湖北方面から福井方面に向かう北陸道が敦賀ICを過ぎた辺りで上下線が大きく岐れるが、その深い山間の小さな集落入り口、少彦名神社の傍ら、児童公園脇に立ち尽くすタブノキです。
余談ですが・・・あの高速は上り線と下り線でどうしてあのような別ルートを走っているのか走る度、いつも不思議出なりません。
敦賀IC近くで国道8号線から分れる国道476号線は北陸道上り線沿いに進むが樫曲(かしまがり)で国道476号と別れ、多に沿い道を2km奥に進むと越坂(おっさか)の鄙びた佇まいが見える。
ジャングルジム滑り台とタブノキの巨木、その奥に豪雪地帯特有の外観を持つ西願寺(さいがんじ)・・・、まるでこのタブは寺の境内に有るようにも見える。
戸数10軒ばかりの小さな小さな集落、昼間でもすっかり人影も無く音も無い・・・・、しかしタブノキはそんな村の様子を見続けるかの様に聳え立っている。
樹齢約300年、目通り5m、樹高25m・・・・、一寸物足りなさを感じるものの鄙びた山村に立つタブの巨木はそれだけで充分。
撮影2009.11.7