ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

「もみじマーク」のこと

2009-07-28 11:30:03 | 独り言
 「もみじマーク」のデザインが見直されるらしい。たしかに高齢者がこれだけ多くなっているのだから、必然的に高齢者の運転が増加するのは止むを得ないことである。ただこのマークは「もみじというより枯れ葉か涙」に見える。さらにこのマークを付けて走る車が、心無い運転者からは邪魔者扱いにされると悪評が高かった。

 しかし実際に市中を走っていると、このマークを付けた車は要注意である。非常に小回りの利く小型車が多く、路地からヒョイと突然飛び出してくる、交差点前では逡巡している様が良く分る、さらにコマメにブレーキを踏みまくる。一車線の田舎道なら、後に続く若い人ならイライラが頂点に達していることと察しられる。しかし臆病に、慎重になっている高齢者の運転、我々は大目に見てあげる必要性もあるのだと思う。

 考えればこの「もみじマーク」の有り無しに関係なく、世間は高齢者に対して「非情」になり過ぎていないだろうか?。一連の後期高齢者医療制度の導入や老齢者控除の廃止。さらには「高齢者は働くしか能がない」と高言する総理。介護保険料や地方税を年金から差引く制度を当然の如く導入する官僚たち。痛みを伴う改革のしわ寄せが高齢者に大きく伸し掛かっているのだと思う。

 車の運転だけでなく、高齢者が静かに、平穏に暮らしていける政治を実現してくれる党に、今回は一票を投じたいと思う。うわべだけの巧言を羅列だけしていないか、各党のマニフェストを充分見極めたいものである。

 
 
コメント (8)
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