ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

聖火リレーの迷走ぶり

2008-04-18 15:10:10 | ニュース 
北京五輪大会のメイン会場、通称「鳥の巣」が公開された。中国は8月の五輪開催に向けて、いよいよ最終コーナーを回った感じだろう。しかしチベット問題を引きずって、聖火リレーは妨害活動などで、同時に騒ぎもリレーしている。ロンドンーパリーサンフランシスコーインドと進むにつれて活動家の拘束からリレーの途中での打ち切り、コースの全面変更、終了式典の中止など、騒動が次第にエスカレートしている。
26日には我が国では長野市にやってくる。警備体制の強化などと平行して、過激な活動家の入国制限なども検討されている。そして中国からは聖火セキュリティーランナーも送り込まれるとのニュースもある。長野市では聖火リレーのコースにあたる高校が休学を決めたり、善光寺ではスタート地点の返上を決めた。急ぎリレーのコース変更も検討せざるを得ないことになった。サンフランシスコの様に市民から隔離された聖火リレーになるなどは悲しい、長野市ではそうなって欲しくはないものだ。

一方で中国は「多くの市民が聖火リレーを熱烈歓迎し、全世界が北京五輪を支持していることを示した」と強気の発言をしている。しかし中国は多くの国で見られる聖火リレーの騒動を「他山の石」とせず、人権抑制問題やチベット問題では大人の対応をして欲しいものだ。真の大国らしい態度を示す良い機会だと、世界の多くの人達が考えていると思う。
世界の200余国から、4年の一度のスポーツの祭典に集うアスリートたちが、最大限の力を発揮できる大会にするためにも、是非とも必要なことと思う。
コメント (6)
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