ここも非常に行きづらい所でした。
亀山市といえばカメヤマローソクを思い出す年代の僕、さしづめ今なら液晶テレビの亀山工場として毎日のようにTVに登場しているのだが。
いつものように僕の馬鹿ナビに住所を打ち込んでいくが、まさかと思うような住宅街を越えた奥へと誘導される。
しかしこれが確りあたっていて、路地の先に大銀杏を発見、寺院にしては奇妙な門の右手に在る駐車場に車を停める。
宗英寺(そうえいじ)は通称イチョウ寺と呼ばれているようで、古くから著名な大イチョウで、三重県下で最大のイチョウだそうです。
5月20日は良く晴れて暑いぐらいの初夏の1日でしたが、この辺りは前日に雨風が強かったのか、落下したまだまだ青い小さな銀杏がこの銀杏の大木の周りを埋め尽くしていた。
原産地中国のものが日本に持ち込まれたのは、諸説あり平安後期から鎌倉時代にかけてとされ、日本ではいくら樹齢が古くても千年を越えるものが有り得ないのだが、時々樹齢千何百年と表示された銀杏の巨樹にお目にかかることも有る。
宗英寺のイチョウは樹齢約600年、目通り幹周7.63m、樹高約32m、、枝張りは東西15m、南北18mと表示されている。
風当たりの強い高台にあって、高い樹高の関係で台風等による枝の折損被害を受けることも多いが、青い葉を枝一杯に付け、樹勢は今も旺盛そのもので、
秋の見事な黄葉も見て見たいものです。
撮影2007.5.22