前回紹介の野村野ケヤキから南へ約1.5km、「姉川の合戦」の由緒を持つという杉の大木がある。
姉川の南岸、田園地帯の真ん中にこんもり盛り上がった岡が有り、此処に姉川合戦の際、徳川家康が陣を敷いて勝利したと言う謂われから勝山と呼ばれている。
その勝山の南東裾に流岡神社の旧社地が有り、小さな祠の脇に大きな杉の木が一本聳え立っている。
梢は見えないが、合戦の折、両軍の矢が飛び交い梢を折ったため頂部が失われたと伝えているようです。
確かに下枝が元気良く葉を茂らせている様には見えますが・・・。
大きなしめ縄を懸けられ神木としての威厳を示すかの様に立つ大杉は目通り5.7m、樹高27m、樹齢(伝)1300年となって居ます。
しかしどう見てもそれほどの老体とは見えず、姉川の合戦を知っているかはどうだろう???
もしかしてこの杉は二代目なのかも???
撮影2010.4.10