ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

G戦士・坂本勇太選手

2009-07-01 14:40:20 | 野球
 プロ野球セ・リーグは読売巨人軍が首位を独走気味に突っ走っている。交流戦ではいささか苦戦したかに見えたが、リーグ戦に戻っても元気である。実に充実した選手層が活躍しているのだから、当然と言へば当然なのかも知れない。

  そのG戦士軍団のなかで、坂本勇太選手に注目している。この選手のことを知ったのは、2006年のドラフト会議が終わったあとの報道ステーションと言う番組である。キャスターとして登場した、読売巨人軍の球団代表補佐の長嶋一茂さんがドラフトで一位指名した坂本選手の事を話したからである。

 巨人軍は球界随一の金満球団として、FA選手や、入団希望枠、さらに外国人選手の引き抜きなどで戦力を強化してきた。しかし球団の方針で この年から巨人軍は自前の生え抜きの選手の育成を強化しようとしていた。そしてスカウトのひとりが無名の光星学院の坂本選手を強く推し、ドラフトで一位指名したのだった。

 巨人に入団した坂本選手は、2007年は2軍で徹底的に鍛え抜かれた。そして2008年の開幕戦からはスターティングメンバーに選ばれ、144試合に出場している。そして今季は打率3割5分1厘、31打点、9ホーマーと完全に一軍に定着する活躍を見せている。昨年の日本シリーズでホームランを放ったのも印象に残っている。

 大きく方向展開したかにみえる巨人軍だが、貪欲にベテラン選手も獲得しながら、坂本選手はじめ多くの若手選手も登用しながら戦っている。そこに今年の巨人軍の強さが見えてくる。選手名鑑をみると支配下選手の他に、何と12人の育成選手も、第2、第3の坂本選手を夢見て練習に明け暮れているようだ。

 プロ野球界も積極的に新陳代謝をはかり、若手選手を育て上げていくチームに勝利の女神が微笑むのだろうと思う。

坂本選手(巨人軍HPより)

              


コメント (6)
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