京都地域では秋の紅葉の隠れスポット、粟生(あお)の光明寺として知れ渡った京都西山に有る古刹です。
行政的には京都市内ではなく隣町の長岡京市に属していて、西山派浄土宗総本山として日々信者の参拝も絶えるる事がない。
山門をくぐり、両側にもみじの古木が続くなだらかな石段を登りきるとの正面に本堂が現れるが目的のビャクシンの巨木は見えない。
さすがに西山派浄土宗総本山、境内は広く、何処にもビャクシンへの案内板など見当たらない。
本堂左側の石段を下りかけると目の前にビャクシンと判る大きな木立が聳えている。
樹齢400年~500年、幹回り目通り3.88メートル、樹高15メートル、法然上人火葬跡前に献花として植樹された一対のビャクシンのうちの1本だとされている。
ビャクシン独特のあのねじれ苦しむような幹には強い生命力が感じられます。
京都府自然の200選、選定。
撮影2007.10.28