灯台もと暗し、ついつい近くなので見落としてしまっていた桜の銘木です。
信楽、畑は家から車で約30分、狸の置物で有名な信楽の町から山中に入った山里に開けたた小さな集落で、都桜と呼ばれるこの古木は集落の寺院跡だと言われる小高い丘の上にあって周りの長閑な山里風景に溶け込んだ景観がすばらしく、この桜の時期には自家用車が大挙しておしよせ小さな集落は大賑わいになる。
ここは花の無い時期には車に出会うことも無いほど閑散としたところなのだが僕の訪れた4月12日は写真の通りの大賑わい。
4月4日にここを訪れたときにはまだ一輪の花も開いていなかったのですが、その後の1週間が馬鹿暖くなり一気に満開を迎えたようです。
京都市内や、近くの平地では桜吹雪が始まる頃にやっと見ごろを向かえたようです。
樹齢400年、樹高約12m、幹の最大周囲、3.7mと言われているエドヒガンザクラです。
何年か前までは樹も衰弱していて花も少なかったようですが樹木医も入り地元の人たちの熱意も相俟って、ここ数年元気を取り戻し枝いっぱいに見事に花を咲かせている。
撮影2009.4.12