人、商人を描く人間模様の作品の数々。
永く病気に悩まされ、業界紙の編集者から小説家に転進、そして直木賞受賞から恵まれた時代へと辿りつつ、作品の中身が徐々に明るさが増してくる過程が見えてくる様だ。
そして郷里鶴岡を題材の「義民が駆ける」は時代小説から歴史小説への変換が行なわれる。地元で永く語り継がれた歴史事項だが、何故に農民が多くの犠牲を払う危険性を冒して、幕府に三方国替えの翻意を訴えたか。
義民として称えられた農民達にも、したたかな計算が隠されていて一面的に捉えられない歴史の真実があるのだろうと、藤沢周平があとがきで述べている。同感である。

郷里山形の出身の藤沢周平の作品の魅力を再発見できる機会になりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1100年前からの不滅の法灯

2007-07-18 16:22:23 | 独り言
先日郷里の山形で亡母の法要があり出掛けました。その際に短時間だが「山寺」に立寄りました。
この山寺はご存知の方も多いでしょうが、芭蕉の「奥の細道」でも紹介されている「立石寺」がある。
貞観2年(866年)に慈覚太師によって開創され「宝珠山立石寺」が正式な名前である。
その後は東北の霊山として、幾多の修験者に崇拝を受けた名刹であるし、また俳聖芭蕉も訪れた事でも有名になった。
全山には堂宇が散在し、奥の院まで続く石段は1015段あるとされている。
欝蒼とした杉木立のあいだを行く参道には、石塔婆や石仏があり、古来からの修験者の厳しい修験の様が伺える。夏とは思えない涼しく静かな佇まいでした。
百丈岩の岩上に納経堂、開山堂などが並んでいる。さらに舞台造りの五大堂からの眺めは絶景だと言はれる。
芭蕉はこの参道を登る際に「閑けさや 岩にしみ入る 蝉の声」の名句を詠んだとされている。
今回は時間がなく350段程の静かな参道を歩いて戻りましたが、改めて時間を取り再度訪れ奥の院まで登りたいと思った。

本堂である根本中堂には、1100年前の建立当時に比叡山延暦寺から分灯された「不滅の法灯」が灯されている。
比叡山延暦寺は織田信長により、全山焼き討ちにあい延暦寺他の堂塔全てが消失した。
その後に再建された延暦寺根本中堂には、この「立石寺」から法灯が戻されて再び灯ったと伝えられている。
小生は1100年燃え続ける法灯を拝見出来ないかと堂守の僧に聞いたところ、200円を支払へば堂内に入れるとの事だった。さっそく薄暗い根本中堂の内裏に入り、ご本尊前まで進んだが勿論ご本尊は50年に一度の開帳であり扉がきっちり閉まっていて拝見する事は出来ない。
そして法灯はご本尊の前に金色の灯篭が天井から2基吊り下げられていて、幸運にも1基は扉が開いている。
ロウソクが灯っているのかと考えていたが、受け皿には油が入っていて糸芯が燃え続けていた。
何と1100年前からの灯火が連綿と受継がれている不思議と、時の流れの雄大さをも感じ取った瞬間だった。

立石寺根本中堂
       

俳聖芭蕉像
               

句碑
       
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本列島ダブルパンチ

2007-07-17 13:50:56 | ニュース 
天声人語子が、柳澤桂子さんと言ふ方が書かれた文章を紹介されていた。
「度重なる大量絶滅や、大型動物の捕捉をのがれて、われわれの祖先は進化してきた。それは奇跡と幸運の積み重ねであり、今、地球上に生きている生物すべてのいのちが尊い所以である」
確かに何十億年と続く地球の営みのなかで、台風も地震も数多く起きてきた。
それは気象の動きであり、大地の叫びでもあったし、残念ながら地球と生物のどうにもならない力関係だった。しかしそのなかで、人類は幾多の多難を克服して現在の繁栄を築いてきた事になる。
昨今、対策が急がれる地球温暖化は、この自然の営みを悪化し加速させる動きを持つ。
一人ひとりが出来る温暖化対策にも、われわれは取組んでいく必要があると思うのです。

7月上陸としては最強の台風が、沖縄や九州、四国、東海沿岸から房総半島をかすめて東に去った。大雨と大風は各地で大きな被害をもたらした。

そして昨日は新潟中越地方をM6強の地震が襲った。
04年の中越地震、昨年の能登半島地震に続く、95年の阪神・淡路大震災に匹敵する地震になった。
今朝の新聞では、新潟から神戸に達する地帯は、「新潟ー神戸ひずみ集中帯」の活断層が連なっているらしい。この地帯の今後の活動を懸念する声も出ている。

被災地区では住民の生活に支障が出ている。道路が寸断され、がけ崩れで線路もふさがれた箇所もある。電気やガス、水道も広い地区で止まっている。過疎地帯と言はれる集落での生活路の確保も急がれる。
相次ぐ余震の心配から、避難所生活を強いられる事態も多い。避難所での生活ではエコノミー症候群対策も必要だ。
風の影響も受けやすい地方なので、屋根は比較的重量のある瓦が使われている、そんな家屋が横揺れで崩れている。
震度6強では、立ってはいられない、歩けない程の揺れになるそうだ。ご年配の方が逃げ遅れて死亡した例が多いのはそんな事が遠因でもある様だ。
被災地の中の原子力発電所の耐震性も心配になってきている。早急な対応も求められる。

どちらしても今回の被害に遭われた皆様方に心よりお見舞い申上げたい。
政府はこれまでの経験を活かして、被災地の皆様の救済に全力を上げて頂きたいものです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする