ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

アルハラ防止キャンペーン

2008-04-04 17:39:01 | ニュース 
19歳の女子大学生が、お酒なしでも交流できないか、と新聞に投書していた。大学生を一年続けて飲み会の多さを驚いている。親入生歓迎会から、サークルや学科の友人達との飲み会など、夜のお付き合いの多さを嘆いている。ほとんどが飲み放題で意識がなくなるまで飲んだり「イッキ」コールで盛上ったり、朝までハシゴをする友人もいるという。しかし大学一年生は現役なら未成年である。お酒は飲めないはずだ。しかし飲み会では当たり前のように酒を飲む。投書をされた本人の両親は一切酒も飲まず、本人も全く飲めないという。しかし会に出れば乾杯時や先輩の進められたら飲まざるを得ない。そして一番の苦痛は金銭的な負担もあることだと言はれる。

4月に入り新入生や新人社員歓迎会が開かれるこの時期。イッキ飲み防止連絡協議会が、今年もアルコールハラスメントをなくすための啓発キャンペーンを始めた。強制的な飲酒を断るためのアイテムとして「アルハラ・ヤダピョン」コースターを配付している。アルコールハラスメントとは、イッキ飲みの強要や酔いにまかせた暴力・暴言・迷惑行為のことである。
ここで心配しているのは、「伝統」や「場の盛り上がり」といった集団の中での心理的圧力が、通常では飲まない量の飲酒につながり、最悪の結果を引き起こすのを防止しようというのだ。そして危険な飲み会の共通点は①強い酒を短時間に飲ませる②酔いつぶれた人を放置することだという。新たに大学や企業に入った若者には、自分の限界を弁えない者が多いのも事故につながる危険性がある。

新入生や新人社員の飲酒による事故の防止の為にも、周囲の人達や先輩諸氏の配慮が望まれる。同時に未成年者への飲酒の強要も周囲の人達はもちろん、飲食店側にも断る姿勢が要求されると思うのだが、どうだろうか?そして飲めない人には執拗に勧めないこともマナーのひとつだろう。

アルハラ防止「ヤダピョン」コースタは下記のようなモノである

           
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする