ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

赤鼻のセンセイ

2009-07-23 11:30:56 | TV DVD
 最近は刑事モノか時代劇のドラマを見ることが多い。その中で水曜日ドラマで日本TVの「赤鼻のセンセイ」第3回を見ました。実のところ第1回は見ていない。先週の第2回の後半から見始めたものである。

 内容は院内学級(大きな病院では入院している子どもが勉強に遅れないように病院内に教員を配置してしている制度)の先生と子どもたちのふれ合いを描いている。桜山総合病院に新たに熱血教師石原(大泉洋)が赴任してくる。入院している子どもには笑いが一番と赤鼻センセイはさっそく張り切っているのだが。

 先任の女教師大川(小林聡美)は常に冷静で冷蔵庫と呼ばれる。しかも熱血漢ぶりを発揮する、赤鼻センセイの行動には批判的だった。この回は新たに入院してきた母子家庭の子ども千佳の歓迎会を企画するが、小児科医師に反対される。しかしこの子どもが常に母を思い遣り、我慢を強いられてきた心の内を、大川先生に教えられたことから、やはり盛大な歓迎会を開くことにした。

 子ども達や、院長先生などの協力もあり盛大に行なわれた歓迎会は、千佳が絵日記に夢として描いていた母との思い出とした、海や遊園地や山の上の風景などを病院内に実現して体験させることだった。圧巻は山登りの果てに、やまびこが聞えると子どもたちに大声をださせ、隣のビルに待機した大川教師が答える場面である。千佳は「お母さんともっともっと一緒に居たい」と本音を吐露する場面では思わず涙が止まらなかった。

 何年か前にもNHKでも、院内学級の問題を取上げたドラマがあったが、この問題については小生も興味があった。そして今回のこのドラマ、少々間抜けな熱血漢として描かれている石原先生が面白い。また大川先生役の小林聡美さんは今回の様な役は実に適任であろうと思っている。

 ただいささか背景の病院や、医師たちに厚みがない感じがするのが惜しまれる。来週以降も楽しみに拝見はしたい。

コメント (2)
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