前回紹介の木曽谷須原から木曽川、JR中央本線と共にどんどん南下して行くと妙な地名が重なるところに出遭う。
その名も読書(よみかき)、柿其(かきぞれ)・・・・、なんとも妙な地名ですが??因みに検索、何のことは無い合併に拠る語呂合わせのようでしたが・・
国道19号線から木曽川越に天を突く大きな杉の木が見えるのでその方角に橋を渡り近づいてみた。
柿其(かきぞれ)橋を渡るとすぐに八劒神社のそう広くない社叢があり、社殿の背後に大きな切り株が見えてちょっとがっかり。
遠くからでも大きく見えたこの杉の木は殆ど残骸状態だったようです・・・。
元々は四本の合着杉で昭和32年に1本が枯れ、第二室戸台風(昭和36年)で1本が倒れ、現在のような姿になってしまったようです。
勿論伐られた株も含めた数字ですが目通り11.8m、樹高さ38m
それでも切り株の見えない方向から撮ると見事な大杉・・、さぞかし四幹が大きく空を目指していた頃には圧巻の姿だったろうに・・
樹齢は切り株の年輪から530年と推定されているようです。
撮影2009.5.2