ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

月島、佃島への思い

2008-04-02 15:40:27 | TV DVD
今週から始まった、NHKの朝ドラ「」が軽快な滑りだしを見せている。同ドラマのHPにアクセスしてみると、今回の主題は「里親制度」(養親のこと)の問題を取上げているらしい。
ドラマの主人公の「瞳」が北海道から母親に連れられて、東京の下町の月島で行なわれた祖母の葬儀に参列するとこから始まる。実は母親は結婚を機に、祖父とは絶交状態であったことが分る。そして残された祖父は3人の里子を養っていた。しかし里親制度では夫婦の片方が居なくなれば、かわりに20歳以上の補助者を置かなければ、里子を返上する必要が出てくる。今朝までのドラマの進行はここまでだが、主人公が祖父に協力して、月島の祖父の元に住んで里親の役を続けることになるらしい。そして母と祖父、さらには母と父との仲を取り持つ物語になるらしい。主人公はダンスが大好きで、ヒップホップダンスを習っている。現代っ子の主人公を、前回のドラマでは落語をやらせたが、今回はストリートダンスをさせる事で対比しているのが面白い。主人公役の榮倉奈々さんは、若手の女子プロゴルファー達に似た、爽やかな感じがして好感が持てる。祖父役を西田敏行がどっしりと演じている。

さて舞台になる月島、佃島のことである。小生の家族はこの月島に隣接した勝どきという町に10年程住んでいた。したがって今回のドラマに出てくる風景は実に馴染みの土地なのである。隅田川の向こうは築地から銀座の都心になる。さらに都民の台所を預かる築地魚市場が近くにあり、江戸、明治の時代から脈々と続いた下町の風情に、近代的な超高層のマンション群があり、そしてもんじゃ焼きの本場でもある。狭い路地を持つ長屋風の住宅群も永い歴史を感じさせる街でもあるのだ。休日には良く歩き回った懐かしい土地だ。
今後のドラマの進行に従い、月島や佃島の街がふんだんに紹介されると思われる。実に近代化された東京の中で、今なお残る人情溢れる江戸っ子達の物語は、今後が楽しみである。皆様にも是非ご覧いただきたい。

NHKのHPから借用

  

          


コメント (6)
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